長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

トラウマの 正体みたり? やっぱ変  奥浩哉『変』シリーズ ひとまず第1章

2012年03月16日 15時55分15秒 | マンガとか
 どうもこんにちは~、そうだいでございま~っす。
 今日も千葉はいいお天気でした。ただ、明日は久しぶりに雨が降るかもって言うんでねぇ。あさってぐらいから、この前にも言った岡山行きとか、個人的な重要行事がバタバタッとたてこむ予定なので、体調に気をつけないといけませんなぁ~。


 さてさて、前回は観た映画のことをつらつらくっちゃべってしまいました。今回はそのおかげでのびのびになった、いまや日本を代表するマンガ家の1人となった奥浩哉先生が、その若き日の情熱をかたむけた有名な『変』シリーズの、私の「現時点での」つれづれをちゃっちゃとまとめてしまいたいと思います。
 「現時点での」と強調したのは、私がまだ、この広大なるシリーズの全貌を把握していないからなんですね……にんともかんとも中途半端な感じなんですよぉ。

 前回まであれこれを整理しますと、まず最初に、私が『変』シリーズに踏み込むために用意したのは2000~01年に出版された新装版コミックスの第2~4巻と、2006年に出版された文庫版コミックスの第2巻と9巻だけでした。
 これだけだと、読むことができるのは「ある日突然、男の鈴木一郎が女の子のような外見の佐藤ゆうきに一目惚れする」という内容の『変 HEN 鈴木君と佐藤君』(1992年8月~94年12月)の大部分と、その原型となった全3話の中編『嫌(いや)』(1989年9~12月)、そしてそれらの「鈴木君と佐藤君」ものとはまったく異なる内容の、「ある日突然、女の吉田ちずるが女の山田あずみに一目惚れする」という『好(すき)』(1991年10月~92年12月)の3作品だけになってしまいます。
 ちなみに、この『好』がさらに拡大されて奥先生の現時点での『変』シリーズの最後を飾る作品となったのが、『HEN ちずるちゃんとあずみちゃん』(1995年1月~97年3月)ということになるわけなんですね。こっちのほうは去年に全6巻の文庫版コミックスが出版されたばかりなので、比較的かんたんに書店で手に入れることができるようです。ここまできちゃったんでねぇ、いずれ私も買いそろえるつもりです! ただし、こちらは「女×女」ということで、奥先生の女体への探究心が究極までに凝縮された内容と装丁になっているので、ちょっとレジに持っていくのが恥ずかしい……まぁ、何をいまさらって話ですけど。


 とにかく、不完全ながらも以上の手ゴマだけでまず『変』の世界をのぞいてみたわけだったのですが……

 なにはともあれ、変なマンガだった!!

 タイトルにいつわりがまったくないんですよ。まさしくこの一連のマンガは、『変』!!


 私が読んだ3つの『変』作品のうち、まずは中編作品の『嫌』と『好』とを比較してみましょう。

 それぞれ、「鈴木君と佐藤君」もの、「ちずるちゃんとあずみちゃん」ものの原型となり、のちの長期連載の雛型となった重要な作品であるわけなのですが、『嫌』が全3話、『好』が全7話とスマートな容量におさまっているため、どちらも作者の描きたい「変な愛のかたち」といったものがわかりやすくストレートに投影された作品になっています。

 たぶん、奥先生がプロのマンガ家としての活動を始めた1980年代後半にはすでに、男女それぞれの「同性愛」を題材にしたマンガ作品は、もうそれこそくさるほど氾濫していたのではないかと思うのですが、『嫌』と『好』の内容が「変」なのは、それぞれで同性の誰かのことが好きになる人物が、「自分が同性愛者であることを徹底的に否定している」という部分です。
 『嫌』で佐藤君のことが好きになる鈴木君はリーゼントのがっちりきまった高校生で、それまでは女性経験も普通にあったはずなのに佐藤君に出逢った瞬間から彼に夢中になってしまうし、『好』のちずるちゃんにいたっては、肉体関係が目的としか思えない大学生の彼氏がちゃんといるのに、それと並行する形であずみちゃんに心を奪われてしまうのです。

 当然、物語の中で佐藤君につきまとう鈴木君や、あずみちゃんにべったりなちづるちゃんを見る周囲の目は大半が「気持ち悪いな……」という冷たい視線になってしまうのですが、鈴木君やちづるちゃんは「惚れたのがたまたま同性だっただけ! しょうがねぇだろ!!」といったひらきなおりに近い明るさで相手にアタックしていくのです。

 この、「つきあったところで、行きつく先は幸せなのかどうか……」というあたりの一抹の不安を吹き飛ばすキャラクターの陽性さかげんは『嫌』も『好』も同様なのですが、1989年の『嫌』、1991~92年の『好』と奥先生がキャリアを積むごとにそのぶっとび感はアップしていき、その方向性でマンガならではのキャラクターの縦横無尽な活躍ぶりがついに爆発してしまったのが、『好』の次に連載が開始されることとなった『変 HEN 鈴木君と佐藤君』なんじゃないかと思うんですねぇ。


 ところが、この『変 HEN 鈴木君と佐藤君』は、「変な愛のかたち」というストーリーの根幹にかかわる「変さ」の他に、さらなる新要素の「変さ」を奥先生に開眼させてしまうこととなったのでした。

 それはすなはち、「長期連載の迷走ぶりが変」!! これはいけませんよ! あまりにもデンジャラス!!

 この前にもまとめましたが、『変 HEN 鈴木君と佐藤君』のおおまかなストーリーの変遷をおってみましょう。


第1部 .... 鈴木君と佐藤君との出逢い(第1~14話)

第2部 .... 鈴木君の恋がたき・冴木貴仁の登場(第14~26話)

第3部 .... 鈴木君と冴木君のマンガ対決(第27~67話)
       鈴木君の妹・早映菜と冴木君に想いをよせる滝川美咲の登場

第4部 .... 自信家の美少女・山本静香と自称「真性半陰陽」西条ひろみの挑戦(第68~85話)

第5部 .... 鈴木君と佐藤君の前世にまつわる騒動(第86~113話)

最終話 .... 日本マンガ史上もっとも最終回らしくない衝撃の最終回


 こんな感じになっておりまして、あいまに同性愛のお兄さんから鈴木君(リーゼントのほう)が追いかけられるというミニエピソードもはさみつつも、だいたいはこんな流れの連続ストーリーになっております。
 このうち、原型の『嫌』のかおりを残している内容は第1部と4部のみ。第4部のメインキャラとなる山本さんと西条さんが『嫌』に登場するわけではないのですが、魅力的な人物が現れて鈴木君に強烈なアプローチをかけるという構図は共通するものがあります。

 ということなので、逆に言えば、『変 HEN 鈴木君と佐藤君』はそのほとんどがオリジナル要素でできあがっているんですね。要するに、主軸となる鈴木君と佐藤君との「変なつきあい」はもちろんあるにはあるのですが、1990年代前半に成長した奥先生が当時リアルタイムで関心を持ったテーマが第2・3・5部には投影されているのです。

 まず第2・3部にかんしては、やっぱり鈴木君と同じように同性愛者ではないはずなのに佐藤君に興味を持ってしまうイケメンの冴木君の登場と、高校のマンガ研究クラブに所属しながらプロのマンガ家になるため研鑽を重ねているメガネ女子の滝川さん(メガネをはずすまでもなく美人)、そして、中学生でありながらすでにマンガ家デビューして大ヒット作『NIGHT RUNNER (ナイトランナー)』を連載しているペンネーム「大野克幸」こと、鈴木君の実妹の早映菜ちゃんの登場と、はっきりいって「鈴木君と佐藤君のあれこれ」が無くても十二分に話がゴロゴロ転がっていきそうな面白要素にあふれているのです。

 余談ですが、早映菜ちゃんの連載しているマンガ『ナイトランナー』自体のストーリーは作中では紹介されないのですが、真っ黒でピッチピチのスーツをまとい、口径のばかにでかい銃のようなものをかまえている青年が描かれている単行本の表紙イラストといい、異形のクリーチャーとの激しいバトルアクションがスケッチされている彼女のイラストメモといい、『ナイトランナー』はおそらく、奥先生その人の現在の代表作となっている『GANTZ 』にきわめて酷似したマンガであるようです。つながってるねぇ~!!

 第2部は、学園コメディによくあるような佐藤君をめぐっての鈴木君と冴木君とのバスケ対決などが健康的に展開され、佐藤君が普通の女の子だったらどこからどう見ても王道のスポーツマンガなのに……という様相を呈しています。
 ここを見ると、どうやら当時の奥先生はスポーツで激しく躍動する筋肉やコマ展開のテンポの技術を貪欲に吸収しようと努力を重ねていたようです。

 ここ!! ここなんです。奥浩哉先生のキャリアは、まさしく「なにかの分野に挑戦する」対象の移り変わりでその20数年間がいろどられて現在にいたっているんですね。奥先生の努力のすさまじさはその作品を観ても一目瞭然で、たとえば『嫌』と『変 HEN 鈴木君と佐藤君』にはたかだか3年ほどの時間差しかないのですが、そのタッチには別人かというほどの劇的な進化が見られ、さらに『変 HEN 鈴木君と佐藤君』だけの中でも、第1話と最終話(時間差およそ2年半)とでは格段のレベル差があります。

 たとえば、奥先生の画風はデビュー当初は「リアル志向」で、『嫌』の鈴木君は「やんちゃしている雰囲気たっぷりの不良」で佐藤君は「女に見間違えられなくもない華奢な男子」という感じになっていたのですが、その3年後の『変 HEN 鈴木君と佐藤君』にいたっては、鈴木君は「なぜ不良になっているのか理由がさっぱりわからない美青年」で佐藤君は「もはや女子が男装しているとしか思えないかわいこちゃん」というふうに衝撃的な変貌を遂げているのです。同じキャラクターなはずなのに、なにこれ!?


 ただ……その移り変わりの激しさゆえに、『変 HEN 鈴木君と佐藤君』には作品カラーの一貫性がなかなかない!! どうやら奥先生は、作中で起こる出来事の「脈絡」というか「つながり」のようなもののディティールには、作画ほどの興味を持っていないのではないでしょうか。
 も~う読者をふりまわすふりまわす。

 第2部のスポーツ対決で、両者とも拮抗した高い身体能力を持っていたために勝負がつかなかった鈴木君と冴木君。
 そんな2人にあきれた佐藤君は、『かぐや姫』理論で2人に無理な難題をふっかけてあきらめさせるために、続けてこんな第2回戦を提案します。

「マンガ対決! それぞれがマンガ作品を執筆して『ヤングジャンプ』の新人賞に応募して、より高い賞に入選したほうが佐藤君の恋人になれる。負けたほうはあきらめる。もし2人とも入選されなかったらどちらもあきらめる。」

 体育会系の対決から思いっきり文化部系にふり切れてしまいました! 両極端だな~。

 佐藤君が提案した時点では、鈴木君も冴木君もともに、マンガどころか絵心が皆無に近かったのですが、「勝ったほうが佐藤君をゲット」ということで、本人たちの驚異的な努力はもちろんのこと、それぞれ鈴木君に妹のプロマンガ家の早映菜ちゃん、冴木君に高校のマン研随一の実力を誇る滝川さんがコーチについたことによって、にわかに新人賞の獲得は現実味を帯びたものとなってくるのでありました。

 こういった流れの第3部「マンガ対決編」は、以上のような経緯のために「佐藤君×鈴木君」という構図は一気にうすれ、そういった前提があった上での進行ではあるものの、一緒に努力する「鈴木家の兄妹」と「冴木君×滝川さん」の2ペアが物語の主軸となっていくのです。佐藤君は完全に高みの見物! 気楽な主人公もいたもんです。

 このため、第3部によって『変 HEN 鈴木君と佐藤君』における「男が男を好きになる」テイストはサーっと影をひそめるようになり、この対決がきっかけで急速に距離を縮めた冴木君と滝川さんはきわめて普通のラブコメチックな愛をはぐくむこととなり、最終的に冴木君は佐藤君を鈴木君にまかせて滝川さんとともにお話の舞台を去っていくのです。ふっつー! ふつうの高校の恋愛だ~。

 こんなことからもわかるとおり、奥先生は第3部の時点で早々に「鈴木君と佐藤君」の物語を中心におくことを放棄しています。飽きたと言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが、『変』という枠を守るかたちで、そこにどうにかして「今、自分が描きたいもの」をぶち込んでいきたいという情熱は尋常でないものがあります。普通なら飽きた時点で『変』というマンガ自体をたたむのが自然であるような気がするのですが、そういったありきたりな選択をしなかったところに、奥浩哉先生の『変』シリーズの「変」たるゆえんがあるんじゃないでしょうか。

 あと、『バクマン』や『まんが道』ではないのですが、第3部に「プロのマンガ家」と「マンガ家になりたい少女」という2者を登場させたところは、当時の奥先生の「今」と「あのころ」を投影させた興味深い部分もあるかと思います。どっちも男じゃなくて美少女ですけど。

 ちなみに、『変』シリーズの諸作にはいたるところに「奥浩哉」という名前のちんちくりんな体型をした青年か、そのヘアスタイルが単にロングになっただけの少女「奥園さん」が登場するのですが、このキャラクターは作者本人というよりも物語全体に的確なツッコミやちゃちゃを入れる便利な観察者として機能しています。美青年、美少女ばっかりの『変』シリーズの中では貴重な箸やすめになる「非美形キャラ」ですね。


 第3部ののち、第4部に入ると今度は鈴木君に2人の美しき挑戦者「山本さんと西条ひろみ」がたて続けにモーションをかけてくるという、うらやましいにも程がある展開となり、そういった外的要因のために佐藤君にたいする鈴木君の愛情はさらに燃え上がっていくこととなります。ただ、絵的には「美青年に接近する美少女」という構図が前面に押し出されることとなるため、やっぱりここでも「男×男」という部分の背徳感のようなものはうすれていく一方です。

 そして、実質的な最終章にあたる第5部になると、構図は原点回帰な「鈴木君×佐藤君」になりながらも、「鈴木君が佐藤君に一目惚れした原因はなんと、2人の前世の因縁によるものだったのだ!!」という、現実的な問題をズドバビューンとぶっ飛ばした非常に空想的な物語が展開されていくのです。
 もう、「鈴木君と佐藤君は前世、太平洋戦争中に生き別れになった兄妹だった」とか、「前世の鈴木君が乗っていたゼロ戦が南国の小島に不時着して、そこで出会った部族の娘が妹の早映菜ちゃんの前世だった」とか、「佐藤君の前世が盲目の女性だったために現世の佐藤君までもが盲目になってしまう」とか……なにがなんだか。きわめてインスタントラーメン的な三島由紀夫の『豊饒の海』みたいになってますよ、これ。

 また、これらの前世がたりの大部分が「自称・前世が見える男」の口から出た内容だけで構成されているというのだからぶっ壊れています。なんなんでしょうか、この「筋ともいえない筋」。もう同性愛もへったくれもあったもんじゃありません。

 そして、その混沌たる第5部がモヤモヤ~ッとした結末とともに終幕して、そのまたあとに「とってつけたような」第114話、すなはち最終話が登場します。

 これはもう、ホンットにふつうの「ある日」!
 佐藤君が「つきあうとしたらどんなことすんの? 『彼女』になってあげるとしたら?」という言葉を鈴木君に投げかけて、酒を飲んだり女装したりして逆に鈴木君を振り回すといった内容のドタバタでこの回は終わり、これとともにおよそ2年半続いた『変 HEN 鈴木君と佐藤君』は「完!!」となるのでありました。

 まさしく「はへっ? こ、これでおしまい!?」という終結。
 記念すべき最後のコマでの2人の会話のやりとりは、


佐藤 「さて、帰るか……」

鈴木 「帰るかじゃねーよっ。どこが『彼女』だよっ。いったい何しに来たんだよォ!」


 でした。普通だ……ごく普通のラブコメのオチです。でも、「男が男を好きになる?」「2人はどうなる?」「っていうか、そもそもあんなにかわいい佐藤君は男なのか?」というもろもろの問題をひとっつも解決させないで普通に「チャンチャン☆」としめてしまうこの最終回は、あまりにも異常! あまりにも「変」です。
 しいて似た雰囲気のあったマンガの最終話を思い出してみるとするならば、『行け!稲中卓球部』(作・古谷 実)のしんみりした終わり方があげられるんですけどね……あれも「えっ、終わり!?」という不思議な空気が流れていました。

 まったくわけのわからない、しかし、今までさんざん鈴木君に追い回されてきた佐藤君がついにその「本性」をあらわし、「ほんとに変なのはやっぱり佐藤君のほうなんだ……」という転換でおしまいにしてしまうこの最終話は、まぁ見事にこの作品と奥浩哉という作家の特徴とを体現したものだったのではないでしょうか。とにかく「正体不明」なんですよ、このお方は。


 ただ、やっぱりこういった経緯でうやむやになった「鈴木君と佐藤君」には奥先生自身もなにがしかの「やり残し感」をいだいていたのでしょう。実はこの2人の「変な愛の結末」は、その直後に連載が開始された「ちずるちゃんとあずみちゃん」ものの完成形『HEN ちずるちゃんとあずみちゃん』の後半で再びあつかわれているのだそうで。

 まいりましたね~。だったら、また『HEN ちずるちゃんとあずみちゃん』をいちから読まなきゃいけないんじゃないっすかぁ!

 やってやろうじゃありませんか……つい最近に『変 HEN 鈴木君と佐藤君』の欠巻部分となる「文庫版第1巻」もアマゾンで注文しましたからね。コンプリートしなきゃいかんわ。


 というか、今回読んではじめてわかったのですが、「男×男」ヴァージョンの『変 HEN 鈴木君と佐藤君』は、3パターンある『変』シリーズの中でもいちばん刺激がうすかったですね……

 なんとなくわかってきた。私が中学生時代に立ち読みして大きな衝撃を受けたのは、「男×男」でも「女×女」でもなく、奥先生が最初に手がけた、男が女になっちゃう「鳥合くん」シリーズですわ!!

 そうだ、そうだ……だって、私が読んだマンガは大友克洋みたいな線描の多いリアルタッチな絵だったんだけど、今回の『変 HEN 鈴木君と佐藤君』の時点ですでに奥先生は、現在に通じる無駄な線描を排した独自の作風になってたもんなぁ。

 しかも今回、いろんな資料を調べてみたら、奥先生が最初に世に出したコミックス『変』というものは、正確には長期連載された『変 HEN 鈴木君と佐藤君』の単行本コミックスなのではなくて、デビュー時から奥先生が発表してきた短編のあれこれが第1~3巻に収録されていて、肝心の「鈴木君と佐藤君」のやりとりが始まるのは第4巻からだったんですって!!

 第4巻から本編スタートって……どんだけ「変」な作家さんなのでしょうか!?

 これじゃあ、当時ガキンチョだった私も混乱するわけですよ……お話が連続してなかったり、似たような話が違う設定で繰り返されたりしてたんですからねぇ。


 ということで、そうだいはいまだ、少年時代の強烈体験マンガそのものには出逢っていないと言う結論に達してしまいました!!

 今度、私にとっての本物の『変』にたどりついた時に、この企画の「第2章」としゃれこむことにいたしまっしょ~!!

 ひっぱるよねぇ~! ひっぱるほど、奥浩哉のことが好きになっちゃったのよねェ~。
 まんまと策にひっかかり~のォ~。

 でも、女体はロマンだよね、うん。

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