ヨシムラ・サイエンス・ラボ

身近な物を材料視点で解説「サイエンスライター」
銅の良さを伝え広める「伝銅師」、金属のお悩みへの相談「メタルソムリエ」

NHK+(NHKプラス)×スプーン

2022年12月04日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先日、NHK番組 あさイチで、「スプーン あなたに至極の一本を!」と題して、スプーンについての特集が放映されました。
スプーンは、身近な金属製品として代表的なもので、材質の観点からの金属材料、形状の観点からの金属加工をそれぞれ解説する上で、非常に良い題材なので、私もしばしば講演会などで使用します。

今回の「スプーン あなたに至極の一本を!」では、非常にわかりやすく興味深くスプーンを金属材料と金属加工の観点で解説されていました。

見逃したNHK番組を見ることができる、NHK+(NHKプラス)にて視聴できますので、皆さんもぜひ!!


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)


『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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図解よくわかる金属加工

2022年11月12日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

皆様のおかげで、書籍「原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工」が、アマゾンの金属・鉱学で19位です!
ご好評をいただいているようで、感謝です。
全8章からなり、コラムも意外性の内容でまとめております。

ぜひ、お手に取ってご確認ください。

はじめに
第1章 金属材料とその加工
第2章 原材料から元材をつくる
第3章 元材に形状を付与し金属製品に仕上げる
第4章 元材に機能を付与し金属製品に仕上げる
第5章 金属加工を実現させる金型
第6章 金属加工を実現させる設備
第7章 金属加工を下支えする測定・評価技術
第8章 金属加工のこれから
コラム
01 〜かつては銀の価値は金より高かった〜
02 〜そもそも元素って何?〜
03 〜地球に鉄が多く存在する理由〜
04 〜金属は人間が鉱石から抽出したもの〜
05 〜金属加工に関連する言葉やことわざ〜
06 〜身近な鋳物 マンホールの蓋〜
07 〜注目が集まる 銅の抗菌・抗ウイルス特性〜
08 〜アルミニウムは「電気の缶詰」〜
09 〜ふいご〜
10 〜ステンレス鋼は、なぜ被削性が劣るの?〜
11 〜工作機械の受注動向は経済の先行指標〜
12 〜伝統工芸技術を活かしたキャラクター銅像〜
13 〜鋳物用合金と展伸用合金〜
14 〜圧延加工された身近な金属製品〜
15 〜実は亜鉛合金〜



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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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銅のはなし』(技報堂出版)


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皆既食中の月の色は「赤銅色(しゃくどういろ」

2022年11月08日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は皆既月食。
皆既食中の月の色は「赤銅色(しゃくどういろ」って言うらしい。
JX金属のツイッター 「カッパーくん_JX金属」 の情報でした。


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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技術士3部会合同専門会議

2022年11月06日 | サイエンスカフェ
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

先週10/30(日曜日)、奈良の王寺町地域交流センター リーベルホールで開催された、技術士3部会合同専門会議(化学部会・繊維部会・金属部会)に参加してきました。

奈良県立橿原考古学研究所の奥山総括研究員による基調講演『現代科学技術が紐解く古墳時代の技術 ~出土品が語る古代の技術~』と、3部会パネル討議が行われました。
奥山総括研究員による基調講演では、さまざまな埋蔵文化財の分析結果が紹介され、興味深く聞かせていただきました。

3部会パネル討議では、「身近な銅 古代から現代へ」と題して、私からお話しさせていただき、私たちの身の周りで活躍する「銅」についてわかりやすく紹介させていただきました。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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情報誌「はれ予報」11月号

2022年10月26日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今回、情報誌「はれ予報」11月号の一部記事「金属の教科書」の部分を監修させていただきました。
五金の金銀銅鉄錫について、解説しました。

ぜひご確認ください。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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鉄道の日(10月14日) × 銅

2022年10月09日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、「鉄道の日(10月14日)」を記念して、富山県の宇奈月駅周辺で、トロッコ電車車庫見学会や機関車撮影会、鉄道部品などの販売といった多彩な鉄道イベントを開催されましたので、ちょっとぶらりと行ってきました。


会場では、なんと、銅のトロリー線の販売もあり、銅マニアとしてついつい買ってしましました!


妻と二人で、久しぶりに良いドライブになりましたわ。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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チューイングガム × 焼入れ

2022年09月20日 | 金属
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

懐かしいガムをようやく見つけました。
その名は、QUICK QUENCH.


急速焼入れですかね。(笑)

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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金沢観光案内所 × 金工製品

2022年09月18日 | 伝統工芸
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

昨日、所要があり、久しぶりにお隣の石川県金沢市に行ってきました。
金沢駅は、シルバーウイークでもあって、観光客の方々でかなり込み合っていましたね。

金沢駅にあるRintoというショップ街には、県内伝統工芸品やクラフト商品が展示されている金沢観光案内所があります。
私は、金沢駅に立ち寄った際は、いつも覗くようにしています。


銅の赤銅色、真鍮の黄銅色、錫引きした銀白色の銅を用いた三色の金工製品の展示がありました。
銅ならではの商品ですな。



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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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今夜の晩酌。 地球環境のCO2(二酸化炭素)に貢献!!(笑)

2022年09月13日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

アルミニウム板材製造時のCO2(二酸化炭素)を60%削減させたアルミニウム缶ビール!!
今夜の晩酌。
地球環境のCO2(二酸化炭素)に貢献!!(笑)


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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ビール × 100%リサイクル材

2022年09月11日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

最近、100%リサイクル材を使用したアルミニウム缶ビールが発売されたのをご存じですか?
製造時のCO2(二酸化炭素)を60%削減させたアルミニウム缶だそうです。


アルミニウムは電気の缶詰と呼ばれるように、地金製造(製錬)時に多量の電力を使用しますので、その際の二酸化炭素原単位を
削減させる効果として、100%リサイクル材の使用は注目すべき取り組みですね。

金属マニアとしては、さっそく、味わってみたいビールです!
富山の酒屋さんには売っていなかったので、Amazonで注文してしまいました。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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技術士全国大会 × 銅

2022年09月10日 | お知らせ
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

ご案内です。
2022年10月28日(金)~31日(月)で、奈良県で第48回技術士全国大会が開催されます。
大会テーマは、「まほろばの国から未来社会へ!~技術の融合と新たなイノベーション~」!

私も、王寺町交流センターで開催される、10月30日1300-1700 近畿本部と繊維・化学・金属合同部会にて、
「身近な銅 古代から現代へ」と題して、パネル討議に参加させていただくことになりました。

奈良と言えば、青銅で作られた奈良の大仏さま。
奈良の大仏さまと関連させながら、銅の歴史や、銅がいかに身近な金属であるかを分かりやすくご紹介したいと思っています。

このような機会に感謝です。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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アイシャドウ × 銅

2022年09月04日 | 身近な金属製品
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

久しぶりに、「銅」に関する話題のご紹介です。

今年の秋の流行で「銅色のアイシャドウ」があると聞き、銅マニアとして気になり、早速、娘に買ってきてもらいました。

その名は、「コッパーリング」。




今年の秋の流行となるか!?
楽しみですな。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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今日は、金属ぞくぞく

2022年09月03日 | サイエンスカフェ
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、NHKテレビで金属がぞくぞくと紹介されるようです。

まずは、19時30分からのブラタモリ
「石見銀山〜“世界の石見銀山”そのスゴさとは?〜」と題して、日本を代表する銀山、石見銀山はなぜ世界から注目されたのか?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かします。

次は、22時からのNHKスペシャル
「玉鋼(たまはがね)に挑む ~日本刀を生み出す奇跡の鉄~」です!
鬼滅の刃にも出てきた「玉鋼」。たたら製鉄で作られる玉鋼のものづくりに関する内容のようです。

Check it out !

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


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「おもしろサイエンスシリーズ」 「長もちの科学」×「錆の科学」

2022年08月17日 | 執筆
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今週は、お盆休みのちょうどど真ん中。
お天気もあまり良くないので、まとまった時間を利用して、金属関連の情報を収集しています。

最近、情報収集として読んでいる書籍は、日刊工業新聞社の「おもしろサイエンスシリーズ」です。
この「おもしろサイエンスシリーズ」は、1つのテーマを科学の視点からひも解き、その理屈について楽しく紹介されています。

数あるシーリーズ本の中で、今回は、その中で「長もちの科学」と「錆の科学」を読んでいます。


前者の「長もちの科学」は、日本の強みである長もちさせる技術について書かれており、
最近求められている持続可能な社会と合致した内容で、金属関連ではいかに錆を抑えて長もちさせるかについて解説されています。
これと関連して、後者の「錆の科学」も読んでおり、こちらは錆が人類にとって役立っている一面が紹介されています。

日刊工業新聞社の「おもしろサイエンスシリーズ」は、さまざまな分野をわかりやすく解説する書籍がそろっていますので、
今回のように、関連する分野で2種類の書籍を選んで、比較しながら読んでみるのも面白いですよ。


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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


銅のはなし』(技報堂出版)


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『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)

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かわりばんこ

2022年07月30日 | 金属 よもやま話
伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今日は、「かわりばんこ」という言葉についてです。
交代で物を使うことを「かわりばんこ」と言いますが、改めてこの「かわりばんこ」という言葉。
どういう語源かを調べてみました。

鍛冶屋で刀を作るとき、「番子(ばんこ)」とよばれる労働者が交代しながら「ふいご」という送風機を踏んでいたそうです。
一人でふいごを踏み続けることが難しいため、番子が代わりながら交代でふいごを踏むようになったそうです。
このことから、交代で物を使うことを「かわり(代わり)ばんこ(番子)」となったそうです。

日頃使っている言葉で、金属加工と関連するものが少なくありません。
皆さんも、何気なく使っている言葉について調べてみるのも面白いかもしれませんね。

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原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月発刊


トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)


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