伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
アメリカと中国の貿易摩擦を背景に「金」が40年ぶりの高値になっているようで、13日の金の販売価格は1グラム5557円で、約40年ぶりとなる高い水準です。
そのため、金を売る客が去年の同じ時期と比べて1.5倍に増えているというニュースがながれていました。
そもそも金需要の内訳(2017年の実績)を調べてみると、宝飾品は55%、投資を対象とした金地金とコインは26%で、宝飾・資産用途が約8割を占めており、電子部品や歯科などの工業用途はたった10%でした。
金は、安全資産の象徴ですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・