伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
今回の話題は、「重量当たりの物の価格」についてです。
皆さん、特に奥様にとって、「重量当たりの物の価格」で最もイメージしやすいのは、
牛肉は100g当たり約300~500円、豚肉や鶏肉は約100~200円というように、食肉ではないでしょうか?
さて、そんな「重量当たりの物の価格」にまつわるニュースが最近多いようです。
例えば、
今日7/16は、
「豊洲市場に初入荷した、秋の味覚のサンマの卸値は、不漁のため、1キロ当たり10万円と過去最高値」
昨日7/15は、
「新型コロナウイルスの影響で、安全資産と言われる金の価格が最近高騰し、昨日の金の小売価格は1グラム6909円と過去最高値を更新」
といったニュースがそれぞれありました。
「重量当たりの物の価格」に関しては、金属材料を扱う技術者は、「この金属元素は、アルミニウム合金の特性向上に効果的だが重量単価が高いので使いにくい」など、重量当たりの価格で検討することが比較的多いので身近です。
最近、私が凝っているのは、「身の周りの様々な業界の製品を重量当たりの物の価格で比較する」ということです。
先月号の雑誌「金属」(アグネ)にも投稿しましたが、異業種製品を重量単価で比較することによって新たな知見が得られないか? 開発アイデアのヒントにならないか?と思ったことが発端です。
ちなみに、重量当たりの価格という観点で比較すると、自動車の重量当たりの価格は、自家用車でおおよそ2,500円/kg、超々高級車でおおよそ25,000円/kg、なので、初入荷したサンマ(100,000/kg)がいかに高級であることが分かります。
皆さんも、様々な製品を、奥様や金属材料を扱う技術者にとってなじみのある「重量当たりの価格」で比較すると、新たな発見もあるかも。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の話題は、「重量当たりの物の価格」についてです。
皆さん、特に奥様にとって、「重量当たりの物の価格」で最もイメージしやすいのは、
牛肉は100g当たり約300~500円、豚肉や鶏肉は約100~200円というように、食肉ではないでしょうか?
さて、そんな「重量当たりの物の価格」にまつわるニュースが最近多いようです。
例えば、
今日7/16は、
「豊洲市場に初入荷した、秋の味覚のサンマの卸値は、不漁のため、1キロ当たり10万円と過去最高値」
昨日7/15は、
「新型コロナウイルスの影響で、安全資産と言われる金の価格が最近高騰し、昨日の金の小売価格は1グラム6909円と過去最高値を更新」
といったニュースがそれぞれありました。
「重量当たりの物の価格」に関しては、金属材料を扱う技術者は、「この金属元素は、アルミニウム合金の特性向上に効果的だが重量単価が高いので使いにくい」など、重量当たりの価格で検討することが比較的多いので身近です。
最近、私が凝っているのは、「身の周りの様々な業界の製品を重量当たりの物の価格で比較する」ということです。
先月号の雑誌「金属」(アグネ)にも投稿しましたが、異業種製品を重量単価で比較することによって新たな知見が得られないか? 開発アイデアのヒントにならないか?と思ったことが発端です。
ちなみに、重量当たりの価格という観点で比較すると、自動車の重量当たりの価格は、自家用車でおおよそ2,500円/kg、超々高級車でおおよそ25,000円/kg、なので、初入荷したサンマ(100,000/kg)がいかに高級であることが分かります。
皆さんも、様々な製品を、奥様や金属材料を扱う技術者にとってなじみのある「重量当たりの価格」で比較すると、新たな発見もあるかも。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・