私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

タナゴの聖地は今? 12月編

2016-12-01 17:46:53 | 淡水釣り
 2016年12月1日 木曜日

 2ヶ月ぶりに「タナゴの聖地」と勝手に名づけている水域へと出かけた。

 こんなところ。この流れ込みでは1年を通していろんな魚種が釣れる。



 第一投でウキが沈む。型のいいオイカワだ。


 続いてコウライモロコが立て続けに上がる。
と、相棒が体長8cmを超える大きなヤリタナゴを釣って喜んでいる。


 私も負けじと体長3cmに満たないヤリタナゴを釣り上げる。・・・・・・負けとるがな。
しばらくの間は、コウライモロコとヤリタナゴが続く。

 と、ここでカネヒラを釣り上げる。婚姻色のよく出た大きなオスだ。
まだ、繁殖行動しとるんかいな? もう12月でっせ、きみ。


 そうなのである。
確かなことは言えないのだが、食品工場から流れ出るこの排水口の水は温かいのだ。
そこにさまざまな淡水魚が集まっているのではないかと思うのだ。
「おいしい栄養分も流れとんとちゃうん。」と、相棒はさらに踏み込んで言うのだが・・・・・・。

 澄んだ水域でエサを落とし込み観察していると、
まず、遊泳力に長けたオイカワ・ヌマムツなどがやってきて釣れることが多い。
やがて、彼らは「危険だぞお!」という信号でも出すのだろうか? 次第に釣れなくなる。
続いて、アブラボテなどの小さなサイズの魚が寄ってくる。
そして、ヤリタナゴ・カネヒラの出番となるような気がするのだが、いかがなものか?

 この日は続きがあった。
さらに大型であるコウライニゴイが連発したのである。


 私は、写真のようなほどほどのサイズを釣って満足していたのだ。
撮影にかかっていたのだ。
ところが、相棒は同じサイズを釣り上げた上に、
体長40cmほどの大型のやつにハリスを切られて悔しがっている。
そりゃそうですがな。
ハリス0.2号の半月1号のタナゴ針でっせ。切られて当たり前じゃ。
仕方なく同0.3号の袖ヒガイ2号の針を手渡す。また、切られるわな。
意地になるんかの。同0.4号の袖針3号を与えるわな。ほりゃ結果は見んでも分かる。
こうなりゃ最後の手段だ。同0.6号の袖針4号じゃ。手持ちで一番大きなもんじゃ。どうじゃ勝負してみ!

 道糸・ウキごと取られちょりましたがな。

 今頃コウライニゴイたち、歯にいつまでもはさまったスルメみたく針をはずしようるんとちゃうんかの・・・・・・。