私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

チリメン一族 : 家で過ごすひとときに

2018-07-06 19:24:22 | 魚を食らう
2018年7月5日(金)

各地で大雨特別警報。
河川の氾濫・洪水・土砂崩れ・・・不安を抱えつつ過ごしてる人も多いだろう。
明日も大雨は降り続くという。

そんな日に、魚採りや釣りで遊んだ話を書くほど神経は太くない。

一方で、公共交通機関も動かず、高速道路も不通となり
家で退屈な時間を過ごしてる人もいるだろう。

そこで、今日は予定変更して、魚とたわむれながら家で過ごす一案を。

国内産のちりめんじゃこを買い、つまみながら「チリメン一族」を探してみるのである。

東南アジア産のちりめんじゃこの方が格安なのだが
カタクチイワシの稚魚以外は丁寧に取り除かれていることが多いため、楽しくない。
「異物混入」扱いになるのかもしれない。
クレームをつける購買者がいるのかもしれない。
安い人件費で無駄な労力を費やすだけのようで、なんだか哀しくなる。

さておき、ちりめんじゃこに含まれる他の魚介類を
「チリメンモンスター」略してチリモンと呼び、いっとき結構ブームになった。

数年前に面白そうなので私も調べてみたのである。

今回は愛媛県産での記録。

左:セトダイ、右:カワハギかな?


左:ヒラメの仲間、右:ベラの仲間かな?


左:イカの仲間、右:シャコの仲間かな?


左:アキアミ、右:カニのミシス幼生かな?


他にもアジ・カマス・タチウオ・カニダマシなんてのも・・・

カタクチイワシの稚魚だけを一網打尽なんて・・・
考えてみれば、極めて不自然なことだもんなあ・・・
多種多様な稚魚・幼生が混じってるのが自然なんだよなあ。

だから、混じってる連中を「モンスター」と呼ぶのは
知らないことを棚に上げた無礼失礼千万な、もしくは興味関心を喚起するためだけの命名かもしれない。

なので「チリメン一族」ということで・・・


大出水の中、川の魚たちも無事に過ごしてるといいなあ。