私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

『静岡県川と海辺のさかな図鑑』 など静岡県の3冊: ご当地お魚図鑑めぐり㉒

2020-04-12 14:03:10 | 各地ローカル図鑑
2020年4月12日(日)

ほぼ9カ月ぶりの「ご当地お魚図鑑めぐり」の再開!

何せ、県知事からの不要不急の外出を控える要請に加え、外は雨。
しばらく巣ごもり。
こんなときは
① 撮りためていた写真の整理。
まだ釣ってないけど、撮ってきた生き物たちの写真は未整理のまま。
1種ずつ一番きれいな画像を選んで分類して、私的図鑑にしていく。
膨大な作業だわ。

② 書棚の整理と読書と俳句。
国内各地域から出版された魚の本や海外の魚図鑑など整理しながら
ついつい読書にうつつを抜かし、そのうち思い出とたわむれ、俳句づくり。

おうちde楽しめることは盛り沢山。

その中から、今日は久しぶりの「ご当地お魚図鑑めぐり」
やらないと、続けてることさえ、忘れちゃうからね。

第22回は静岡県。


手元にある本は3冊。

『静岡県 川と海辺のさかな図鑑 』(板井 隆彦:編 静岡新聞社 1989年)


オールカラー、写真はほぼ生態写真。
上流の魚とか湖沼の魚とか沿岸の魚とか、生態系ごとにグループ分け。
説明も専門用語をできるだけ使わず、ローカル情報も満載。
いい図鑑です!名著です!
京都大大学院出の板井博士、わかりやすい文書きはります。
写真は、若かりし頃の内山隆(うちやまりゅう)さん、そりゃ間違いない!


『駿河湾おさかな図鑑』(静岡新聞社:編 2003年)


オールカラーで、静岡県の駿河湾にしぼった魚介類たちの図鑑。
駿河トラフの成立と、海流・河川作用のもたらす多種多様な生態系。
駿河湾を誇りに思いつつ、分かりやすく1種ずつ紹介してくれてるからね。
小学生から読めるいい図鑑だね!

ちょい古くさい画像を使ってるところがあったり
サブタイトルに『なんだろう隊がいく』となってるのに
なんだろう隊は、いつどこで出てくるんだ?と楽しみに読み進めながらも最後まで出てこなかったりするのも
愛嬌があっていい!(完璧なローカル図鑑だとつまらんじゃん!)


『伊豆の海 海中大図鑑』(伊藤勝敏 :著 データハウス 2001年)


伊藤勝敏さんは、基本海中カメラマン。
長く伊豆の海での撮影を続けておられるみたい。
だからオールカラーの写真はとてもとてもきれい。
魚以外の生き物も含め、ぎゅうぎゅう詰め(1ページに8種とか)にしてるから
ほぼほぼ解説はない。
こんなキレイな生き物たちが水中にいっぱいいるんだ!
と感動しながらながめられるのがいいね!
新版も出てるぞ!(といっても2011年版)

3冊とも未だに古書として取り扱われてるから、安価に気軽に買ってみるのもいいのかも?



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