2016年12月22日 木曜日
12月22~28日の1週間。6泊7日。
台湾中南部で出会った淡水魚たちの釣(ガサ)行記である。
いやあ、12月・乾季。台湾の河川は手強いぞお。
ボサがない。何より水がない。流れていない。
あるのはコンクリートの護岸かゴロタ石、そして野良の犬たちだけ。
苦労して川面に降り、チョロチョロと流れる流域になかなか魚の影は見えない。
幾度となく、釣りを断念しガサに切りかえざるを得ないのであった。
しかしである。
釣りやガサの成果が上がらなくとも、それ以上の感動が台湾にはあったのである。
いつものことだが、旅慣れた友による至れり尽くせりの手配はもちろんのこと、
出会えた人たちの優しさ、食事・宿のすばらしさ(すんごい安さも含め)、
外国とはとても思えない安心感・・・・・・
台湾フリークになる人たちの気持ちがつくづくと分かったのであった。
では、時系列にそって進めていくぞお!
11:15 関空発。20分の遅れ。
14:30 高雄国際空港着(時差1時間)
すぐに友が予約しておいたレンタカーで移動だ。
市内ど真ん中の安ホテル(2名朝食込み2300円)に着くまでに
友が目星をつけていた支流に立ちよる。さすがである。
水なし。枯れている。
生活排水の水たまりに魚のかげが1尾見えたけど、立ちこむ勇気なし。
その本流へと向かう。
河川公園のような所へ車を止める。
野良犬の群れ。
ドローンで遊んでいた地元の人へ
「釣りができるところはないか?」という意味で「fishing?」と伝え
「もっと下流へ行くといい」という意味を身振り手振り手で教えてもらう。
みんなとても優しく愛想がいい。
その場所もそうだが、目の細かいシルトが2m近く堆積している。
足がとられるし、水際までたどり着くだけでも埋まってしまいそうだ。
とりあえず水辺へ行こうとすると身振り手振りで止められる。
「止めときなさい。日本の方よ。腰まで埋まってしまうよ」と。
親切を無視して礫のある水際(ここには投げ釣りの痕跡があった)へ立つ。
いや、ホンマはしゃがんで釣ったんじゃけどね。
水は、シルトで灰色になった濁流である。
さあ、180cmタナゴ竿・仕掛けで台湾初挑戦じゃ!
友にアタリあり。 釣り逃がす。
再度あり。 また釣りそこなう。
「なんしょん! ヘタクソじゃがっ!」
などと誰一人とて、友をなじってはいけない。
友は、ハリを飲ませることで魚が死んでしまうことを極端に嫌うのである。
早合わせになり釣り落とすのは、友の優しさであり美学なのである。
三度目の正直で釣れたのが、おそらくミナミテナガエビだ。結構大きい。
日本に帰って検索・同定せんとね。
してみた。
頭部に3本のスジが見えることとハサミに毛がないことから確かな気もするけど、
やっぱりはっきり分からんねえ。
私にもアタリあり。ミナミテナガエビだ。もっと大きい。
撮影中、長い手のハサミでとことん指をはさんでくる。痛いがな。
ハサミを振り回すようすは「YMCA」を歌いつつ踊ってるみたいだ。
その後仲良く1尾ずつ追加して初日の釣りは終わり。
何事もエビで始まる。
アルファベットもAB~。
お正月のおせちめでたい人気ランキングもエビ。
したがって、この台湾釣(ガサ)行記も「エビ」からでいいのである。
12月22~28日の1週間。6泊7日。
台湾中南部で出会った淡水魚たちの釣(ガサ)行記である。
いやあ、12月・乾季。台湾の河川は手強いぞお。
ボサがない。何より水がない。流れていない。
あるのはコンクリートの護岸かゴロタ石、そして野良の犬たちだけ。
苦労して川面に降り、チョロチョロと流れる流域になかなか魚の影は見えない。
幾度となく、釣りを断念しガサに切りかえざるを得ないのであった。
しかしである。
釣りやガサの成果が上がらなくとも、それ以上の感動が台湾にはあったのである。
いつものことだが、旅慣れた友による至れり尽くせりの手配はもちろんのこと、
出会えた人たちの優しさ、食事・宿のすばらしさ(すんごい安さも含め)、
外国とはとても思えない安心感・・・・・・
台湾フリークになる人たちの気持ちがつくづくと分かったのであった。
では、時系列にそって進めていくぞお!
11:15 関空発。20分の遅れ。
14:30 高雄国際空港着(時差1時間)
すぐに友が予約しておいたレンタカーで移動だ。
市内ど真ん中の安ホテル(2名朝食込み2300円)に着くまでに
友が目星をつけていた支流に立ちよる。さすがである。
水なし。枯れている。
生活排水の水たまりに魚のかげが1尾見えたけど、立ちこむ勇気なし。
その本流へと向かう。
河川公園のような所へ車を止める。
野良犬の群れ。
ドローンで遊んでいた地元の人へ
「釣りができるところはないか?」という意味で「fishing?」と伝え
「もっと下流へ行くといい」という意味を身振り手振り手で教えてもらう。
みんなとても優しく愛想がいい。
その場所もそうだが、目の細かいシルトが2m近く堆積している。
足がとられるし、水際までたどり着くだけでも埋まってしまいそうだ。
とりあえず水辺へ行こうとすると身振り手振りで止められる。
「止めときなさい。日本の方よ。腰まで埋まってしまうよ」と。
親切を無視して礫のある水際(ここには投げ釣りの痕跡があった)へ立つ。
いや、ホンマはしゃがんで釣ったんじゃけどね。
水は、シルトで灰色になった濁流である。
さあ、180cmタナゴ竿・仕掛けで台湾初挑戦じゃ!
友にアタリあり。 釣り逃がす。
再度あり。 また釣りそこなう。
「なんしょん! ヘタクソじゃがっ!」
などと誰一人とて、友をなじってはいけない。
友は、ハリを飲ませることで魚が死んでしまうことを極端に嫌うのである。
早合わせになり釣り落とすのは、友の優しさであり美学なのである。
三度目の正直で釣れたのが、おそらくミナミテナガエビだ。結構大きい。
日本に帰って検索・同定せんとね。
してみた。
頭部に3本のスジが見えることとハサミに毛がないことから確かな気もするけど、
やっぱりはっきり分からんねえ。
私にもアタリあり。ミナミテナガエビだ。もっと大きい。
撮影中、長い手のハサミでとことん指をはさんでくる。痛いがな。
ハサミを振り回すようすは「YMCA」を歌いつつ踊ってるみたいだ。
その後仲良く1尾ずつ追加して初日の釣りは終わり。
何事もエビで始まる。
アルファベットもAB~。
お正月のおせちめでたい人気ランキングもエビ。
したがって、この台湾釣(ガサ)行記も「エビ」からでいいのである。