私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ウンモンスズメのぶら下がり

2021-06-19 10:44:11 | チョウ・ガの仲間
2021年6月19日(土)

ウンモンスズメ この状態で幅5cmほど

20210612

必要火急な用件で町境まで出かけ、用を終えた小雨の夕暮れ時の散歩中に
「内村航平の鉄棒か?」と見間違うほどの見事なぶら下がり。
(誰も間違わんわいっ!)

翅の緑色の模様が美しい!
「雲紋雀」という名にふさわしいきれいな大きなスズメガだね。
普通種というけど、じっと見てて見飽きない蛾だねえ。

裏側に回ると(おっさん、急いどるんで見飽きとるんじゃないよ)


何となくちょっぴり興醒めしてしまうのは何故なんだろう?

今日は、別記事書こうとしてたんだけどね。
ついさっき、我が家にうれしいビッグニュースがあって・・・
サッサと書けるお話変更して・・・失礼!
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クワキヨコバイの仲間など:5/3の虫散歩の一気放出

2021-06-18 11:23:17 | セミ・ヨコバイ・ウンカなどの仲間
2021年6月18日(金)

1種ずつ書いてたら、虫散歩の貯金がどんどんたまって身動きできなることに今更ながら気づいてきた。
そこで、初めて出会った虫でも甲虫以外は1回にまとめることに。

今日は、5月3日の分
超短時間のご近所散歩から

クワキヨコバイの仲間 7mmほど


頭部の3つの黒点が特徴らしい。


体色にはいろいろあるみたいだけど、できれば淡い水色の個体を見てみたいもんだ。


ベニマルハキバガの仲間 10mmほど


何種類かいるらしいけど、細かい同定ができんわ~!

オレンジに白いストライプがおしゃれ。
よくみかけてた蛾だけどなあ、この日に限ってなんで撮影したんだろ?


ヒゲナガカメムシかな? 10mmほど


触角が長いからこの名がついたんかなあ?


私は、ごっつい前脚が気に入ってる。
虫の仲間には、いろんなグループに「ごっつい前脚」をもつタイプがおるもんだと、あらためて感じてる。

と、ここまでがブログ初登場の虫たち。


こっからは、一度は紹介してる連中。

ヒゲナガハナノミのオス 10mmほど


ま、湿地や池が近くにあることの証だね。


ベニカミキリ 15mmほど


コデマリの花に


昨年は、まだよく虫のことも知らんまま散歩してたから、初めて撮影して大喜びしてたよなあ。
外出自粛に従いつつ、「どう工夫して生活しよう!」なんて考えてた頃出会った美しいカミキリだったから。

散歩を続けて、普通に当たり前にいるとわかってきて、ちょっぴり知識と体験の蓄えが増えて・・・
経年変化や生態を知りはじめ、地域の方々から過去の自然を聞き取りし、仲間が生まれ・・・
そこからなんだろうなあ、自然保護につながるスタートは・・・
と少し懐かしくなった。

ついでに、しょっちゅう出会うアオスジアゲハ


だから私、今はまだまだ虫はシロウトの趣味。
たぶん、この先も虫はシロウトのままの趣味。
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ヒメヤママユ2齢幼虫:ケムシは苦手なんだけど・・・

2021-06-17 11:25:46 | チョウ・ガの仲間
2021年6月17日(木)

ヒメヤママユの2齢幼虫かな? 15mmほど

20210405

2ヶ月も前の散歩中、サクラの葉の裏でみつけて


葉をそっと裏返して撮影した。

黒と白のツートンのボディに赤の斑点、おしゃれで美しいけど

ケムシの仲間は苦手。
名前も調べずほっといてた。

何度かチャドクガにやられてて
しかも、最後はウエットスーツの内側についてたのを知らずに着たから
股間も含め全身とっても痛かゆい思いをし
通院したら、たまたま(アクセント気をつけてね)妙齢美人のお医者さん。

「どうしたらこんなとこまで・・・」と、看護師さんと全身薬をぬっていただいたという
実に恥ずかしい思い出があるからだ。

「次、アナフィラキシーショックであぶないですよ!」と笑われた!

抗原に対し過剰なアレルギー反応を起こすことは、毒蛾に限らず食べ物でもワクチンでも起きること。
そばアレルギーの人にとって、知らずに食べた料理の材料のそばが極めて危険というレベルよりも
弱毒化した抗原であるワクチンの危険レベルは低いと想定されるのが科学的認識としては正しいんじゃないかな?

どんな種類のワクチンであろうと必ずアナフィラキシーショックはかなり低い確率で起きてるからね。
インフルエンザだろうとなんだろと、留意こそすれ、ことさら私は気にはしない。

抗体をつくり病気にかからないというメリット以上に、人にうつさない(感染を広げない)メリットは私には大きい。

それより私は、チャドクガの方がはるかに怖い!
そこは、人それぞれなんだろなあ。

ちなみに、ヤママユガは毒蛾ではないみたい。
それでも触れないからなあ、情けない。
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ヒトツメアトキリゴミムシ:不明なこと多し

2021-06-16 10:46:28 | ゴミムシ・オサムシ・ハンミョウなどの仲間
2021年6月16日(水)

ヒトツメアトキリゴミムシ 9mmほど

20210531

いつもの散歩中に出会ったアトキリゴミムシの仲間。
ひょっとしたら弱ってたのかもしれない。
そっと葉をちぎって撮影してもチョロチョロしないでくれた。
少し動いては立ち止まる。

撮影は思いのほか楽だった。


背中の黒い模様が何ともいえない。

けど、調べるのが大変。
わかったのは、アトキリゴミムシの仲間は樹上の葉で生活することが多いことくらい。
何を食べてるのか、生態系での他種とのつながりとか影響とか、わからないことだらけ。
まだまだ十分調べられていないことも多いのかもしれんな。

これが、毒性もあり人流とともに広く分布を広げてるセアカゴケグモならば、そこそこ調べられてるというのに・・・
つくづく人間は自分の勝手な都合しか考えない生き物なんだなと思う。
それはもう自然保護の概念にはそぐわないしね。

いくら行政の要請に従った自宅周りの散歩中に出会ったちっぽけな虫でさえも
よく知らんことはよく知らんとしか書けんわな。

研究者さんが生態を少しずつ解明してくれるのを楽しみに待とうかね。
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アルファルファタコゾウムシ:見えざる侵略者たち

2021-06-15 10:53:00 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2021年6月15日(火)

アルファルファタコゾウムシ 6mmほど

20210529


近くの草原を散歩してて、見つけたゾウムシ。
「変わった名前やなあ~!」帰宅後調べてみて、まずそう思った。

少し詳しく確かめて、アルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)などのマメ科植物を食草とするからだ、と納得!

さらに調べたら、ヨーロッパ原産の外来種。
国内初記録は、九州の福岡県で1982年だそうだ。
それが、わずか40年間に東北地方以外のほぼ全地域に拡散してるみたい。
こんな小さな外来ゾウムシがあっという間に、全国チェーン展開してるんだなあ。
もちろん、ある程度は飛んだりして分布を広げるかもしれない。
ただし、自然な分布拡大ではこんなに一気に広がらない!
東北地方を越えて北海道にも生息してることから明らかなのは
・『人流にともなう』分布の急速拡大ということ。
・例えば牧草などの輸送にともなうと推測されること。
経済活動だからやむを得ないことだろうけど、殆ど知られないままでいることは如何なもんだろう。
日本の在来種に、よく似たハコベゾウムシもいるというのに。
我が家の近くの草むらにも「見えざるまま」「知らざるまま」生息してることに背筋が寒くなった。

コイツが、日本の『侵略的外来種ワースト100』だなんて・・・
魚や水の生き物ばかり追いかけてたら、頭でっかちの知識として知ることはできたとしても、肌で感じることはないままにのほほんと生活してたかもしれんわ。

ちょ、待てよ? (キムタク風に読んでね!)
北海道でも繁殖できるということは・・・低温にも強いのでは?

そこで、実験をしてみたんだな。

タッパーに草とともに入れ、冷蔵庫へ


半日後、ふたを開けるとモゾモゾと動く。
1日入れてても変わらない。

2日入れてても、こんな風に


へっちゃらに(必死に?)タッパーをよじ登る。


ほんのちょっぴりしかおとなしくならない。

以前、ナミウスイロクチキムシで冷蔵庫保管後に撮影した話を書いた。
そのときは、2時間たらずで十分休眠。
休眠から少しずつ目を覚まし、チョロチョロもせず撮影も楽だった。
(ヤラセ撮影は正直に書くぞ! 虫さんにゴメンゴメンと思いつつ)
比べて、なんともまあ、低温にも強いことよ!
あくまでシロウトのちゃちな実験の感想なんだけどね。
自分で試したから気づけた感覚でもある。

レンゲなどへの食害は養蜂家さん、マメ科作物などへの食害は農家さんにとって頭を悩ませるとてもやっかいな虫。
被害は大きいらしくて人の手に負えないから、農林省も1990年頃からコイツの天敵である『ヨーロッパトビチビアメバチなど4種の外来蜂』を導入。
放し飼いをして経過観察中であるという。

外来種駆除のために外来種を入れることの是非はさておき、なんとなく今の世界の危うい状況に似てるなあと感じたわ。
「見えざるまま」「よく知らんまま」うんちくたれたり勝手気まましたりしてちゃいけんよなあ。

他愛のない散歩からいい勉強につながったわー。
そして、コイツに罪はないけどね、処置はすませた。
罪深い人間の一人として。
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