Rin's Table

結婚を機に福岡から上京。趣味の食べ飲み歩きを中心に記録(ひとりせんべろ~グランメゾンまで)

祝復活!アロマフレスカ

2005-06-05 | 飲もうや!! レストラン(港・渋谷区)
(続き 旦那書です)
 四品目も迷った。赤ワインを飲むのなら、魚よりは肉の方が正統だ。だが、あの田崎さんはこだわらなくていいとおっしゃっている。田渕さんに聞いてみると、もちろん、肉の方が赤ワインとは合うだろうが、魚もおいしいと。
もう一度よく考えてみた。Cason 1998 はとてもすっきりしていて、まるで、杉のように立つイメージだ。おそらく、魚でもさほど外れにはなるまい。その上、オコゼを食べてみたかった。
写真には乗せなかったが驚いたのは料理の給仕の仕方。小さな鍋の中に大量の塩その中にワカメ・昆布を入れて、その中にオコゼが二切れ入っている。ワカメは塩がきついから食べない方がよいと勧められた。こっそり食べてみたが、やはり、その通りだった。
 オコゼの身は淡泊でもあぶらっこくもなく、うまみとすっきりが調和した不思議な味だった。それが、お皿の上にあらかじめ盛りつけられた香草とぴったり。香草にはあらかじめ柑橘系のソースがかかっていて、それがオコゼの味を引き立たせる。あっという間にオコゼはなくなってしまった。
 オコゼのあたりでワインが切れてしまったので、グラスで追加をお願いした。Poliziano 1996 というワイン。最初のワインよりはもう少し濃いのを期待したが、思ったよりは濃くなかった。もっとも、こちらも酸味が強く、すっきりした味でおいしいワインだった。

 五品目はパスタ。30g、60g、100gと量を選べるだけでなく、ソースも選べる。今から思うと、お肉のソースをお願いすればよかったが、トマト好きなぼくは、アンチョビという言葉にも惹かれてトマトソースをそれぞれ60gでお願いした。
シンプルなパスタは危険だ。だましがきかないから、シェフの腕がそのまま反映される。給仕されたパスタを見た瞬間、脳裏に浮かんだ文字は「!」。これはおいしいと直感した。面白いことに、こういう直感はどんな人でも当たる。気づけばあっという間にパスタも食べ終えてしまった。

彼女はキャラメルのババロワ、ぼくはリンゴの焼いたものをお願いして、コーヒーをいただいておなか一杯。店員が店を出るところまで丁寧に送ってくれたのもうれしかった。お店を出たらちょうど道がぬれていたが雨は降っていなかった。時計は11時を回っていた。
(私の一言)
 待ち望んでた、アロマフレスカが先日オープン(アラジンの下にあったんですよ)。なんと同じ建物、隣の部屋です!!帰りに部屋を見せていただきました。こちらはコース9000円~。ヴィニタリアは7/20以降の予約しかとれないということで、まさにラッキーでした。同じ厨房からでるお料理。用途で使い分けするのがいいかと。内装もシンプルシックで素敵ですし、料理の質、サービスでこの値段とは・・通いたくなります。

-お店情報-
■カーザ・ヴィニタリア & アロマフレスカ(イタリア料理)
広尾時代のアロマフレスカと営業方針は変わらずdinnerのみ営業
東京都港区南麻布1-7-31 M Tower 2階 03-5439-4110 


福岡岩田屋scrapbooking教室(8/19・21)申込は092-781-1031


最新の画像もっと見る

コメントを投稿