輝くようなクリムゾン・レッドの ファブビエ

輝くようなクリムゾン・レッドで花の中心が白く、花びらに白い細筋が入るバラ、ファブビエ　
(ファッビエ、またファビーとも)　　Fabvier (China / Bengale, Hybrid China)。
花径4～6ｃｍの二重、四季咲きで、微香～中香性です。

Charles Nicolas Fabvier　(1782 –1855) は　École Polytechnique の学生でしたが1904年に
ナポレオン軍の第一砲兵連隊に入隊して活躍。ナポレオンも軍歴は砲兵士官から始まりました
から、花形の部隊だったでしょう。
ナポレオン没落後、1823～1929年にはギリシャ独立戦争に義勇兵として参加し一隊を率いて
戦いました。1830年2月のロンドン議定書によってギリシャの完全独立が認められると帰国し
てフランス7月革命に参加、パリ軍指揮官となりました。1931年に退役し、貴族院議員、大使、
国会議員などを歴任しました。バラに命名された頃はまだギリシャで活躍中ということになり
ます。
花は小ぶりで可愛いので、別名の Madame Fabvier のほうが合っていそうな感じです。
　
別名に　• Colonel Fabvier　・マーサ　ゴンザレス "Martha Gonzales"　・Madame Fabvier 　
　　　　・Favier　・ Général Fabvier
作出者　　フランス　　ラッファイ　Jean Laffay 　1829年以前。

　　　　　　　(千葉県佐倉市　佐倉草ぶえの丘　2013年10月31日)
　　　　　　　　　はファブビエ名のプレート。　
　　　　　　　　　下はファビー名のプレートでした。
　　　　　　　(千葉県八千代市　　京成バラ園　　2010年11月20日.　2011年11月20日)


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以上は 佐倉草ぶえの丘　2013年10月31日。

下は 京成バラ園　2011年11月20日。


最後は 京成バラ園　2010年11月20日。