つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

生きもの津幡紀行。

2017年05月14日 12時53分57秒 | 自然
先日の「愛鳥週間(5月10日~16日)」に、今年も『ふるさとのツバメ総調査』が行われた。
「石川県健民運動推進本部」主導で、昭和47年(1972年)から続く、
県下小学6年生による自然観察運動である。
かつて、僕も参加した。

ツバメは、東南アジア~オーストラリアで越冬し、
遥々数千キロを飛んで春の日本へやって来る。
卵を産み、虫を追い、ヒナを育て、秋の声が聞こえるまで列島に留まるのだ。
その拠点になるのが、泥を材料にした「お椀型」の巣。
現在、町内各所で目にする事ができる。

小さな体を乗り出し、口をいっぱいに開け、
盛んに鳴きながら餌をねだる姿は実に可愛らしい。
一方、親鳥は大変だ。
いくら運んでもキリがない。
巣立つまでの20日あまり、てんてこ舞いが続くのである。

鳥の他には、虫たちも慌ただしい。
今朝訪れた「鷹の松墓地公園」の一角に咲く見事なツツジ。

樹の周囲を、何匹もの蜂が飛び交っていた。

ブンブンと羽音を鳴らし、花から花へ。
花弁の奥へ顔を突っ込み、花粉まみれになって蜜を吸い集めている。
カメラを向ける人間には割合無頓着。
まるで…「忙しいんだから、構っていられないよ」とばかりに、
収獲に夢中になっていた。

彼らと比べ、わが愛犬はのんびりしたもの。

きのうは狂犬病の予防接種をしたせいか、ややグッタリしていたが、
本日は元気いっぱい、散歩を楽しんだ様子だ。
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