気象庁は9月1日、梅雨入りと梅雨明けの確定値を発表。
新潟県を含む北陸地方の梅雨明けを「特定できない」とした。
速報値では6月28日--- 史上最速を記録したかと思いきや、
7月中旬から前線が停滞して天候が崩れ、8月上旬は大雨。
梅雨の状態が続き、立秋(今年は8月7日)を越えた。
確かに「スッキリしない夏」。
傘を広げた日と晴れた日が交互に訪れ、雨と猛暑が交錯。
日毎の落差が大きかった。
今回はそんな夏を、自身の思い出・雑感を交え振り返ってみるとしよう。
令和4年7月31日(日)。
3年ぶりに「第51回全国選抜社会人相撲選手権大会」が開催された。
安土・桃山時代が起源といわれる「八朔大相撲」を改めたもので、
日本相撲連盟公認のタイトル戦。
熱戦の舞台となったのは「津幡町常設相撲場」。
僕も短時間だけ観戦に赴いた。
何枚かおもむろにシャッターを切ったが印象に残るのは、
「炎天下に土俵を見つめるゴスロリ少女」だったりする。
そして大会翌日、
個人戦2連覇をした力士が仕事上で付き合いのある方だったと知る。
世の中は狭いと実感した。
令和4年の夏も、沢山のレースを観戦した。
僕にとって競艇は「もう一つの人生」。
儲かれば嬉しい限りだが、展開・結果を予想し、投票すること、
その行為を楽しむことに意義を見い出している。
それだけに「事故レース」は、やり切れない。
もし事故がなかったら、違う未来があったかもしれないからだ。
「レディースチャンピオン」優勝戦(2022/08/07)と、
「ボートレースメモリアル」優勝戦(2022/08/28)。
8月開催の2つのビッグレースで
フライング艇が出てしまったことは残念至極である。
---さて、以降3枚の画質はモノトーンに変わる。
いずれも、先週末に出かけた晩夏の夕暮れ散歩で撮影したもの。
昼と夜の狭間。
夏と秋の狭間。
淡い光が射す、時間と季節の中空は色彩のない表現が合っている気がするのだ。
宅地に伸びる雑草と木漏れ日。
ここは数年前まで水田だった。
耕起 → 畦塗り → 入水 → 代掻き→ 田植え → 伸長→ 実り → 刈取り。
季節の移ろいに合わせ変化し、目を楽しませてくれたのも今は昔。
もう失われた景観が戻ることはないだろう。
おそらく、田んぼだった頃の作業小屋。
かつて中には農具の類が収容されていたに違いない。
かつて農作業の合間の休息場所だったに違いない。
人の出入りがないのは、辺りに繁茂する草の様子を見ても明らか。
でも、未だに建っている。
ポツンと取り残された小屋の時は止まったままだ。
今夏、蝉たちの音量が例年に比べ小さかった気がするのは、僕だけだろうか。
いち早く到来した猛暑と、その後の多雨が影響したのかもしれない。
鳴きもせず街路樹に止まっている油蝉は、
令和四年のスッキリしない夏の象徴と言えるかもしれない。
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