津幡中央銀座商店街のワンコディスプレイが「カエル仕様」に変わって数日後。
北陸に梅雨入り宣言が出て、およそ1週間が経過した。
雷を伴いひどく降る日があれば、そうでもない日もある。
今日(2023/06/17)は後者、朝からよく晴れ渡る散歩日和だ。
数日前から、同商店街に気になる幟が立っていた。
風に揺れる「太白(おおしろ)祭」の赤い旗。
津幡町 津幡に鎮座する「太白山神社」の例大祭である。
同イベント、拙ブログに登場するのは4年ぶり。
ブランクの訳がコロナウィルスなのは言わずもがな。
以前は境内ステージでの催しもあったが、今年はお茶・お菓子の振る舞いのみ。
和服姿のお姐様方が、甲斐甲斐しく来客の世話を焼いてくれていた。
ちなみに菓子は地元の「小泉菓子舗」謹製。
実に微笑ましい光景なのである。
以下「太白山神社」について、お宮前に建つ石碑より引用する。
『御祭神:大禍津日神(おおまがつひのかみ)
御神徳:生命の修理固成を司り、万物を生かす霊威を包合し、
殊更に罪穢を忌嫌われ罪穢を浄化し給う霊力のある神なり。
由 来:当社は、現在の清水八幡神社(延喜式内笠野神社と言われる)が
慶長元年(西暦一五九六年)まで大白山に鎮座せし跡地を
聖地として神祠を建立し、清水八幡神社の末社大白山社として
創祀したに始まる。
明治二年風災により神祠損壊し、同二十四年社殿新築竣工まで
本社清水八幡神社御神輿渡御の神事は、この由縁に基づくものなり。
昭和三年十月八日指定村社に列格、神饌幣帛料供進神社となる。
昭和八年六月三十日本殿新築、慶賀祭斎行。
昭和十五年年六月二十一日社殿創建五十年慶賀祭斎行。
昭和五十五年六月二十一日社殿創建九十年祭斎行。
右縁起如件
昭和六十三年 六月吉日』
参道を出た県道には露店がズラリ。
焼きそば、たこ焼き、リンゴ飴、かき氷、フライドポテトなど、
殆どが「飲食ブース」だ。
金魚すくいとか。
射的、輪投げとか。
型抜きとか。
ヒヨコ売りとか。
お面売りとか。
白蛇の見世物とか。
試験管に入った深紅のジュースとか。
華やかな色絵を彫ったお兄さんとかは、すっかり見かけなくなった。
--- これも時代なのである。
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