つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

青春と制服。

2021年06月12日 22時28分28秒 | 日記
             
辞書を引くと以下の記載があった。
『夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの』

19世紀~20世紀を生きたアメリカの詩人は、こう定義づけた。
『青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、
 怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、
 こう言う様相を青春と言うのだ』

あなたが「青春」に抱く印象は、どんなものだろうか?

--- そんなことを書いてみたくなったのは、
津幡銀座商店街にある「みたにや呉服店」店頭のポスターが目に留まったからだ。



まだ幼さが残る白い布地も眩しい夏服姿の少年と少女。
図書室らしき場所で、目線を合わせて微笑み、寄り添いながら背表紙に手を伸ばす。
印象に残るデザインは「トンボ学生服」のもの。
最下部に印刷された文字「オリジナル小説サイト」を覗いてみた。

制服と君の横顔

大人びて見えた、制服姿の君。
横顔を眺めるとなりから
向き合って話せるふたりになるまで。

制服もすこし着慣れてきた、中学一年生の四月半ば。
新しいクラスのオリエンテーションで
校舎のスケッチをすることになった真央は
友だちとはぐれた先でひとりの男の子と出会う。
小学校では同じクラスになることのなかった
名前しか知らない彼 ------ 翔太のさりげない優しさから
真央の青春がはじまっていく。


50台半ばには、何とも面映ゆい世界観。
都合と時間が許せば、
ロマンチックがお好きなら、
上記リンクからアクセスし一読するのも一興である。

さて、主役の女の子は「林 芽亜里(はやし・めあり)」さん。
平成17年(2005年)生まれ、石川県出身。
小学4年生でモデルデビューし、ティーン誌の専属モデルとなる。
“ガーリーの神様”と称されるほどの可憐さで人気を誇っているんだとか。

オッちゃん、知りませんでした。
こんな可愛らしいコが同県とは。



僕が学生の頃の流行りと言えば、
男子は「変形学生服」。
いわゆる「長ラン」「短ラン」。
裏地に刺繍のツッパリスタイル。

女子は「スケ番スタイル」。
くるぶしで小さく丸め込んだソックスと、履きつぶした靴。
長~いスカートに短い上着を着て、腹部がチラ見え。
これも、今からすれば赤面するほど面映ゆい。

最近は、学校制服にジェンダーレスの動きが拡大しているという。
時代なのである。

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2 コメント

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りくすけさんへ (Zhen)
2021-06-12 23:07:21
こんばんは

青春って、あらためて考えたことなかったですが、根拠なく可能性を信じられる時代が、青春時代じゃないてすかね。

色々な経験を重ね、成長と引き換えに可能性を信じられなくなる。

中学生の時、僕は何の根拠もなく、オリンピックに出られると信じて練習していたんですよ。今では、考えられないアホさ加減です。(笑)

学生時代には、戻りたくないです。ただ1点、勉強が、ほんとうに嫌だった。あんなこと、2度としたくないですね。仕事で辛いこと、嫌なことも、少なからずありますが、学校の勉強よりは、100倍ラクです。

では、また。
返信する
Zhen様へ。 (りくすけ)
2021-06-13 05:19:38
コメントありがとうございます。

「青春」を簡潔に言い表すなら、
「肉体は若く、精神は幼い」
そんな感じでしょうか。

僕も、学生時代に戻りたくはないですが、
学生だった時代には行ってみたいですね。
自分自身が通り過ぎてきた
昭和40~50年代をもう一度、見物したい。
写真を撮って記録に残したいと思います。

では、また。
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