つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

最高峰と最年長。

2020年10月24日 13時31分49秒 | 賭けたり競ったり
        
競艇レースにおける賞金額最高峰は、年末に行われる「グランプリ(賞金王決定戦)」。
格式最上位は、やはり伝統の一戦 --- 「ダービー(全日本選手権)」だろう。

現在、長崎県・大村競艇場に於いて「第67回 ボートレースダービー」が開催中。
今夜(2020/10/24)は、3つの準優勝戦が行われる。


大村競艇場は、全国屈指のイン天国。
さぞ本命決着が幅を利かすかと思いきや、左に非ず。
有力候補がケガやフライングで戦線を離脱。
あるいは調整に苦労して1号艇が惨敗するなどし、予選道中は波乱が続出した。
日替わりで乱高下した得点ランク上位に踏み止まったのは、以下の18名。

<9R>
1号艇:金子龍介(兵庫)
2号艇:前本泰和(広島)
3号艇:桐生順平(埼玉)
4号艇:佐藤 翼(埼玉)
5号艇:深川真二(佐賀)
6号艇:守田俊介(滋賀)

<10R>
1号艇:毒島 誠(群馬)
2号艇:上平真二(広島)
3号艇:新田雄史(三重)
4号艇:市橋卓士(徳島)
5号艇:峰 竜太(佐賀)
6号艇:磯部 誠(愛知)

<11R>
1号艇:深谷知博(静岡)
2号艇:吉川元浩(兵庫)
3号艇:枝尾 賢(福岡)
4号艇:池田浩二(愛知)
5号艇:篠崎仁志(福岡)
6号艇:井口佳典(三重)

明日の決戦に舳先を進めるのは誰か?!
それはまだ神のみぞ知る。
僕は、予選2位でここに辿り着いた「毒島」へのエールを惜しまない。
まずは優勝戦へ。
そして、ダービー連覇達成を祈る!

--- さて「ダービー」の位置づけは、SG(スペシャル・グレード)。
レースは、一般戦→G3→G2→G1→SGと、
優勝賞金額や選手レベルによってカテゴライズされているが、
艇界に200人余りいる女子レーサーだけの戦いもある。

そんな一つ、今日から愛知県・常滑競艇場で幕を開けた「常滑シンデレラカップ」を最後に、
現役引退を表明した選手がいる。
女子最年長の大ベテラン「鵜飼菜穂子(うかい・なほこ)」(61歳)である。
        


1959年生まれ、愛知県・名古屋市出身。
1981年11月にデビューし、同年・同月初勝利。
1989年、優勝回数・勝率・賞金、女子選手最高成績を記録。
1990年から、女子王座決定戦を3連覇。
スタート時、最内目掛けた前付け進入を辞さず、男共も蹴散らすインファイターぶりから、
付いた異名が「インの鬼姫」、あるいは「東海の女王蜂」。

現役39年で獲得した白星は、1,691。
通算優勝回数は、女子レーサー史上トップの56。
果たして、残り5日間でさらに数字を積み上げられるのか?!
カポックを脱ぐその時まで、大いに注目したい。

「お疲れ様」には、まだ早い。
ラストランが終わるまで、貴女らしく戦って欲しい!

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