徳洲会グループから無利子・無担保で借りた5000万円をカバンに詰め込み、5年の公民権停止となった元都知事・猪瀬直樹氏が、日本維新の会の参院選比例候補として立候補した。
出馬表明の記者会見では、報道陣の前に、ずらりと自身の著作を並べ、故・石原慎太郎の遺志を受け継ぐと明言。維新幹部は、目玉候補として東京選挙区のテコ入れを猪瀬氏に託した。
その矢先、猪瀬直樹氏に「公然セクハラ騒動」が起きた。6月12日、東京都の吉祥寺駅北口で、維新による街頭演説が行われた。その演説会の最中に、マイク片手に冗舌に話しながら、女性候補の肩、髪の毛、そして胸元をポンポンと触るしぐさを見せた──。その模様が維新の公式YouTubeチャンネルで配信されたことから「猪瀬氏が公然セクハラをしたのではないか」と騒動になった。
「朝日が報道する前に謝ってしまうことで、炎上を最小限に止めようと維新幹部は考えたのですが、猪瀬氏は『肩に手をやっただけ』『何が悪いんだ』『謝る必要などない』とご立腹の様子でした」
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