【太田昌克×田中均】ジャーナリストと官僚|権力との距離を問う
民主主義体制を守るためにジャーナリストと官僚の役割はとても重要です。 特にジャーナリストは政治や官僚との距離をどうとっていくのか。政治に避けられれば情報にアクセスすることが出来ず、事実をしっかり踏まえた記事は書けません。一方近づきすぎれば「権力の番人」としての役割は果たせなくなります。今日、官僚も政治との距離が近づくあまり「忖度」になりがちな傾向が強くなりつつあります。 ジャーナリストとして多方面から日本の統治体制を観察してきた太田昌克 共同通信編集委員・論説委員との対談で核心に迫ります。 ================= ◆太田昌克(おおた・まさかつ) 共同通信編集委員(論説委員兼務)、早稲田大・長崎大で客員教授。 博士(政策研究大学院大学)。早稲田大卒業後、広島支局、大阪社会部、政治部、ワシントン支局などを経て現職。ボーン・上田国際記念記者賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。最新書「核の大分岐」など核問題に関する著書多数。「報道ステーション」コメンテーターも務める。 ※最新書『核の大分岐』(2021年6月、かもがわ出版) <http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syo...
◆田中均(たなか・ひとし) 京都大学法学部卒業。オックスフォード大学学士・修士号(P.P.E.)取得。北米局審議官、在サンフランシスコ日本国総領事、 経済局長、アジア大洋州局長、外務審議官(政務)を務め、2005年退官。 (株)日本総合研究所 国際戦略研究所理事長、(公財)日本国際交流センター シニア・フェロー兼任。2006年4月~2018年3月まで東京大学公共政策大学院 客員教授。
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