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◆大阪・松井市長が“コネクティングルーム不倫”の和泉洋人元補佐官を府・市の特別顧問に! 維新と行政私物化官僚をつなぐカジノ利権

2021年12月26日 13時38分54秒 | ●YAMACHANの雑記帳

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大阪・松井市長がコネクティングルーム不倫の和泉洋人元補佐官を府・市の特別顧問に! 維新と行政私物化官僚をつなぐカジノ利権の画像1
左・松井市長(大阪府HPより)/右・和泉氏(首相官邸HPより)

昨日24日、この年の瀬に大阪府と大阪市がとんでもない発表をおこなった。なんと、安倍・菅政権で首相補佐官を務めてきた和泉洋人氏を、来年1月1日付で大阪府・市の特別顧問に就任させるというからだ。

 いわずもがな、和泉元首相補佐官といえば「菅義偉の懐刀」と呼ばれた人物であり、昨年には厚労省の大坪寛子・大臣官房審議官と公費を使った不倫出張疑惑が浮上、“コネクティングルーム不倫”として大きな批判を浴びた。和泉氏はその後、岸田政権発足後の今年10月に首相補佐官を退任したが、まさかそのような人物を、府・市の特別顧問に据えようとは……。

 実際、今回の人事は、菅前首相と近い松井一郎・大阪市長の意向が強く働いているのは明白だ。松井市長は和泉元首相補佐官を特別顧問に据えることについて、「これまでも、うめきた2期や夢洲の開発で国との調整に力を貸してもらってきた。幅広い人脈を持っており、これまでの経験を土台にアドバイスをいただきたい」と説明。さらに、松井市長は昨日夜にこの人事を伝えた朝日新聞デジタルの記事に対し、〈朝日新聞さんへ、和泉さんは無報酬ボランティアで協力して頂ける事はスルーですか?今日の会見で説明しましたよね〉〈因みに、大阪府大阪市とすれば、働いて頂く限りは他の特別顧問同様の身分補償を提示しましたが、和泉さんから無報酬で手伝うと言って頂きました〉と噛み付いていた。

「無報酬ボランティアとして協力してもらう」って、報酬以上の旨みがあるからとしか考えられず、一体何が差し出されるのかそっちのほうが怖いのだが、ともかく松井市長は無報酬のボランティアであることをことさら強調し、人事を正当化しようとしているのだ。

 だが、この人事は黙って見過ごせるような問題ではない。というのも、和泉氏の問題は公費を使った“コネクティングルーム不倫”疑惑にかぎったものではなく、むしろ問題の本質は、安倍政権の数々の不正問題に和泉氏が深くかかわり、露骨な圧力や恫喝を繰り返して行政を歪めてきた倫理もクソもない人物だという点だ。

 そもそも和泉氏は国土交通省出身で、政府が名護市辺野古で進めている埋め立て工事での関係省庁の統括や、新国立競技場の管轄を文科省から取り上げ“やり直しコンペ”を仕切ってきた。もともとは民主党野田政権時代内閣官房参与として官邸入り、そのまま安倍首相が留任させるという異例の人事がおこなわれたが、その背景には和泉氏と付き合いが長かった菅義偉官房長官の後押しがあった。

 そして、安倍官邸内で菅官房長官の右腕として暗躍する一方、和泉氏は先にも触れた大坪氏との不倫関係においても、人事や国策にまで影響を及ぼしていた。


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