西谷文和 路上のラジオ 第126回 坂本篤紀さん「維新断罪! 取り戻せ!命と暮らしと商売を」
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ゲスト:日本城タクシー株式会社・代表取締役社長 坂本篤紀さん 第126回のゲストは、日本城タクシー株式会社の代表取締役、坂本篤紀さんです。坂本さんは、タクシーやバスの運輸業や旅行業などを営んでおられますが、コロナ禍で大打撃を受ける中、3台の大型バスを売却してまで従業員の雇用を守ったことが報道され有名になりました(ご本人は実に当たり前のこととおっしゃっています)。また朝日放送のバラエティ「探偵!ナイトスクープ」では、自社の路線バスの変更で通学できなくなった小学生を、プライベートで3年間送迎を続けたことが紹介されたりしました。そして、タクシーのリアウインドウには「ヘイトスピーチを許さない」と書いたステッカーを貼ったりもされておられます。 さて、そんな庶民派のタクシー会社経営者である坂本さんは、テレビの討論番組で、あの橋本徹さんを論破したこともあると言います。一体それはどんなエピソードだったのでしょうか?またその前後に受けた「不思議な電話」とは?とにかく維新は、庶民の生活を顧みず利権にまみれたお友達資本主義を推し進め、風向きが悪くなれば論点を次々にずらすことで批判をかわそうと悪あがき。その上過去の約束を反故にしたところで涼しい顔です。合理化・民営化と言っては公共、特に医療や福祉を削り、一般市民の生活基盤を次々に奪っていく維新政治に、坂本さんも怒り心頭です。番組前半では、大阪でますます激化する新自由主義化について、またその象徴とも言えるバカげた大阪IRカジノ建設について、坂本さんのお考えをたっぷりと伺って参ります。夢洲整備に公金を790億もかける一方、中小企業の町を疲弊させ、カジノ依存の街にさせようという維新政治の現実がひしひしと伝わってきます。 そして番組後半では、不公平極まりない日本の税制について伺います。えんぴつとベンツが同じ税率なのが日本の消費税。富の再分配が税の本来の目的のはずが、消費税を上げて法人税を下げてきたごまかしの政策がまかり通り、格差はますます広がるばかり。福祉のためと庶民がしぶしぶ受け入れた消費増税で、暮らしやすい社会は実現できていません。坂本さん曰く「空飛ぶ車を作るより、すぐ来る救急車の方が絶対必要」「肺がんの人は、タバコを止めなければならない、ただそれだけなのにそれができないのが今の日本」なのだと。そして何よりも番組中に坂本さんが何度もおっしゃった言葉、「それで誰が本当に幸せなんかな?」が印象的なインタビューになりました。今回も聴き応えたっぷりの60分、どうぞ最後までじっくりとお付き合いください。 00:03 前枠 TM~ 03:41 前半 Jingle~ 30:07 後半 Jingle~ 55:42 後枠 ETM~ 57:17 アナ尻 60:00 曲尻 ※番組内でご紹介した本 維新断罪/坂本篤紀・著(コミュニティパブリシティング・刊) 1,320円(税込み) https://community-publishing.net/
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