のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

クラムワジ・ピコテ

2013-07-03 | ガリカ(G)・モス(M)

去年、この花をみて、また会えるのを楽しみにしていました。
一目見た花が忘れられなかったんです。

6月27日

だって、この蕾~
青虫も蕾に見えます。


そして、どれも3つずつ蕾がついています。
どうして3つなの?


6月30日




この蕾の形~! こんな蕾をつけるバラは見たことがありません!
もう花が咲いているみたい^^


7月3日

クラムワジ・ピコテ
(Cramoisi Picote,Gallica,Vibert,フランス,1834)


待ちに待った花がようやく咲きました!
見事なポンポン!!
もうね。この花にメロメロです^^



こういう個性的な花がオールドローズには多いから、
この時期の美しいイングリッシュローズを見ても、ごく普通に見えてしまってなぜか物足りない^^;
許してもらえる・・・・よね? 


デュシェス・ダングレーム -百合ヶ原公園-

2013-07-03 | ガリカ(G)・モス(M)


デュシェス・ダングレーム
(Duchesse d'Angouleme,Gallica,Jean-Pierre Vibert,フランス,1821)


百合ヶ原の大好きなバラをポツポツとアップしています^^
これもデュシェス・・そしてピンクのガリカ。
モンテベロよりちょっとだけ花が大きいです。


ダングレームがこんなにも沢山咲いていて、しかも強風に思いっきり揺れています。



枝がしなやかなので地面についている花も沢山。


思いっきりバサバサと地面にたたきつけられています。
こんな宝石がたたきつけられるなんて~><
この株を室内にそのまま持っていきたいと思いました。

でも優雅で美しくて、そして強くて、
「そんなことはお構いなく」と断られてしまいました。

デュシェス・ドゥ・モンテベロ -百合ヶ原公園-

2013-07-03 | ガリカ(G)・モス(M)


デュシェス・ドゥ・モンテベロ(Duchess de Montebello,Gallica,Laffay,フランス,1829)

今日の百合ヶ原公園は雨が降る直前でとても風が強く、
ゴーゴーという風の音を聞きながら、足早にバラの花を見て回ったのですが、
このモンテベロは開花したてのちょうど見ごろ。
どの花も美しくて、本当に心奪われ、いつまでもこの株の前から離れられませんでした。



HTやTなどは開花仕立ての花が一番きれいだなと感じますが、
ガリガやモス、ダマスク、ブルボンなどは花が開ききってからが本当に美しいです。





また、今日の色々なバラを見ていて気がつきましたが、
葉と花の比率も自分にとっては重要な要素の一つのようで、
花が全体の株を覆うような咲き方は実は苦手であることも分かりました。
花が小さいのはO.K~



その点、このモンテベロは美しい葉の中に花があり、
花の比率が私にはちょうどよく見られる素晴らしいバラです。


やっぱり、後ろ姿も美人さんでした^^
香りもとてもよくて、本当に心が温かくなりました。

この花色、花形、ダマスクやケンティフォリアだと言われれば
全く疑わないのですが、ガリカとの違いはどこにあるのでしょうね?


ボトゥザリス(Botzaris) -百合ヶ原公園-

2013-07-03 | ダマスク(D)

6月30日

ボトゥザリス(Botzaris、Damask、フランス、M.Robert、1856)

ダマスクの白といったらマダムハーディを思い浮かべますが、
この花の白に引き込まれ、しばしそこから離れられなくなりました。
少し黄色味がかった白でボタンアイといい、花の大きさといい、
クオータロゼットの花の形といい、香りといい完璧です。


7月3日




多くのボドゥザリスが開花していました。


なんて贅沢な光景なんだろう~
マダム・ハーディにまけない美しさを持つバラです。
庭に余裕があれば育ててみたいなあ・・・