のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

ロサ・ムルチブラクティアータ

2013-07-19 | 原種・原種交配バラ


ロサ・ムルチブラクティアータ
(Rosa multibracteata Hemsley &Wilson、キンナモメア節、中国西部原産、1908年)


今年もだんまりで咲かないと思っていたロサ・ムルチブラクティアータが
いくつか蕾をつけて咲きました!開花は、天売島に行った日です。
遅咲き品種のようですね。



夜中に出発だったので暗闇の中、初めての花がしっかり咲いているのを発見し、
フラッシュをたいて写真をとりました。
きっと一日花だろうから、帰る頃まで花は残らず、もしかして見れないのかもと思いましたが、
ポツポツと咲いてくれました。



Multiは多くのという意味。
bracteata は苞(ほう)のあることを意味し、
苞(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、
つぼみを包んでいる葉の意味だそうです。





本来は房咲品種なのですが、鉢植えで私の栽培技術がないために、一枝に一つずつしか蕾がつきませんでした。
でも、蕾のトゲがピンク色でとてもかわいい~^^



咲いてからもすぐに反り返ってしまいますが、この個性がとても可愛い~
香りは強くはなく、ほんのり甘い匂いがする程度です。


地植で大らかに育ててみたいバラですが、我が家にはそのスペースはありません。


百合ヶ原公園で去年、古い株を発見したのですが、
今年はその株を見つけられませんでした。
元気がなかったのでもう切られてしまったのかな~
残念で仕方ありません・・・・

原種は個性的でどれもかわいいです^^

夏の庭

2013-07-19 | 2013夏

ここ最近、暑さが一段落して過ごしやすい日々が続いています。
バラも一段落して、私の心もすっかり落ち着き始めました^^


外壁にセミが止まっているのを発見です。
でも、去年につづき鳴いてくれません。
北国の夏は静かなものです。



カタナンケ

触るとカサカサという音がして、まるでドライフラワーのような花です。
太陽に向かって一斉に咲いてきれいです。


こちらは白の方。
今年は種を取ってみようと思います。


アストランチャは変わらずに花をずっと咲かせてくれています。
いくつか庭に植えていますが、一番元気なのはやはり東側。
暑さに弱いので半日陰がいいのでしょう。



同じく東側花壇では、トリアシショウマが咲き出しました。
名前が少しグロイですが^^;


5/22
5月下旬の芽出しの頃の葉は最高にきれいです。



フェンス裏では、ノウティア・マセドニカが咲き出しました。
小さめの赤い松虫草の仲間の花で、花色が濃いので
アクセントにちょうどいいです。



岩の隙間に植えっぱなしになっているセダムがいつの間にか立派な花をつけていました。
私の家では黄色系が少ないのでとっても貴重です!!



大好きなヤナギランも花をつけはじめ、



エゾクガイソウが優雅に咲いて、風にゆらゆらと揺れています。
夏なんだなあ~とつくづく実感・・・・

そして、最初の写真のセミはしばらく外壁に止まっていましたが
なんとカラスが体当たりでセミをつかまえて、持っていってしまいました~@@
自然界のことだから仕方ないとはいえ、セミの青春はあったのでしょうか~
子供達には言えませんでした。