ロサ・ムルチブラクティアータ
(Rosa multibracteata Hemsley &Wilson、キンナモメア節、中国西部原産、1908年)
今年もだんまりで咲かないと思っていたロサ・ムルチブラクティアータが
いくつか蕾をつけて咲きました!開花は、天売島に行った日です。
遅咲き品種のようですね。
夜中に出発だったので暗闇の中、初めての花がしっかり咲いているのを発見し、
フラッシュをたいて写真をとりました。
きっと一日花だろうから、帰る頃まで花は残らず、もしかして見れないのかもと思いましたが、
ポツポツと咲いてくれました。
Multiは多くのという意味。
bracteata は苞(ほう)のあることを意味し、
苞(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、
つぼみを包んでいる葉の意味だそうです。
本来は房咲品種なのですが、鉢植えで私の栽培技術がないために、一枝に一つずつしか蕾がつきませんでした。
でも、蕾のトゲがピンク色でとてもかわいい~^^
咲いてからもすぐに反り返ってしまいますが、この個性がとても可愛い~
香りは強くはなく、ほんのり甘い匂いがする程度です。
地植で大らかに育ててみたいバラですが、我が家にはそのスペースはありません。
百合ヶ原公園で去年、古い株を発見したのですが、
今年はその株を見つけられませんでした。
元気がなかったのでもう切られてしまったのかな~
残念で仕方ありません・・・・
原種は個性的でどれもかわいいです^^