穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

夢の歌を絶叫できたらイイナ!

2006年05月07日 | アニメ・日曜朝 感想その他
公式ページのマイメロニュースより抜粋。
開催日時:5月7日(日) 10時~20時
(ショー開催時間 13時~、15時~)

今度の5/7に池袋サンシャインシティ噴水広場で、マイメロディとクロミスペシャルイベント「マイメロ・クロミのうきうきスクール」が開催されるよ!当日は主題歌を歌う黒木マリナちゃん、歌役の片岡あづさちゃんも来るよ!
お楽しみに!

仕方がないので行ってきました。
別に行きたくはなかったのです。生コイクルやリアル夢野さんが見たかったわけではないのです。
ただ、サンリオやウィーヴのファンとして、実際の人気を肌で感じてみたかっただけなのです。

そんなわけでわざわざ池袋まで。参加したのは15時の部。

【会場】
予想外に会場にはちびっこばかり。そんな馬鹿な。
マイメロのイベントなんて、マイクのヒューズが飛んだり、出演者のヒールが折れたりするのを今か今かと待ち受けるような、
イベント慣れした荒んだ人たちばかりだと思ってたのに。

お子様:
 「わー、クロミだー」
お母様:
 「マイメロちゃんもあるよ。かわいー」

グッズ売り場であがる歓声。
この子達は「マイメロ」という名の違う番組を見ているとしか思えない。
呆然としながらも開場。

【司会のお姉さん】
イベントは、司会のお姉さんとクロミ&マイメロの着ぐるみによるショーと、
黒木さん、片岡さんによるライブの二部構成。
まずはショーのほうから。

お姉さん:
 「みんなでマイメロを呼ぼう!せーの!」
お子様方:
 『マイメロー!』

お子様のノリがいいです。

お約束の「声が小さい」を言われることもなく一発合格。
そんな子供たちの声に応えてマイメロ登場。
もちろん着ぐるみです。不用意にでかい。

お子様&お母様
 『かわいー♪』

洗脳が進んでいました。

ちなみにお姉さんは夢が丘中学の制服コスプレでした。
靴まで再現する気合の入れよう。
体を張ってます。

なお、上着の丈が短かったため、お姉さんが跳んだり跳ねたりするたびに腹部が。
もっとも、事前にそれを見越して、肌色のスーツでがっちりガードされていましたが。
なにその大人対策。

【○×ゲーム】
ショーの手始めは○×ゲームから。
「マイメロディ」に関する問題を出し、それにみんなで答える形式です。
あくまでお遊び、簡単な問題、と前置きをしてから、お姉さんからの出題。

お姉さん:
 「マイメロはみんなの夢を守っている。○か×か?」

 難 し す ぎ る 。

いきなり哲学的な問を投げかけてくるお姉さん。
爽やかな笑顔が確信犯です。畜生。
こんな問題、○か×かなんて単純二択じゃ答えられねぇ。

マイメロ:
 「正解は~、えへ♪ ま~る♪」

邪悪の権化がここに。

マイメロが夢を守ってるのかどうかは分かりませんが、
こいつが邪悪だということだけは分かりました。
『悪貨は良貨を駆逐する』。意味もなくそんなフレーズが脳裏に浮かぶ。

【マイメロの夢】
司会のお姉さん:
 「ところでマイメロには夢ってあるのかな?
  学校に行ってるけど、みんなとお友達になりたいのかな?」
マイメロ:
 「ううん。マイメロはねー、先生になりたいの」

お前はそんなことを考えて登校してたのか。
マイメロの発言は何から何まで黒いです。
けれど、そんなマイメロの希望を叶えるため、授業を模したショータイム開始。

【1時間目:音楽】
司会のお姉さん:
 「まずは、マイメロの得意そうな音楽!みんなで曲にあわせてタクトを振ってね」

そんなわけで、流れる曲にあわせ、2拍子、3拍子、4拍子の指揮をするゲーム。
2拍子、3拍子は一般の曲。(ちなみに3拍子は「踊ろう楽しいポーレチケ」。3拍子はいつもそれだな)
そこまでは良かったのですが、4拍子の曲。

曲:
 『すきすきすー!!ふわふわふー!!』

拍子が取りにくいわ。

確かに4拍子。マイメロソングを使おうという配慮も分かります。
が、むちゃくちゃにリズムが取りにくい。
実際、司会のお姉さんも錯乱して拍子をミスってました。

そんな火だるまなステージですが、最後に流れたのは「クロミの夢はいつ開く」。
まぁ、それも4拍子。
でも明らかに題材が間違ってる。

【2時間目:英語】
「マイメロ」は「セサミストリート」と蜜月の関係。
(マイメロの前の枠で放送。製作元は両者とも同じ株式会社ウィーヴ)
英語の数え歌もあるわけだし、まぁ、なかなかいいテーマです。

司会のお姉さん:
 「じゃあ、みんなで動物の頭につく文字を英語で教えてね。まずはワニ!」

ワワワワワワワワニ?

それはalligatorか。それともcrocodileか。
いきなり難問を突きつけるお姉さん。
彼女の提示するイラストのワニさんでは、デフォルメされててどっちのワニか分かりません。

司会のお姉さん:
 「はい!ワニはcrocodile!C!」

畜生。「マイメロディのABC動物園」を丸暗記してこいというのか。
なんてハードルの高いイベント。
そう一人憤っていたのですが…。

司会のお姉さん:
 「それじゃあ、ゾウさんは?」
お子様たち:
 『E!』

ちびっこ、すげぇ。

【3時間目:体育】
司会のお姉さん:
 「みんな、曲に合わせて踊ってね」

合図とともに流れ出す音楽。

曲:
 『ハ・レ・ソ・ラ おひさま~♪』

会場内に響く「ハレ☆ソラ」。
それに合わせ、無邪気に踊るお子様。
偽装ED、ここに極まる。

【黒木マリナさん】
司会のお姉さん:
 「それじゃあ次は、お待ちかね、黒木マリナちゃんのライブ!」

……素直に疑問なのですが、ちびっこたちはこの手のライブに興味を示すものなのでしょうか。
次の夢野さんの中の人といい、どうにも主催者側は「お子様が集まるか大きなお友達が集まるか」の見通しを立て切れなかったんじゃないでしょうか。
彼女の支持媒体やコアターゲット層が何なのか知りませんが、あからさまにお子様慣れしてない感じが素敵でした。

司会のお姉さん:
 「歌の前にインタビュー!
  『マイメロ』で好きなキャラクターは?」
黒木さん:
 「クロミです」
司会のお姉さん:
 「『マイメロ』を見たときの感想は?」
黒木さん:
 「マイメロの大きさとかが気になってました。でかかったらどうしようかと思って」

それは今までショーに出ていた着ぐるみに対する挑発か。
なかなか恐れを知らない娘さんです。
そんな調子で「コイ♥クル」を熱唱。

黒木さん:
 「トーストくわえ突撃~!かすりもせずに激突~!」

とりあえず、生激突が聞けたので満足です。

【片岡あづささん】
お子様の前に、主人公の中の人を引きずり出す暴挙。
目も覆わんばかりです。
さすがは夢破壊アニメ「マイメロディ」。

そもそも「夢野 歌」の認知度が低すぎる気がします。
なにせここに集まってるのは未就学児が大半のお子様と、その保護者。
「マイメロ」は知ってても人間主役の名前なんて…。
まして中の人なんて意識すらされていないはずです。
「あの人、誰?」そんな声が聞こえてきそうな絶アウェイ。

司会のお姉さん:
 「まずはインタビュー!
  あづさちゃんの好きなキャラクターは?」
片岡さん:
 「バクとクロミも好きです。…でもここはやっぱりマイメロです」
司会のお姉さん:
 「やっぱりマイメロですよね~!」

言論統制の現場を見た気がした。

なお片岡さんの衣装は普通のものでした。
せっかく中の人が外の人になってくれると期待してたのに!
司会のお姉さんや、制服姿の黒木さんと比べると覚悟が足りません。

司会のお姉さん:
 「では歌ってもらいましょう!」

歌?何を歌わせる気なん……

司会のお姉さん:
 「それでは!『おねがいマイメロディ』挿入歌、『ドリーム!ドリーム!ドリーム♥』!」

ド!?

それは酷い。

会場は池袋サンシャインシティの噴水広場。
広場でやってるので、この現場にはマイメロと無関係の人も多数。
GW最終日ということで、買い物客も大勢闊歩しています。

片岡さん:
 「すきすきトキメキ気づいてた~♪」

たった一人。素顔を晒しての「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」。
覚悟が足りないなんて言ってごめんなさい。
本当に、本当にごめんなさい。

片岡さん:
 「飛び込めションボリ マーメイド♪」

そもそもこの歌は、「外してる寒さ」が売りの電波ソング。
劇中で使われるならともかく、ネタを正確には理解できないお子様相手にやってもつらいだけです。
片岡さんの鉄壁の笑顔によぎる、諦めきった自嘲的な表情が切なすぎる。

片岡さん:
 「お手々をにぎにぎ ゴーヘブン♪」

横でマイメロの着ぐるみが踊ってでもいてくれれば多少はマシです。
でもそんな些細なフォローもなし。
死地にたった一人。酷すぎる羞恥プレイ。

片岡さん:
 「ラブラブミラクル 見ーえーるーかーな♪」

嗚呼、これが「シアワセの羽」だったら。
せめて「オトメロディー」を借りてきて貰えてたら。
このプログラムを立案したスタッフに悪意を感じます。

そしてそんなスタッフにありがとう。
なんだかとてもいいものが見れた気がします。
歌から解放された後の、放心した表情に惚れそうでした。

あと、片岡さんは普通に可愛い人でした。
つうか、普通以上に可愛い人でした。さすがはぴちぴちボイスの正統後継者。
これなら劇中コスプレしても余裕で映える気がします。なので次回に期待。戦え!中の人。

【販促】
最後に全員で集まって、販促コーナー。

司会のお姉さん:
 「ピューロランドの入場券が、今日、ここだけの割引価格で!」

必死です。
よくよく見れば会場にはピューロランドスタッフの姿も。
頑張れ。今年こそ、黒字転換。

なお、これだけ骨身を削ったというのに片岡さんの販促はなし。
お願いだから夢野さんグッズも作ってあげてください。
「マイメロディポシェット(シナモロールタイプ)」なんて意味不明の商品を置くスペースがあるなら、彼女のぬいぐるみの一つでも…!

【握手会】
販売特典。会場でCDを買ってくれた人に、先着で黒木マリナさんが握手!

……会場に居るのはお子様ばかり。

これはイベントとして成立するのでしょうか。
何かを読み違えたとしか思えません。
マイメロの着ぐるみと握手!の方が受けがいい気がする。

それでも20組くらいは行列に。
元から予定してたのか、急遽変更したのかは知りませんが、握手のみだけなく写真撮影もやっていました。
しかし、子供に顔を売っても、黒木さん的には如何ともしがたいような…。

【最後に】
「アニメは知らないがマイメロは知ってる」という人が結構な数いたような気がします。
通りすがりの親御さんが、子供に「マイメロ見てるの?見てない?」とか聞いてる声が何度か聞こえたし、
どう見てもアニメとか見そうにないお姉さんが立ち止まって見てたりしてました。(ちなみに着ぐるみショーが終わったら帰ってた)
さすがは腐ってもサンリオキャラクター。
知名度が夢野さんたちの比ではありません。

あとはやっぱり片岡さん。
インタビュー時にも、最後を『お願い♪』で締めるなどなかなか気配り豊かです。
またイベントやってたら眺めに行こうと思ってみた。

…それと、「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」前にぼそりと呟いた一言。

片岡さん:
 「……この曲は、本当は大勢で歌うんですけどね」

ささやかな抵抗。
誰に対するものか分からぬ、最後の言い逃れ。
頑張れ、夢野さんの中の人…(つ∀`)

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涙こらえて熱唱できたらイイナ!

2006年05月07日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第6話「拍手をもらえたらイイナ!」

先日、新主題歌「コイ♥クル」が発売。

 『ジョーカーばかりのババ抜きでも頑張る』

って歌ちゃん!?そんなゲームに参加しちゃダメーーー!!

…しかし、それでも人は戦わないといけないときもあるのです。

絶好調だった1年目。今度はそれが新たな障害として立ちはだかります。
大人しいネタをやると「失速した」。頑張りすぎると「やりすぎ」。
どうにもならないこのもどかしい感じ。
それでもスタッフは戦うのです。
そう、たとえそれが『ジョーカーばかりのババ抜きでも、頑張る』。


そんなスタッフたちの最後の猶予、唯一残った引継ぎ話ということで、
マリーランドからピアノさんが襲来。
いろいろあったものの、桜塚さん家に再び寄宿することになりました。

…これで引き継ぎ話も打ち止め、次週以降は新しい鉱脈を探さないといけません。

今回のラストを見るに、もしかして「くるくるシャッフル」は、
「ドリームパワーVSダークパワー」ではなく、
「ドリームパワーVSダークパワー…の争いから平穏を勝ち取る柊先輩」のお話なんでしょうか。
端役を与えられても喜んで応じられる、懐の広い柊弟や、妙に丸くなったクロミさんを見るにつけ、彼らはどうにも敵に見えません。
嗚呼、でもそうすると、ますます弟の立場が…。

なんにせよ、スタッフの健闘を祈ります。


今日の夢野さん:

 1.ピアノさんの書き込みを読める桜塚さん…を見て面白い顔
  夢野さん、ちょっと新しいタイプの変な顔(画像参照)。
  衝撃は分からないのでもないですが、そこまで驚かなくても…。
  相変わらず面白い顔が似合いすぎです。

 2.「美紀…大丈夫…?」
  ピアノさんの謎文字をすらすら解読する桜塚さんに対して一言。
  どう聞いても「頭は大丈夫か?」の意味にしか聞こえません。
  地味に酷いこというな、この娘。

 3.灰かぶり
  そんな役回りばっかりです。
  卑しくも主人公様。腐ってもお姫様役だというのに。
  そんな彼女にどぎまぎしっぱなし。
 
 4.自称Dカップ
  お前、どう見てもそれ嘘だろ。
  この娘はサイズが可変しまくることで有名ですが、これが実力ですか。
  そんなことを思ってたらクラスメイトからまで突っ込まれてた。
  歌ちゃん、仕込んでる余裕がなかったんだね…(つ∀`)

 5.助けに来るのは柊先輩
  今日の展開、歌さんに絶賛片思い中の小暮君が、
  「劇を通して告白もどき」「劇を通して王子様行動」が自然なような気はしますが、結果は、やっぱり先輩フラグ。
  このまま「憧れの先輩への恋心」を最後まで貫いて成就させる、世にも珍しいパターンを大希望してみる。

 6.生きろ歌ちゃん
  衆人環視の前で可変する胸を揶揄。
  「ちょっと(衣装が)きついわね…」→「これから稽古をすれば痩せるわよ」
  灰かぶりコスチュームを着ているところに一言:「かわいー♪」

  …歌ちゃん、もしかしてナチュラルに苛められてますか?
  まぁ、彼女の立ち位置を考えるとむべなるかな。
  今後はもっと脇キャラとの交流話も希望。

 7.ドリーム!ドリーム!ドリーム♥
  先日、ようやくフルコーラスを聴きました。
  『みんな、しめていくよ!』(←曲中の台詞)
  あまりに唐突&やる気のない台詞に絶句。
  この娘のキャラクター、変。


ついでに。
余談ですが、私の友人が今日、「マイメロ」を初視聴。
感想を送ってくれました。

 「うさぎの声がうざい」
 「ギターの意味が分からない」
 「助ける気ないよねこのうさぎ」

それはこの番組の真理だ。
私は見る目のある友人を持てて幸せです。
あと、無断転載、ごめんなさい。


マイメロディー&クロミ根付(MM&クロミ)マイメロディー&クロミ根付(MM&クロミ)

その他、おねがいマイメロディ関連アイテム
および、同、オークション

一向にグッズを作ってもらえない歌ちゃんが可愛そうでなりません…。


【追記】
以下、公式ページのマイメロニュースより。

開催日時:5月7日(日) 10時~20時
(ショー開催時間 13時~、15時~)

今度の5/7に池袋サンシャインシティ噴水広場で、マイメロディとクロミスペシャルイベント「マイメ ロ・クロミのうきうきスクール」が開催されるよ!当日は主題歌を歌う黒木マリナちゃん、歌役の片岡あづさちゃんも来るよ!
お楽しみに!

今日かよ。
しかもまだ間に合いやがる。
仕方がないのでちょっと行ってくる。

【追記2】
行ってきました。感想はこちら

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ぶっちゃけはっちゃけテコ入れ開始

2006年05月07日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・ふたりはプリキュア Splash Star 第14話「謎の転校生!満と薫がやってきた」

ブームが過ぎ去って久しい気もしますが、あえてやってみました。

「謎の転校生!満と薫がやってきた」の解析結果
 謎の転校生!満と薫がやってきたの67%はイエローパールボイスで出来ています
 謎の転校生!満と薫がやってきたの21%は放映開始予告の衝撃で出来ています
 謎の転校生!満と薫がやってきたの5%は季節に関係なくトロピカルフルーツサンデーが食べたいって気持ちで出来ています
 謎の転校生!満と薫がやってきたの5%はデスボイスで出来ています
 謎の転校生!満と薫がやってきたの2%はパンダパンで出来ています

……この時点で何かに気づくべきだった。


冒頭、以前に日向さんと美翔さんが出会った木の下で、謎の二人組と遭遇。
意味深な言葉を残して去っていった彼女たちとは、翌日転校生として再会。
敵か?第三のプリキュアか?話題たっぷりの二人の名前は…

「霧生満」「霧生薫」

…霧生?

なんだか無性に不安になる名前です。
しかし、そんなことには構わず、転校生はクラスの話題の的。
次々と話しかけられ質問攻めにあいますが、それらに対して一言。

霧生さん:
 「私たち分からないことだらけなの」

その他にもバレーボールのルールを知らない等々、常識のなさを露呈し続けます。
…なんでしょう、このしっくりこない感じ。
大事な何かを見落としているような気がしてなりません。

 前評判で大いに話題に。
 転校生。
 常識を知らない。
 デフォルトの表情は無表情。
 基本的に無口。
 なかなか正体を明かさない。
 第三の女キャラ。

…。
……。
………あ。

その選択肢は予想できなかった。でもその路線は危険だ!

愕然としている私をよそに、新幹部・土のドロドロンさんが登場。
これが初登場ですが、どうにも影が薄いです。
所詮、新女キャラのインパクトには勝てないのです。哀れ。

戦闘終わって。

結局、戦闘中も正体が判明しなかった薫&満さん。
なんやかやでクラスにも溶け込み始めて和やかムード。
この分だと、しばらくは面白い立場で出番がありそうです。どこかの黄色と違って。

…あと、ここの霧生さんにお弁当を分けてあげるシーン。
ずらり並んだ主要女キャラの制服姿に無闇にときめいた私は異常ですか。
そして、そんな中に平然と割って入れた委員長。お前、気弱キャラなんて嘘だろ。

一方そのころ、悪の本拠地・ダークフォール。

アクダイカーンさん:
 「満と薫はどうした?泉から動くなと命じていたはずだが?」

引っ張ると思ったらあっさりネタ晴らし。彼女たちの正体は敵幹部でした。
まぁ、流石に第三勢力という展開はなしですか。
「満」なんて名乗ってるからちょっと期待してたのに。

でもそうすると、ますますドロドロンさんの立場がないです。
今のところ、幹部さんの存命期間は7週間と6週間。
記録更新にチャレンジさせられそうです。

いきなり先行きが不安なドロドロンさんに対して、霧生さんたちから一言。

霧生さん:
 「私たち、プリキュアと友達になったの」「結構、楽しいわ」

一方的に正体がバレて、交友関係にまで潜り込まれてる。
普通、この状況は詰んでます。
いつものこととはいえ、あっさり絶体絶命に陥りつつ、次回へ。


霧生さん達に対する、美翔さん達の距離感がなかなか面白いです。
何気に美翔さん達は霧生さん達にべったり張り付いてるわけでもないし、
転入してきた二人にファーストコンタクトを取ったのは、あくまで脇のクラスメイト。
二人に話しかけたのも霧生さんたちからですし。
なかなか新鮮な展開。

…それにしても、
 「ぶっきらぼうな態度」
 「中途半端な美貌」
 「言われたことがすぐに理解できる頭脳」
 「圧倒的な身体能力」。
これだけ揃った転入生がいじめられないなんて奇跡です。
思うに、転入時から「日向さん&美翔さんと知り合いだった」というのが全てだった気がする。
このクラスのツートップとコネがあったのは強かった。


来週は「ソフトボールは親子の絆」。
予告を見る感じ、微妙に今までの「プリキュア」と雰囲気が違うような…?
そんなことを思っていたら、番組ラストのアイキャッチ。

 『絶不調なり…』

倒れ伏す日向さん。なんて素敵な演出…!
今回の美翔さんの崩し顔といい、プリキュアさんたちは新しい仕事を覚えたようです。
そういえば、先週流れたMaxHeartのCMも今週はありませんでした。
やっぱり美翔さんから猛抗議が出たんでしょうか。
いつまでも終わった人に頼らないで!私たちだって、その気になればいろんな仕事ができるんだから!

追記:
 戦闘シーンを見返してみたのですが、何気に美翔さんが『斜め回転』の荒業を。
 そりゃ確かに迂闊な横回転はあの方を連想させてしまってまずいですが…。
 美翔さん、必死。

…頑張れ。新キャラにも旧キャラにも負けるな。


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とはいえ、もう少し、仕事を選ぶゆとりは持ったほうが…。
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