穴にハマったアリスたち

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Fate/stay night 第18話「決戦」

2006年05月06日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
・Fate/stay night 第18話「決戦」

『ギリシア神話で出会いたくない存在は誰か』

多分、十人中八人は「アルテミス」と答えそうな気がしますが、
こと対象を人間に限定するなら、ノータイムでメディア。
単純な戦闘能力はいざ知らず、出会ったら確実に不幸になる気がしてしょうがない。


そんな最強魔女メディアなキャスターさん。
冒頭のシーンを見る限り、現マスターの葛木先生とのタッグぶりも堂に入ってます。
勝てる気がしねぇ。

それでも誘拐された通い妻・間桐さんを救出するため、
キャスターさんのアジトに突入する主人公チーム。
雑魚を突破してたどり着いたその先にいたのは、アサシンこと佐々木小次郎さん。

佐々木小次郎:
 「私の役目はサーヴァントの撃退。セイバーと打ち合えるとは僥倖」

つうか、ヘラクレスだのペガサスだのメディアだのに混じって佐々木小次郎。
酷いです。なにこの理不尽なゲーム。
勝てる要素がありません。

ですが、意外なまでの力を発揮し、セイバーさんと五分に打ち合い。

佐々木小次郎:
 「佐々木小次郎などという人物は実在しない。
  人々の記憶だけで剣豪とされた人物」
セイバーさん:
 「では、あなたは架空の英霊…」

ああ、なるほど。
それならアーサー王と互角に渡り合ってても納得です。
一応舞台は日本だし。佐々木小次郎とか宮本武蔵とかって実績の割には英雄視したがる人も多いし。

でもそういう「イメージだけの存在」がありなら、「僕の私の最強超人」を召還すればいいような。
多数の共通認識が必要というなら適当な宗教の神様とか。いっそリトルグレイとか特撮映画の巨大怪獣とかでも。
バーサーカー・ウルトラマンを相手に、必死になってエクスカリバーで応戦するセイバーさん。ちょっと可愛い。

一方、先行して神殿内部に突入した士郎くん&遠坂さん。
士郎くんは葛木先生と交戦、遠坂さんは囚われの間桐さんの救出へ。
肝心の間桐さんは命こそ大事はないものの、正気を失って錯乱状態。

キャスターさん:
 「(間桐さんを)連れて行きたいならどうぞご自由に。
  もっともこの娘が行きたいと言うかどうかは知りませんが」

暴走する間桐さんから、不思議触手が雨あられと遠坂さんに。
絶対領域VSボンテージ。見てるだけなら素敵空間です。
そんな攻撃をかいくぐりつつ、間桐さんを正気に戻すべく奮闘する遠坂さんですが、効果なし。

やむなく、覚悟を決めて相手を殺すつもりで全力攻撃。
結果、ひとまず間桐さんは正気に戻ったものの、失神。同時に、重傷を負った遠坂さんもリタイア。
窮地は変わらないまま、以下次週。


とりあえずキャスターさんチームの意図がよく分かりません。
勝つつもりならいつでも勝てそうなものなのに…。
次回予告に出てきてる謎人物対策とかそんなのなんでしょうか。

あと、途中の回想シーンが謎ですが、要は遠野くんと琥珀さん&秋葉さんの関係と思えばいいんでしょうか。
もしくは、とりかへばや。
全然ひねりはないですけど、私の予想ではそれが精一杯。

多分、(アーチャーの時と同じく)今後も解説は入らないだろうし、
不親切といえば不親切なんでしょうけど。
個人的には、この程度で止めておいてもらうほうがすっきりしてていいような。
(一応、ちらっと原作もやりましたけど、無駄な描写が多すぎる気が…)
キャスターの過去話とかも、メディアの基本設定知ってれば脳内補完できるし。


追記:
 どうでもいいことですが、なんで今回の舞台は神殿?
 ギリシアの神殿といえばアテナのパルテノン神殿とかが有名ですが、メディアはアテナと激不仲、ありえません。
 つうか、彼女はアテナとアフロディテという二大巨頭に喧嘩を売ってるので神様連とは相性が悪すぎます。
 まぁ、「聖杯を召還するから、それを神に見立てて(もしくは皮肉って)」ということなのかもしれませんが、
 こいつは、一体何の理由があって神殿なんかに居を構えてるんだ。 

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ところで右の商品の「トリコレ」。
何気に「(各キャラは)首とボディで差し替え可能」とかとんでもないことが書いてある。
じゃあ何か。絶対領域装備の間桐さんとか作れというのか。妄想の泥沼にはまりそうです。
コメント (5)
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「汚れでも頑張る」……これぞ宇宙が授けた光の答え

2006年05月06日 | アニメ・土曜朝 感想その他
・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第6話 「クラブ活動☆ファインのおなら大実験」

(注:私は「ふしぎ星のふたご姫」が大好きです)

【世帯別視聴率】
 ふしぎ星のふたご姫:4%前後
 おねがいマイメロディ:6%前後

【女児視聴率】
 ふしぎ星のふたご姫:約30%
 ふたりはプリキュア:約50%

【決め台詞】
 「輝く金の花!」「煌く銀の翼!」:ふたりはプリキュアSplashStar(初出2月5日)
 「輝くレイン!」「煌くファイン!」:ふしぎ星のふたご姫Gyu!(初出4月1日)

【第1話の敵】
 勝手に騒音を撒き散らすバイオリン:おねがいマイメロディ(05年4月3日放送)
 勝手に騒音を撒き散らすバイオリン:ふしぎ星のふたご姫Gyu!(06年4月1日放送)


上記を踏まえた上で、先日発売された主題歌より。

『毎度毎度の挑戦に 焦らずマイペース
 失敗はサクセスのもと わかってる!
 お楽しみはここにも そこにも』

『自己新更新準備 それなりいいペース
 ダイヤの輝きめざして もう一歩!
 ダメだしばっかりガッカリも 時々あるけれど
 ひとりじゃないって ステキなこと
 少しの勇気から始まるよ物語 誰もが主役』

『いつか大人になる その時まで
 いま キミの足あと Gyu!とGyu!と つけてゆこう』

…涙がとまりません。
ここまで悲壮な決意に満ちた主題歌は聞いたことがない。
頑張れファイン。負けるなレイン。


逆境下で戦うふたごたちですが、今日は暢気にクラブ活動。
レインは前回からの流れでニュースキャスターをやるご様子。
そして、それに声をかけられもしないファイン。相変わらず、はぶられるのが似合う女。

昔馴染みの面々も、それぞれ落ち着き場所を決めた模様。

アルテッサ:
 「これをこうすると…ほら、デコールの出来上がりですわ」

で、デコールメーカー部…。

他の面々が優雅に華道やら絵画やらにいそしむ横で、あくせく販促活動なんて。
派手好きに見えても実は苦労人のアルテッサ。
愛しくてたまりません。

出遅れ気味のファインですが、居場所を探して校内を探索。
そんな彼女の目の前に科学部の看板が。
興味津々覗き込むと、ちょうど部員一同が部長に反旗を翻しているところでした。

部員一同:
 「こんな部、やめてやる!」

いきなり部の崩壊を目の当たりにして呆気にとられるファイン、その隙をつかれ気がついたら部室の中へ。
部長の熱意に乗せられ、実験に参加することになってしまいました。
まるで大学構内に迷い込んだ女児小学生。なんて可愛いモルモット。

ファイン:
 「それで何の実験ですか?」
部長:
 「おならの力で回転運動を作り出し、それで電気を得るんだ」

『おなら大実験』なんて惨いタイトルの割には、意外とまともです。
まぁ、その回転運動をする車体に何故か人が乗り込まないといけない、という
構造的な欠陥はありますが。

あと、この場面だけ見たら、もはや「ふたご姫」に見えない。
つうか、一年前の自分たちに今のこの番組を見せてみたいです。
果たして何人が、これを「ふたご姫」の行く末だと理解できるのか。

なんにせよ実験開始。
この手のネタにしては珍しく実験は成功。
ですがちょっとしたトラブルで実験器具が破損。

ファイン:
 「レインを呼んでくる。魔法で壊れた部品の修理をしよう」

手馴れてやがる。

部長:
 「ダメだ!魔法の力を借りたら『科学』じゃなくなる!」

正論だ。
もはや不思議パワーに疑問も抱かず依存しまくりのふたごどもとは違います。
誇りある拒否の後、若干の危険を承知の上で自ら器具に乗り込み実験再開。

ファイン:
 「じゃあ私は動力の(供給の)方を…」

言いかけてはたと止まるファイン。
そして全てを忘却の彼方へ放り捨て、何も言わなかったことに。
流石のファインお嬢さんも、そこまでの汚れ仕事は引き受けてくれませんでした。

そんな葛藤をよそに、再開された実験は大成功。
ですが、制御装置に異常発生、装置は暴走。
おまけに悪の副会長さんの襲撃まで加わり酷い惨状に。
てんやわんやの末、戻ってきた部員さん達が器具を復旧し、副会長さんの襲撃は「ぱらりら」アタックで掃討。
なんとか無事に解決しました。

…何気に、最後まで装置の暴走そのものを、魔法で解決しようとしなかったふたごが偉いです。
ちゃんと部長の誇りに考慮してくれてるなんて。
ああ見えてもちゃんと成長しているようです。

さて、事態は収拾されたものの、実験そのものは完全成功ならず。
また、戻ってきてくれたとはいえ一度は部員に見捨てられた身。
そう落ち込む部長ですが、彼の所持する格言集の一節で復活。

 『失敗は成功の父母』

こうして冒頭の主題歌に戻る。
頑張れ「ふたご姫」。
これだけ無茶なネタを扱っていながら、ちゃんと話として面白くまとまってるのはすごいぞ。


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どうでもいいことですが、大量発生したチアリーダーファインにときめいてしまいました。
物凄く負けた気分。畜生。

追記:
 先週、「レモンとリオーネを書き間違える」という作画ミスをやらかした「ふたご姫」。
 よくよく考えてみたのですが、もしかして「リオーネ」って「レモン」の別読みが語源ですか?
 だとしたら、あの作画ミスはわざとか。なんて複雑なジョークを練りこむんだスタッフ。
コメント (2)
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