・シムーン 第8話「祈り」
ちょっと遅くなりましたが、AS Daysさんのご紹介。
ここに限らず、「シムーン」は製作サイドのお遊びが楽しげ。
本編の狂いっぷりとあいまってなんとも素敵。
そんな面白部隊なテンペスト隊。
前回、新人さんの起こした騒動のせいでとうとう解散勧告を出されてしまいました。
今まで特権階級扱いされた彼女達も、これが年貢の納め時。今まで独占使用していた広間も追い出される始末。
カイムさん:
「あーもう!悔しいなぁ!」
アルティさん:
「姉さん、私の部屋に来ない?」
この非常時にも押しの一手のアルティさん。実の姉に色目を使いまくり。
一方、お偉いさんたちは飛行艇の別室にてお隣の国との休戦協定中。
が、協定の場に現れた敵国の使節は、会談に関係ない巫女さんを引き連れてきていました。
同席を認めるか否か。いきなり頓挫する会談。
揉めた末、引き連れていた三人の巫女のうち、二人は同席を認め、残り一人はよそで待機することに。
なんでそんなマニアックな分け方にしたのか意図がわかりませんが…。
なんにせよ、会議に参加できなくなった巫女さんのお相手としてテンペスト隊を任命。
…一応、休戦交渉中とはいえ、敵国の中枢人物に、自国の最大にして唯一の戦力・シムーン部隊を紹介するとは。
太っ腹なお国柄です。
まぁ、それぐらいテンペスト隊が「どうでもいい部隊」扱いされてるとも取れますが。
さて巫女さんと引き合わさせられたテンペスト隊。
同じ巫女同士、しかも相手ははにかんだ笑顔の似合う可憐な風貌の女の子。
敵国の人間とはいえ、暖かく迎え入れられます。
つうか、テンペスト隊の巫女といえば、色に狂って実の姉を押し倒すわ、我が身可愛さで嬉々として殺戮に走るわ。
四六時中スナック菓子を食い続ける幼女だの、お国の危機にも関わらずニートだの。
そんなろくでもないのばかり。同列扱いは失礼かもしれません。
フロエさん:
「その小さい娘がリモネ。右の二人がアルティとカイム。二人は姉妹なんだ。それから…」
巫女さん:
「リモネ、アルティ、カイム…」
フロエさんによって進むメンバー紹介。
「キャラが多すぎて分かりにくい」という視聴者にもばっちり配慮。
最近のフロエさんはいい仕事をしている気がする。
フロエさん:
「右から、パライエッタ、ドミヌーラ、ロードレアモン」
巫女さん:
「パライエッタ、ドミヌーラ、ロードレアモン…」
フロエさんの紹介に続いて、巫女さんはメンバーの名前を確認するように復唱。そのまま紹介は順調に進み、残るは主人公様。
フロエさん:
「あとは、あの一番奥がアーエル」
巫女さん:
「……。よろしく」
しばしの沈黙の後、主人公様からクレーム。
アーエルさん:
「ちょっと待った!」
マミーナさん:
「…一人だけ名前読んでもらえなかった?」
なんだかんだで思考回路が同じなマミーナさん。的確にアーエルさんの不満を代弁。
一同:
「別にいちいち呼ばなくてもいいじゃない」「疲れちゃうしね」
ユンさん:
「ねえ、貴女はどう思う?」
質問を振った先は巫女さん。
『お客様』にいきなり答えにくい質問を投げるな。
と思っていたら。
ユンさん:
「俺達は巫女だ。なのにシムーンを戦争の道具している。貴方たち普通の巫女から見たら…」
こいつ、周りの会話を聞いちゃいねぇ。
なんにせよ、この空気読めない発言により話題は戦争や巫女、祈りのことに。
神聖なシムーンを戦いの道具にすることに対する不満と不安を吐露する面々。
なお、「シムーンで戦争をする」ことが嫌なだけで、
「人を殺すこと」にはあんまり抵抗を感じてないのが「シムーン」の特徴。
まぁこの世界観なら当然か。
そんな中、マミーナさんが激白。
マミーナさん:
「…私(のような家柄の人間)は戦争にならなければシムーンに乗れなかった」
始まる過去話。どうやら、なかなか大変な過去をお持ちだったようです。
でも、この場には現在交戦中の他国の巫女さんがいます。
思いっきり部隊の内情をばらしてどうする。
パライエッタさん:
「よその人にお聞かせするような話ではない」
先週から自爆続きのマミーナさん。今回も同情票は集まらず。
そんな哀れな彼女は放置して、ひとまず今は巫女さんの接待任務。
「機密に触れるところでなければ」、と前置きをした上で飛行艇の中を案内することに。
つうか、この巫女さん、どう見ても普通にスパイだと思うのですが。
名前を復唱してたのも、構成メンバーを把握するためにしか見えないし。
大丈夫かテンペスト隊。
視聴者の不安をよそに、アーエル、カイム、フロエの3人で案内ツアー。着いた先は聖堂。
巫女さん:
「私達の神は、貴女たちのテンプスパテュームと同じものだったという学説があります」
カイムさん:
「じゃあ貴方達の国は、元々私達の領土だったのかな」
さすがはカイムさん。逆の発想を微塵も持たず、相手に配慮すらしないこの強気な態度。
それにはまともに取り合わず、ひとまず祈りを捧げる一同ですが、アーエルさんだけはそれに参加せず。
不審に思う敵国の巫女さんに、フロエさんから弁明。
「アーエルは巫女じゃないから。(性別を決めかねて)泉に行きたくなくてここにいるだけ」。
巫女さんに走る動揺。
アーエルさん:
「迷ってるのに無理に結論を出すほうがおかしいじゃないか」
力強く断言。
そんな微妙な空気の中、ふと後ろに目をやると、暗い聖堂の端に無言で座っているネヴィリルさんの姿が。
なにやってんだお前。格好よすぎる。
なんやかやと見学は続きますが、そんな折、敵国の船から何らかの信号弾が。
カイムさん:
「…あれはなに?」
アーエルさん:
「ちょっと会議の様子を見てくる」
フロエさん:
「私も!」
おい、敵国が怪しい動きをしてるのに、巫女さんの監視をカイムさん一人にしてどうする。
心配は的中。問答無用でカイムさんに銃を突きつける巫女さん。
嗚呼、さっきお国を侮辱するようなことを言ったりするから…。
カイムさんを人質に取った彼女は、まっすぐにシムーン格納庫へ。
すぐに包囲されますが、人質のため手が出せず。
哀れ、捕らわれの身になったカイムさんを見て、アルティさんから一言。
アルティさん:
「あいつ、姉さんを!!」
この娘、怖すぎる。今まで戦闘中にすら見せたことのないほどの凶暴な顔をして吠えまくり。ばうわう。
しかしいくら人質を取ったとはいえ、ここは敵地のど真ん中。
格納庫に辿りついたものの、シムーンは二人乗り。単独任務の彼女一人では飛ばせません。
一応、他の仲間と合流すれば目はありますが、それでも分の悪すぎる賭け。
もちろん、当の巫女さんもそれは承知。
当初の予定がどうだったのかは分かりませんが、形勢不利と見るや、即座に次の手を選択。
荷物に隠し持っていた爆薬を取り出すや否や…。
自爆。
この国のほぼ唯一の戦闘手段・シムーンの大半を爆破し、巫女さん散る。
その爆発音を聞き、会談に参加していた面々も自害。
捕虜にされる可能性を警戒したんでしょうか。潔すぎる。
…でもまぁ、制空権を完全に握られ、竹やり VS 戦闘機の戦いを強いられてる立場としては、こうでもしないと勝ち目はないわな。
さて、爆煙晴れぬ甲板上。
相変わらず空気を読まず、ネヴィリルさんにパルになってくれと哀願するマミーナさん。
ネヴィリルさん、その言葉を無視。代わりに巫女さんの自爆行動に愕然としているアーエルさんに問いかけ。
ネヴィリルさん:
「アーエル、あなたはどうする?」
アーエルさん:
「…よく分からなくなった」
神への愛を叫びながら自爆した巫女さんを目の当たりにし、ここまで猪突猛進で来たアーエルさんにも初めて迷いが。
…これは、「神への愛とはなんだ」「祈りとは」「巫女とは」という種類の悩み?
それとも、巫女さんの「自国の人間のためなら自分を犠牲にしてもいい」に対する戸惑い?
あるいは、それと裏表のアーエルさんのポリシー「自分のためなら他国の人間を殺してもいい」に疑問を感じ始めた?
ネヴィリルさん:
「答えを出す必要はない」
先ほどアーエルさん自身が聖堂で言っていた台詞をそのまま返すと…
ネヴィリルさん:
「立ちなさいアーエル。私があなたのパルよ。」
初めて迷いを見せたことがネヴィリルさんのお眼鏡にかない、めでたく二人はパルを組むことに。
ここまで実に8話。
長い長いニート期間がようやく終わり、ネヴィリルさん、戦線復帰。
ほどなく始まる敵戦艦からの一斉射撃。
3隊あるシムーン部隊のうち、2隊は先ほどの爆発により戦闘不能。
残った唯一の戦力・テンペスト隊。ついに揃ったフルメンバーで反撃開始したところで次週へ。
今まで長々と続いたプロローグが遂に終わり、話が大きく動き出しました。
来週の展開はかなり楽しみ。
ここまで時間をかけただけに、ネヴィリル&テンペスト隊の復活劇に大期待。
それにしても、要所要所でのポイントの抑え方や台詞回しが上手いアニメですね、これ。
これだけ大量にキャラがいるのに、ちゃんと個性を出し切ってるのが凄い。
ちなみに私はモリナスさん派。あの「私は脇役!」と全力で主張してる飄々とした感じが可愛い。
ところで、最初、会談に現れた巫女は三人。
「通訳として必要」という建前なら、同席は一人でいいはず。別室待機組が二人の方が自然のような気がします。
何より、シムーン奪取の可能性も考慮すると、二人を会談から外した方がいいような…?
1.一人の方が警戒されないから。奪取は最初から諦め、爆破の成功確率を少しでも上げよう。
2.巫女を複数人連れてきた理由として「儀礼に複数必要だから」と言ってしまい、引っ込みがつかなくなった
3.根本的に二人いないと飛ばせないことを知らなかった
まぁ、いずれにせよ、自刃するつもりだったのなら同じことだったのかも。
ちょっと遅くなりましたが、AS Daysさんのご紹介。
ここに限らず、「シムーン」は製作サイドのお遊びが楽しげ。
本編の狂いっぷりとあいまってなんとも素敵。
そんな面白部隊なテンペスト隊。
前回、新人さんの起こした騒動のせいでとうとう解散勧告を出されてしまいました。
今まで特権階級扱いされた彼女達も、これが年貢の納め時。今まで独占使用していた広間も追い出される始末。
カイムさん:
「あーもう!悔しいなぁ!」
アルティさん:
「姉さん、私の部屋に来ない?」
この非常時にも押しの一手のアルティさん。実の姉に色目を使いまくり。
一方、お偉いさんたちは飛行艇の別室にてお隣の国との休戦協定中。
が、協定の場に現れた敵国の使節は、会談に関係ない巫女さんを引き連れてきていました。
同席を認めるか否か。いきなり頓挫する会談。
揉めた末、引き連れていた三人の巫女のうち、二人は同席を認め、残り一人はよそで待機することに。
なんでそんなマニアックな分け方にしたのか意図がわかりませんが…。
なんにせよ、会議に参加できなくなった巫女さんのお相手としてテンペスト隊を任命。
…一応、休戦交渉中とはいえ、敵国の中枢人物に、自国の最大にして唯一の戦力・シムーン部隊を紹介するとは。
太っ腹なお国柄です。
まぁ、それぐらいテンペスト隊が「どうでもいい部隊」扱いされてるとも取れますが。
さて巫女さんと引き合わさせられたテンペスト隊。
同じ巫女同士、しかも相手ははにかんだ笑顔の似合う可憐な風貌の女の子。
敵国の人間とはいえ、暖かく迎え入れられます。
つうか、テンペスト隊の巫女といえば、色に狂って実の姉を押し倒すわ、我が身可愛さで嬉々として殺戮に走るわ。
四六時中スナック菓子を食い続ける幼女だの、お国の危機にも関わらずニートだの。
そんなろくでもないのばかり。同列扱いは失礼かもしれません。
フロエさん:
「その小さい娘がリモネ。右の二人がアルティとカイム。二人は姉妹なんだ。それから…」
巫女さん:
「リモネ、アルティ、カイム…」
フロエさんによって進むメンバー紹介。
「キャラが多すぎて分かりにくい」という視聴者にもばっちり配慮。
最近のフロエさんはいい仕事をしている気がする。
フロエさん:
「右から、パライエッタ、ドミヌーラ、ロードレアモン」
巫女さん:
「パライエッタ、ドミヌーラ、ロードレアモン…」
フロエさんの紹介に続いて、巫女さんはメンバーの名前を確認するように復唱。そのまま紹介は順調に進み、残るは主人公様。
フロエさん:
「あとは、あの一番奥がアーエル」
巫女さん:
「……。よろしく」
しばしの沈黙の後、主人公様からクレーム。
アーエルさん:
「ちょっと待った!」
マミーナさん:
「…一人だけ名前読んでもらえなかった?」
なんだかんだで思考回路が同じなマミーナさん。的確にアーエルさんの不満を代弁。
一同:
「別にいちいち呼ばなくてもいいじゃない」「疲れちゃうしね」
ユンさん:
「ねえ、貴女はどう思う?」
質問を振った先は巫女さん。
『お客様』にいきなり答えにくい質問を投げるな。
と思っていたら。
ユンさん:
「俺達は巫女だ。なのにシムーンを戦争の道具している。貴方たち普通の巫女から見たら…」
こいつ、周りの会話を聞いちゃいねぇ。
なんにせよ、この空気読めない発言により話題は戦争や巫女、祈りのことに。
神聖なシムーンを戦いの道具にすることに対する不満と不安を吐露する面々。
なお、「シムーンで戦争をする」ことが嫌なだけで、
「人を殺すこと」にはあんまり抵抗を感じてないのが「シムーン」の特徴。
まぁこの世界観なら当然か。
そんな中、マミーナさんが激白。
マミーナさん:
「…私(のような家柄の人間)は戦争にならなければシムーンに乗れなかった」
始まる過去話。どうやら、なかなか大変な過去をお持ちだったようです。
でも、この場には現在交戦中の他国の巫女さんがいます。
思いっきり部隊の内情をばらしてどうする。
パライエッタさん:
「よその人にお聞かせするような話ではない」
先週から自爆続きのマミーナさん。今回も同情票は集まらず。
そんな哀れな彼女は放置して、ひとまず今は巫女さんの接待任務。
「機密に触れるところでなければ」、と前置きをした上で飛行艇の中を案内することに。
つうか、この巫女さん、どう見ても普通にスパイだと思うのですが。
名前を復唱してたのも、構成メンバーを把握するためにしか見えないし。
大丈夫かテンペスト隊。
視聴者の不安をよそに、アーエル、カイム、フロエの3人で案内ツアー。着いた先は聖堂。
巫女さん:
「私達の神は、貴女たちのテンプスパテュームと同じものだったという学説があります」
カイムさん:
「じゃあ貴方達の国は、元々私達の領土だったのかな」
さすがはカイムさん。逆の発想を微塵も持たず、相手に配慮すらしないこの強気な態度。
それにはまともに取り合わず、ひとまず祈りを捧げる一同ですが、アーエルさんだけはそれに参加せず。
不審に思う敵国の巫女さんに、フロエさんから弁明。
「アーエルは巫女じゃないから。(性別を決めかねて)泉に行きたくなくてここにいるだけ」。
巫女さんに走る動揺。
アーエルさん:
「迷ってるのに無理に結論を出すほうがおかしいじゃないか」
力強く断言。
そんな微妙な空気の中、ふと後ろに目をやると、暗い聖堂の端に無言で座っているネヴィリルさんの姿が。
なにやってんだお前。格好よすぎる。
なんやかやと見学は続きますが、そんな折、敵国の船から何らかの信号弾が。
カイムさん:
「…あれはなに?」
アーエルさん:
「ちょっと会議の様子を見てくる」
フロエさん:
「私も!」
おい、敵国が怪しい動きをしてるのに、巫女さんの監視をカイムさん一人にしてどうする。
心配は的中。問答無用でカイムさんに銃を突きつける巫女さん。
嗚呼、さっきお国を侮辱するようなことを言ったりするから…。
カイムさんを人質に取った彼女は、まっすぐにシムーン格納庫へ。
すぐに包囲されますが、人質のため手が出せず。
哀れ、捕らわれの身になったカイムさんを見て、アルティさんから一言。
アルティさん:
「あいつ、姉さんを!!」
この娘、怖すぎる。今まで戦闘中にすら見せたことのないほどの凶暴な顔をして吠えまくり。ばうわう。
しかしいくら人質を取ったとはいえ、ここは敵地のど真ん中。
格納庫に辿りついたものの、シムーンは二人乗り。単独任務の彼女一人では飛ばせません。
一応、他の仲間と合流すれば目はありますが、それでも分の悪すぎる賭け。
もちろん、当の巫女さんもそれは承知。
当初の予定がどうだったのかは分かりませんが、形勢不利と見るや、即座に次の手を選択。
荷物に隠し持っていた爆薬を取り出すや否や…。
自爆。
この国のほぼ唯一の戦闘手段・シムーンの大半を爆破し、巫女さん散る。
その爆発音を聞き、会談に参加していた面々も自害。
捕虜にされる可能性を警戒したんでしょうか。潔すぎる。
…でもまぁ、制空権を完全に握られ、竹やり VS 戦闘機の戦いを強いられてる立場としては、こうでもしないと勝ち目はないわな。
さて、爆煙晴れぬ甲板上。
相変わらず空気を読まず、ネヴィリルさんにパルになってくれと哀願するマミーナさん。
ネヴィリルさん、その言葉を無視。代わりに巫女さんの自爆行動に愕然としているアーエルさんに問いかけ。
ネヴィリルさん:
「アーエル、あなたはどうする?」
アーエルさん:
「…よく分からなくなった」
神への愛を叫びながら自爆した巫女さんを目の当たりにし、ここまで猪突猛進で来たアーエルさんにも初めて迷いが。
…これは、「神への愛とはなんだ」「祈りとは」「巫女とは」という種類の悩み?
それとも、巫女さんの「自国の人間のためなら自分を犠牲にしてもいい」に対する戸惑い?
あるいは、それと裏表のアーエルさんのポリシー「自分のためなら他国の人間を殺してもいい」に疑問を感じ始めた?
ネヴィリルさん:
「答えを出す必要はない」
先ほどアーエルさん自身が聖堂で言っていた台詞をそのまま返すと…
ネヴィリルさん:
「立ちなさいアーエル。私があなたのパルよ。」
初めて迷いを見せたことがネヴィリルさんのお眼鏡にかない、めでたく二人はパルを組むことに。
ここまで実に8話。
長い長いニート期間がようやく終わり、ネヴィリルさん、戦線復帰。
ほどなく始まる敵戦艦からの一斉射撃。
3隊あるシムーン部隊のうち、2隊は先ほどの爆発により戦闘不能。
残った唯一の戦力・テンペスト隊。ついに揃ったフルメンバーで反撃開始したところで次週へ。
今まで長々と続いたプロローグが遂に終わり、話が大きく動き出しました。
来週の展開はかなり楽しみ。
ここまで時間をかけただけに、ネヴィリル&テンペスト隊の復活劇に大期待。
それにしても、要所要所でのポイントの抑え方や台詞回しが上手いアニメですね、これ。
これだけ大量にキャラがいるのに、ちゃんと個性を出し切ってるのが凄い。
ちなみに私はモリナスさん派。あの「私は脇役!」と全力で主張してる飄々とした感じが可愛い。
コミック百合姫 Vol.4 Simoun(シムーン)(1) |
ところで、最初、会談に現れた巫女は三人。
「通訳として必要」という建前なら、同席は一人でいいはず。別室待機組が二人の方が自然のような気がします。
何より、シムーン奪取の可能性も考慮すると、二人を会談から外した方がいいような…?
1.一人の方が警戒されないから。奪取は最初から諦め、爆破の成功確率を少しでも上げよう。
2.巫女を複数人連れてきた理由として「儀礼に複数必要だから」と言ってしまい、引っ込みがつかなくなった
3.根本的に二人いないと飛ばせないことを知らなかった
まぁ、いずれにせよ、自刃するつもりだったのなら同じことだったのかも。