穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

「なかよし」感想 2009年5月号 【ガーディアンズ4】

2009年04月07日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
■しゅごキャラエッグ → ガーディアンズ4

「しゅごキャラ」さんの実写戦略が代替わりしました。
もはやモーニング娘。を初めとしたハロプロとの同盟は、少女向けコンテンツのデフォですか。
(ちなみにプリキュアさんも黒白先輩の時代に共闘してます。成人用キャラリートは着くれませんでしたが)

個人的にはダイヤ娘がお気に入りだったのですが、存外早い退場が残念です。
みんなの憧れダイヤのコスプレしながら、「好きなキャラなりは……です」と答えた彼女は見どころがあると思う。
皮肉でなく真面目に。

■しゅごキャラ! 第39回

余談ですが、今週はセマナサンタ(イースター週間)です。
みんなでたまごを略奪し、貪り食う一週間。
国によっては大型連休に突入してます。

それはそうと。

日奈森さん:
 「キャラなり!アミュレットフォーチュン!」

全てに貪欲な日奈森さんの第5の本当の自分が大覚醒。
4つのたまごだけでは飽き足らず、それら全てをスクランブルエッグにして誕生した新キャラなりは、幸せを司るラッキークローバー。
不幸と絶望の化身たる×たまの天敵のような女です。

そんなわけで日奈森さん、現れた巨大×たまを軽く屠ってあげました。
「声を聞いただけで不幸と悲しみを引き出される」という超強敵の×たまが相手だというのに、全く悲しむ様子も見せません。
血も涙もないとはこのことか。

日奈森さん:
 「あたしたちは悲しみに立ちむかえる」
 「戦うこと。それからもう一つ」
 「女の子のあたしにできること」

日奈森さん:
 「―真実の愛―」

先月号から「女の子ならではの特殊攻撃」に拘ってる日奈森さん。
至った結論は色仕掛けでした。
貴女の口から「真実の愛」とか言われても、哲学的すぎて理解が及びません。
「真実の愛」…。自宅でこっそり猫を飼ったり、彼氏に内緒で同衾したり、そういうことでしょうか。
日奈森さんの言うことは難しすぎる。

しかし理屈は分からなくても理解はできる。
巨大×たまは無事に浄化されました。
まぁ日奈森さんがあんな格好して迫ってくれば、大概の悲しみはぶっ飛びます。
こうしてますます増長していくんだ。

巨大なる×たまが浄化されたことにより、ついにエンブリオも出現。
ですがそれを手に入れたのはイースター社の専務さん。
即座に逃亡した専務さんを追撃し、来月はいよいよ本社での決戦…なのだと思う。

■最強生徒会 ツバキヨ 第1話「生徒会”メンバーX”椿 清衣です」

新連載。心を読める娘さんが主人公のお話。
第1話で割と完結してしまった気がするのですが、面白かったです。
男性キャラ主体で「心を読めるヒロイン」を描くというのは、少年漫画だと類似ネタを見かけるけど、少女漫画では珍しい気がしないでもない。

■フレッシュプリキュア! 第3話

P.164の桃キュアさんが格好いいです。
変身解いたらロースペックなくせに。
だからずっと変身したままでいればいいのにと何度も何度も…。

それはともかく。扉でいきなりパインさん降臨。
この潔いまでのショートカットはつくづく上手いと思う。
それでいてちゃんと見せ場は抽出してる。

イースお嬢さん:
 「プリキュア…いったい何人いるというのだ…」

絶望に打ちのめされながらお嬢さんは撤退。
すごすご逃げ帰ったところ、本拠地の占い館にフレッシュ娘がやってきた。
お嬢さん、すげぇ嫌そうな顔。でもお仕事熱心なので占ってあげます。

イースお嬢さん:
 「…あなたたちの数字が…見えます」

この言葉を聞き、フレッシュ娘は勝手に「3」と解釈。
やっぱり3人だよね。幸せゲット!あたしたち完璧!やっぱり3だって信じてた!
イースお嬢さんも適当に調子を合わせてあげます。優しいお人だ。

ですが浮かれる娘さんたちの横で、お嬢さんは恐怖に慄いていました。

イースお嬢さん:
 (なぜ水晶に『4』が映ったのだ!?まさか…)

まさか。まだ増えるというのかプリキュアは。
嗚呼、お嬢さんの心の傷がまた広がっていく。
プリキュアが…プリキュアがまた増える…。

お嬢さん:
 「わたしたちが出会ったのが幸か不幸か…」
 「ふんっすぐに思い知るわね」

ここまで小者臭がびんびんに漂う敵幹部は、シリーズ初じゃなかろうか。
もうダメですねこの娘…。
早く楽にしてあげないと、心を病んでしまわれる。

■妖界ナビ・ルナ 第2章「人魚のすむ町」第10話「別れ」

自分が人魚であることを引け目に感じてたゲストヒロイン様。
結果論でいえば完全なる杞憂でした。
相手の男は何の問題もなく受け入れてくれました。当然ですよね。
シミュレートしてみましょうか。お付き合いしてるお嬢さんが、実は人魚でしたと。
狂喜乱舞ですね。嫌がる理由が絶無ですね。

かくしてハッピーエンドを迎えるかと思われたのですが、人魚の姐さんは謎理由で力尽きてしまいました。無念です。
どこかの能天気な人魚姫のよう上手くはいきませんでした。
それと失礼を承知で蛇足するなら、尾びれはもっと大きい方が好みだなぁ、なんて。

■くえいるリコーダー

う、上手ぇ…。
もうそれしか書きようがない読み切りさん。
上手すぎてにくいです。でろでろどろ。

■サファイア リボンの騎士 第13話「悲しみのキス」

花森さんはサブタイに「キス」を入れるのがお好き。
「ぴっち」だけでも3つもある。(「冷たいキス」「儚いキス」「最後のキス」)
いやアニメ版に直接タッチしてるわけではないことは承知の上ですが。

唐突に結婚することになったヘケート姐さんとフランツ王子。
その結婚式に、サファイアさんが潜入します。
なお、結婚式の会場はシルバーランドの城。
何故に他国の王子がそんなところで式を挙げ、正統継承者が忍び込まなければいけないのか。
シルバーランドが国として成り立ってるのか、どんどん不安になってきます。

無事に王子と接触できたサファイアさん、王子が記憶を失ってると見るや否や即座に色仕掛け。
どうしてこう「なかよし」娘は体で勝負しようとするのか。
そりゃ間違ってはいないんだけどさ。

その光景を目の当たりにしたヘケート姐さんが激怒したところで次号。
まぁ人様の結婚式に突入して、白昼堂々色仕掛けを行使したら、普通怒られる。

■コミックス宣伝

P.379の宣伝ページ:
 「あの名作をGWに一気読み!」

「なかよし」が誇るスーパーラインナップが載っています。
「セーラームーン」とか。「カードキャプターさくら」とか。「ぴちぴちピッチ」とか。
素晴らしい漫画ばかりですね。

……「ぴっち」がこんな怪物コミックに肩を並べてることに、ファンの一人としてはどう反応すればいいんだろう。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする