穴にハマったアリスたち

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しゅごキャラ!!どきっ 第80話「信じるキモチ!プラチナハート!」

2009年04月25日 | しゅごキャラ!
【今週のあらすじ】



日奈森さん:
 「イクトのこと隠しててごめんね♪」



ぽかーん。

そんな周囲の反応をよそに、二人は仲直りしましたとさ。

■しゅごキャラ!!どきっ 第80話「信じるキモチ!プラチナハート!」

深夜半過ぎ。
日奈森さんはコスプレ姿でイクトくんとご対面なさっていました。
そこにやってきた王子。二人の間に割って入り、イクトくんとバトり始めました。
日奈森さんもウハウハですよ。
やめてー♪あたしのために争わないでー♪



しかし王子は何やら訳のわからないことを言い出した。

王子:
 「僕はあの時のことを許せずにいる」
 「だけど分からない。あの時、本当は何が起きたのか」



日奈森さん:
 「…?」

ぼんやり。
状況についていけない娘さんが一人。
あれ?あたしのために争ってるんじゃ…ないの?

そこにイースター社の専務さんもやってきて、何やら変な方向に話が進み始めました。
人を信じることは大事だよ、とかなんとかそんな方向に。
信じる?何をですか?こういう↓ことをしてたことをですか?



ええ信じてますよ。完全に浮気ですよね。
しかもそれを黙ってましたよね。
信じるって大事ですよね。で?

けれどまずい方向に動き始めた流れは止まらない。
専務さんがいかにも悪役っぽいことを言い放って去って行ったせいもあり、話題がそれを引きずってしまいました。
王子と二人きりになった日奈森さん、とうとうと事情を語り始めますが…

日奈森さん:
 「全部、話すよ」

『全部』話すんですね。『全部』ですよね。
さあ貴女の反省と覚悟のほどを聞きましょうか。
夜な夜などんなに隠微で破廉恥行為に勤しんでいたか、赤裸々かつ生々しく語ってもらいましょうか。

日奈森さん:
 「初詣にいった日があったでしょ?イクトが現れたのはその日だった」
 「そのまま居候させることになっちゃって」



イクトくん
 「…ずっとあむちゃんの部屋に?」
日奈森さん:
 「ううん」
 「ある日、突然いなくなった」
 「急にいなくなって、また急に現れた」

おや日奈森さん。
あまり意味のない「一度いなくなった」部分を随分と克明に語りますね。
まるで「ずっとじゃないよ?ずっとじゃないからね。だから減刑してね」と言わんばかり。
極めて重要な「居候っていうか、同衾してた」「大変美味しゅうございました」は省略したくせに。

その後も日奈森さんの言い訳じみた説明は続きます。
同棲中に遭遇したアレやコレの嬉し恥ずかしイベントのことは巧みに避けて。
いやぁ王子にも隠してちゃダメだって思ってたんだー。あ、言おうと思ってたんだけどね。たまたま偶然運悪く、そう思った日にバレちゃったんだー。

日奈森さん:
 「あたし最低なんだ」
王子:
 「…正直に話してくれてありがとう」

「正直」には話していません。
一番肝心な「自分がどう喜んでいたか」をばっさりカット。
浮気問題を「猫を拾ったのを隠していたこと」にすり替えられてしまいました。

しかし純な王子にそんなことは分かりません。
これが惚れた弱みというやつか。
あんまりこの話を引きずると、王子にとってもまずいです。
その内、日奈森さんが反省顔の裏で無言で訴えてくる。



 『ていうかさ、さっきから大人しくしてあげてたら「浮気」だの「爛れてる」だのごちゃごちゃ言ってるけどさ。結局のところあたしと別れたいわけ?要はそういうことでしょ?いいんだよ別に。別れたいならそう言えば。あ、言っておくけど、次に何を言うかは考えてからにしなよね。吐いた唾は飲ませないからね。こんだけあたしの方が折れてあげたんだから、あんたの顔も立ったでしょ?ほらこんないい女、なかなかいないよ?…で、どうなの?別れたいの?つきあいたいの?』

鬼です。
彼女は何も口にしない。けれどその目と態度が如実に物語る。
かくして。

王子:
 「あむちゃんのこと、信じてる」
 「仲直りの、握手」



日奈森さん:
 (にまり)

この女、切り抜けやがった。
あの絶体絶命の状況から、その辣腕たるハンドル捌きで復帰しました。
恐ろしい。後は逃げた猫を連れ戻せば、かつての栄光を取り戻せます。恐ろしい。本当に恐ろしい女だ。


(左画像)
テレビアニメ しゅごキャラ! しゅごキャラ!キャラクターソングアルバム ベスト!

(右画像)
きせかえフィギュア デコれっちゅ しゅごキャラ! アミュレットハート 完成品フィギュア


そういえばエンブリオには、キャラなりキャンセラーがついてるんでしたっけ?
「本当の自分」がテーマですけど、キャラなり・キャラチェンジって結果的に「本当の自分」をデコレートしてしまってるので、微妙に矛盾してるのかもしれない。
もしかして最後のオチは、「キャラなりに頼るな」になるんでしょうか。
コメント (16)
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