天と地の間

クライミングに関する記録です。

遠征を終えて。

2009年06月15日 | 遠征
 遠征の3ヶ月前に腰痛をおこし、つづいて、手首を傷めたりして遠征しても満足なクライミングは出来ないだろうと覚悟をしていたが、何
とか体調を間に合わせることが出来た。
 しかし、トレーニング不足は否めず、また再発を恐れてある程度のセーブをしたために、大きな成果は得られなかったが、それでもニード
ルス、ヨセミテはすばらしい環境を提供してくれ、満足して遠征を終えることが出来た。それができたのもやはり、パートナーあってならで
のこと。ありがたいものである。

ヨセミテでのクライミングに関して

・ヨセミテの岩質は、ポリッシュ、いわゆるすべすべのところが多いように感じた。当然、そういうところはジャムもあまくなり、フットホ
ールドも悪くなる。もちろん、高グレードの場合であるが。
そういったルートの攻略方法は、はやくヨセミテの岩質に慣れ、足に信頼をおく事だろう。

・今回の遠征は、二人であったため、荷物の関係でボルダーマットは持っていくことは出来なかったが、3人いればそれも可能であろう。
Camp4周辺は、ランディングの良いボルダーが多く点在しているので、レストのローテーションの合間にボルダーをするなどすれば、よりヨセ
ミテのクライミングを満喫できるだろう。






交通に関して

ヨセミテに行くには、おもにシスコから直接とフレズノ経由がとられるが、今回、我々はNeedlesを経由することもあって、フレズノまで乗り
継いだがシスコ、フレズノ間のプロペラ機は遅れる傾向にあるようだ。実際、行きは2時間待たされたし、帰りは3時間遅れ、結局、シスコ発
成田行きのフライトには間に合わず、シスコで1泊を余儀なくされた。
 遅れるにしても、モニターには遅れるとしか表示が無く、その後の表示は替わる事はない。
このため、注意して外を窺っていると、なにやら我々のバックらしきものを積み込んでいる様子。訝って、係員に聞いてみるとシスコ行きと
いう。聞き逃したのかもしれないが、それらしい表示も動きも無いので注意が必要である。

シスコまで1時間のフライトであったが待ったのは3時間。
少々疲れ気味にタラップを降りる私。


コメント
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