天と地の間

クライミングに関する記録です。

ニードルス、ヨセミテ滞在記(オフ編)

2009年06月16日 | 遠征

6月3日(水)
Camp4の朝の様子。大体、みんな朝は遅い。夜遅くまで焚き火を囲んで話し込んでいる。焚き火は、その辺で枯れ木を拾って燃やしてもしか
られる。売店で買わなければならない。一箱10$程度。
   



スラックライン。テープ状のロープを張ってこの上を綱渡りするバランストレーニングである。
私もやったがこの上に立つのもおぼつかなかった。渡れるまでにはかなりの練習が必要だろうが、習得するまでに怪我をしそう。
この上で、なんとバクテンをするつわものもいた。日本にも去年あたりから入ってきているようなんで誰かやる人が出てくるかもしれない。





警戒心がうすく、すぐ近くまで寄ってくるリス。食事の時など近くを走り回ってほこりをたてるし、油断をすれが食料をとられる。かわい
いのは最初だけですぐにうっとうしくなる。






世界一有名なボルダーMidnight Lightning。初登者はあのロン・カウク
いつも誰かしら登ってる。私もやりたかったが、マットがないので今回は遠慮した。





そのロン・カウク主演の映画があるという案内があったので行ってみた。入場料8$
上演の前に、当の本人が出てきてびっくり。あまりのでかさに二度びっくり。先鋭的なクライミングはやめているのだろうが、それにして
もでかかった。映画では、その体型で結構登っていた。
肝心の映画の内容は、クライミングを通じて、ヨセミテの四季折々のうつろいを紹介するというものでちょっと肩透かしだった。まあ、対
象が一般人だけに当然といえば当然ではあるが。







6月5日(金)朝から雨のためOFF
渓谷内にある教会。ここも例外にもれず、先住民を追い出した後、すぐに立てたようだ。
右は、ヨセミテ滝をバックに緩やかな流れの中でラフティングを楽しむ人たち。ここではさまざまな遊びがある。
その遊びを実に楽しくやっている。求道者よろしく取り組んでいる人は見かけない。
  


ヨテミテフォール
ヨセミテ渓谷で最もにぎわう場所である。高さ800m近いところから落ちてくる水には迫力がある。
右手にちょっと突き出た岩塔が分かるだろうか。これがロスト・アロー(失われた矢)。ここにもルートがある。ビッグウォールの範疇に
なる。このピークから向かいの岩までロープを張り、命綱なしで渡る人もいるとか。いかにもアメリカ人らしい。


 



お店のあるところでよく見かける記念コイン製造機。下の写真のように、25セント2枚と1セント銅貨1枚を入れてハンドルを回すと、右
端のように楕円形のメダルが出てくる。つまり、50セントが使用料で、1セント銅貨が原料となる。日本的な発想では、なんとも罰当た
りな機械ではある。
  


Curry villageにあるファーストフード店。昼時はおおにぎわいする。セットメニューにはフライドポテトがもれなく付いてくる。



6月 9日(水)
最終日の前日、Camp4の滞在期限が切れたために、Upper Pineキャンプ場に移動する。この時期、キャンプ場はすぐにいっぱいになるため、
事前に予約をしておかないとどこにも泊まれないことになる。実際、車乗泊の人をちらほら見かけた。
ここのキャンプ場は、1泊一人10$でCamp4より5$高いが、静かで1クラス上といった趣がある。家族キャンパーが多い。
写真のようにキャンピングカーも多く入っている。まさに動く家。走っていてもごく普通によく見かける。




ヨセミテ渓谷内では、食料はテント内、車内に置くことは禁じられている。熊を呼び寄せることになるからだ。写真は、食料を入れるコン
テナ。2パーティーに一つの割合で割り当てられる。




もちろん、ごみ入れも鉄製で頑丈に作られている。





たまには、贅沢に外食。ヨセミテロッジ内のレストランにて。いろんなメニューがあるがカロリーが高いものが多いし、よく吟味して注文
しないと超大盛りで来てしまう。







6月9日(木)
フレズノへの移動途中に立ち寄ったWawonaホテル。ヨセミテ国立公園内にある。
国の文化財保存建造物に指定されているだけあって、実に良い雰囲気のホテルだ。いつかは、こうゆうホテルに泊まってみたいものだが、
また来ることがあってもテントとなるだろう。
ホテルといえば、ヨセミテ渓谷内にアワニーホテルがあるが、こちらは、アメリカ人がいつかは泊まってみたいホテルの代表格になって
いる。



これまた、移動途中にあるマリポサの森。同じく公園内にある。
巨大なセコイア(アメリカ杉)が林立している森である。巨大なものは推定3000年という。そ
して、一番高い木は88mもある。火災の後が痛々しいが、太古からの自然火災によく生き延びてきたもんだと感心する。それと同時に、そ
の巨大な姿を見せてくれることに感謝の気持ちがわく。
  

  


火災により、巨大な炭となったセコイア。




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