赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

今日も雨。

2012-09-10 | お別荘の父

昔々・・・長崎は 今日も 雨だった~という歌が
ありましたが・・・
同じ港町の函館も、雨です。

父の病院にて。買ってきたポテトサラダパンと
くるみパンのお昼を済ませて、PCに向かっています。

こんな時でも、よく知らない街でも・・・
美味しいお店を発見できるので、親不孝と言われるかも・・・

でも「それはそれ。これはこれ。」が両親の信条。
わが子を縛らず、限りなく羽ばたかせてくれる
私の両親は許してくれる。
絶対の愛情に育てられ、守られてきた娘は
アラカンの年になっても、がっつり甘えています。

「昼、何かうまいものを食べてこい」・・・
何日も食べられないのに、一切の不平も不満も
言わず、そう言ってくれる父に甘えています。
だから、サラダパンもくるみパンも美味く
いただきました。

今、父は点滴のみ。きょうは薬の服用もないようです。
「飯は出ないし、薬も出ない。だから俺は寝るわ」
そんな冗談を言って、ベッドに横になっていました。
こんなふうに父もそうですが、母も冗談好き。

病院のナースは「う○ち」を「おべん」と言ってます。
「お便出ましたか?」と聞かれた父・・・
耳が遠いので・・・「は??おでん??」
これはジョークじゃなく、本人的には大真面目。
だから、余計におかしくて。
帰宅してから、母と爆笑!!

私はこれから、おでんを食べるたびに「おでん事件」を
思い出すのでしょうねぇ。
(芥子も付いてるし・・・失礼

もう少しで、ケアマネさんと市の認定調査員が
くることになっています。
今後、介護度がどんどん上がってくるのは
明らかですが、そうとは知らない本人は
認定度を上げるための演技意欲満々です。

私は明日の夜、横浜に戻る予定です。
また、こちらに来ますが・・・・
一人になり飛行機が離陸すると、気の緩みと
どうしようもない感情が湧き出てきて
目を閉じると、涙が出てきてしまいます。

雨とともに、秋が一気にくるのが北海道です。
イチョウの木々にも、銀杏が・・・・

さて、父の病室へ戻りますね。