赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

棟方志功展

2012-09-22 | お別荘の父

昨日はドクターから外出許可をもらい、車椅子ですぐ近くにある函館美術館へ。
病人だから、パジャマにカーディガン(涼しくなりました)。ひざ掛けでOKだと
思っていましたが・・・
「失礼だから、着替えて行く」・・・。
(この律儀さ。まじめさ。残念ながら、私には遺伝してません)

前夜「明日行ってもいいですよ」と主治医が話してくれたらしく
「うれしくて眠れなかった~」と父。

地方都市のよいところでしょうか、館内がすいていて(赤字だと思いますが)
ゆっくりと見て回ることができ、父がとても喜んでいました。

この日、父がお世話になっているかたの車で来た私ですが
美術館にも同行してくださって、車椅子も押してくださいましたが
館内を見ているときは、親子二人にしてくださったりと・・・・
細やかなお心遣い。本当に本当に感謝です。

人生チャレンジ!と言いながら、親戚も知人もいない函館で20年。
少ない人数とはいえ、優しいかたに恵まれた両親です。



真夏日の連続から、いっきに秋風の吹くようになった函館。
私の故郷ではありませんが、私の大切な街になっています。