先日行ったお寿司屋さんで、隣席の会話が聞こえてきた。
「いやあ、もう めんこがって」
ひゃ~~!「めんこがる」。
夫に「意味わかる?」と尋ねると・・・・
予想どおり「わからない」。
めんこい=可愛い
めんこがる=可愛がる。
ずいぶん昔に聞いたような気がする「北海道弁」です。
いえ、今も北海道弁は健在ですが使う世代が老いてきたのか
濃度が薄くなったような気がします。
(私の育った札幌で私の周辺に関してですが)
でも、函館に来ると北海道弁濃度が濃い。
さらに札幌近辺に比べると、東北弁に近いようで
個人差はありますが早口で話されると、道産子の私でも
「はぁ?」と聞き返さなければわからないことも・・・。
そんな訳で「やり直す北海道弁講座」自主トレ(笑)で
図書館から借りてきたのが写真の本ですが
爆笑したのが「春は明け方がいいんでないかい」から始まる
「枕草子」の北海道弁訳です。
他にも「雪国」や「吾輩は猫である」などもあり・・・
笑える本でしたよ。
各地の方言訳の古典があったら、楽しいかも。