赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

ババシャツと<たしなみ>と。

2013-09-17 | My favorite things

こちらに来て、少し落ち着いた頃に
探し始めた「バレエ教室」。

フツウのオバサン対象のお教室は
横浜や東京などの都会では、フツウに
あります。
フツウに沢山。選べるほど・・・。

でも、地方都市では事情が違います。

大人になってから始めたバレエですし
しかも、覚えが悪い。
骨格構造から、バレエには向いてない。
でも、続けたいので探しました。

某カルチャーセンターのお教室に
見学に行ったときのこと。
早めに行って、ロビーで待っていると
生徒らしきメンバーがお教室に入って
いくが、先生らしき人が来ない・・・
やがて、開始時刻になり、見学の
私がお教室に入り、ご挨拶。

カルチャーの担当者が案内してくれるのが
一般的なスタイルだと思っていたので
この段階ですでに疑問が生じました。
カルチャーショック?(笑)

先生はかなりご年配のかたで
はきやすそうな(楽そうな)パンツに
ゆったりチュニック。
なるほど。これでは先生らしき人を
探しても無理だった・・・と納得。

バリバリだった若い頃を彷彿させる
ハリのあるお声と、熱心なご指導は
素晴らしいと思いました。

でも、どうしてもダメだったのが
チュニックの肩から見えた<シャツ>。
4月。こちらはまだ寒かったのですが
色もデザインも、年寄りっぽい正真正銘の
ババシャツは、フツウのオバサンなら
ともかく、夢を売るバレエの先生には
いかがなものか??

レッスンの難易度も問題なく
お教室の雰囲気も良かったので
迷いましたが、残念ながら、チラ見えした
ババシャツが許せず申し込みませんでした。

その後、スポーツクラブのお教室に。

ところが、思いがけない展開で
(狭い街なので、詳細は省略)
我家からわりと近いところに、スタジオを持つ方と
遭遇して今そちらで教えていただいてます。

明るくて楽しく、そして熱心な先生。
相変わらず上達はしませんが、覚えの悪い頭と
カラダに鞭打って、通っています。

トップ写真は、レッスン着・・・な訳ないですネ。
大阪のお友だちが編んでくれたミニチュアの
ドレスです。
こんなケースに入れて飾っていたのを
今回の引っ越しで持ってきました。

寒くなったらババシャツも着ます。
ババパン?だって着用します。
でも、のぞかせちゃいけない場があり
時があるように思います。

それを、たぶん・・・
「たしなみ」と言うのかも。
そして、丸くなりがちな背筋を伸ばすのも
「たしなみ」だとしたら・・・

お酒を「たしなむほど」と言いますが
私のバレエは「たしなむほど」です(笑)