<秋=寂しい季節>のように言われるけれど
そうかな?と・・・思うことがあります。
風が冷たくなるし、舗道には落葉が散ってる。
でも、落葉の下の地面の底に・・・
静かな細い炎が 灯っているような気がします。
穏やかな小春日和の午後。柔らかな日差しを受けながら
高い空を仰ぐと、なおさら思います。
「寂しいだけの季節じゃない」・・・と。
この日(11月1日)。「小春日和」の札幌にいました。
紅葉した木々と空を映した池の水面(みなも)に
ゆらゆらと漂う落葉や水鳥たち。
晩秋のひとひらを切り抜いたような 静かで穏やかな情景は
北海道庁庭の池です。
柔らかな西日を浴びる赤レンガの旧庁舎。
学生時代、すぐ近くのTV局でよくバイトをしましたが
お昼は この庭を横切って グランドホテルへダッシュ。
今思えば学生の分際でと思いますが・・・
当時から食いしん坊でした。
でも、残念なことに 何を食べていたのか全く覚えていません。
ただ 何故か「ピーチメルバ」だけが 美味しい記憶として残っています。
道庁の門近くから撮ったのに、ビルの窓から写したように見える一枚。↓
生まれ育った札幌ですが、街は変わりますね。
知らないビルがどんどん増え「私の札幌」は遠くなりました。
でも、腐っても(笑)札幌っ子!
周辺のビルが写らないようなアングルは押さえていましてよ
札幌時計台。
私の子供時代は ここが市立図書館でした。
席を取るため時計台の周りをぐるりと囲んで待っていた学生たちの姿は
遠い遠い記憶です。
この日の朝、函館から高速バスで。5時間ほどのバスの旅は快適でした。
ホテルに荷物を預けて、市内散策へ。
私は8年ぶり(たぶん)。夫は10年ぶり(たぶん)の「キョロキョロツァー」。
まだまだ写真があるので、続編へつづきます。