薔薇の根元を、ふわあ~っと包むように取り巻いて、か弱い草が花を咲かせた。
まるで夏の軽やかなマフラーをプレゼントされたみたい。
細長い葉の、白い小さな花が咲く園芸種の種が零れ落ちて根付いたのだ、
それとも、小鳥の贈り物・・・と思って大事にしていた。
けれど花は思っていたよりずっと小さく、葉や茎はさらにはかなげで、それとは違った。
小さなマフラーはふわりとかさ高に根元を飾った。
ノミノフスマのように頼りなげに・・・・
結局、引っこ抜いてしまった。
でも、これは――、ひょっとしてコレ (「野の花散歩」さんより)だったのではないか??
<ザクロソウ> 初めて出合ったというのに。
よくよく見ればカワイイ花だったのに。不思議な実だったのに。
中華料理店の前に、植えられたように増殖していた一画が。
タカサブロウ? ではないでしょうか?
特にこれを植えたという風ではなかったです。
たまたまここが気に入ったのでしょうね。
☆タカサブロウ 「松江の花図鑑」さんより☆
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