自転車で走り過ぎながら、ふと淡い色を見たような気がした。そこは、
歩道のツツジの植え込みの根元、車道ぎりぎりの際。
二日後、歩いたときに確かめた。
小さな淡い紫いろの花が、緩やかに世界をくり広げていた。
葉も花も柔らかに、茂り、蔓を伸ばしている。
なるほど、彼らには、そこは安全地帯。
最初は、カキドオシに似ているなあと思っていた.。
だが、カキドオシは名前の通り、どこでもズンズンというたくましさがあって、
こんな可憐さはない。
それに、葉のフチに毛もなく、つるつるしてるしなあ。
花はサギゴケに似ているので、
ゴマノハグサ科であるのは、間違いない。
調べること数日。
<ツタバウンラン>
偶然、同じような思考課程を辿った方のブログで、
この名前を見つけました。
そういえば、今はATMしか置いてない、銀行の
元出張所の外にも生い茂っている(上画像)。
だいじょうぶ。
たしかに そこも安全地帯。
ブログを見て、送ってくださったFさんとOさん宅の
ツタバウンランです。
見事に茂っていますね。
詳しくは さんで。