八重桜もほぼ散り敷き、淡い色を道の端に寄せている。
このあいだ
郵便受けの中に、ティッシュに置かれた、一輪の八重桜の花を見つけた。白っぽい花びらには、ピンクや黄緑の色も混じる。
こんなサプライズを考えつくのは、きっと
Sさんに違いない。
「千葉に行って珍しい八重桜に会ったので・・」とのメールも。
その花の名は、「御衣黄ぎょいこう」というのだった。
お花見客で埋め尽くされていた広場に、ピンクの絨毯。
先日、3時30分くらいに行船公園を通り抜けました。曇り日の平成庭園は鳩たちの天国。思い思いにエサを啄んでいます。。。。おやっ、なにやら首の長いのが2羽?
「あら、カモさん、どちらへ?」
若鳥の感じですが、どうでしょうか。羽の一部が美しいブルーでした。
(カモさんは、カルガモとわかりました。)
こんなに陸の上でくつろいでいる姿はあまり見ません。
『かもさんおとおり』というR.マックロスキーの絵本(福音館)がありましたっけ。
やっぱりお池が恋しいようね。。。
☆”ブルーの羽”のこと・・・・・体に近い側にある「次列風切」。
「翼鏡 よくきょう」と呼ばれ、カルガモの場合は、
色がブルー。 この色が、飛ぶとき、後ろのカモの
目印になるそうです。
羽をたたんだ状態だと、他のカモの翼鏡は、隠れて
しまいますが、カルガモのは、見えています。
間に合いました。まだ咲きはじめのナニワイバラです。
前年、アーチの下の方の枝の剪定が強かったのか、今年は、すかすかの骨組みばかりで、枝があまりありません。茂っているのは天辺ぐらいで、花も少なくて、残念。
去年はと言えば、周辺では隠れた人気でした。「金比羅宮書院の美」展(芸大の美術館)には、この花も描かれている伊藤若冲のふすま絵が展示されていたので、見に行きました。
上は、いつものさくら公園の。蕾には小さなトゲがいっぱい。小葉は3枚の照り葉です。原種の強さがあります。来年を期待しましょう。
ご参考までに、去年のナニワイバラ もどうぞ。
世間では、聖火&ランナーが・・・・、さて、花畑では~
クローバーもアジュガ(本当はもっとムラサキがかった色)も、ランナーを出して、さしずめ匍匐前進で、勢力拡大を図っています。
アジュガは、西洋ジュウニヒトエとも。花がたくさんうち重なって上に伸びて咲くのを、平安の女官の十二単(ジュウニヒトエ)に見立てて付けた名前ですって。シソ科。
数日経って行ってみたら、あらまあ、こんなに四方八方に・・・と言うくらいランナーを伸ばしています。意志は尊重したいのですが・・・。どうしましょう。狭い花畑。
近くのお宅では、玄関脇の植え込みの日陰になっている部分に、この君(アジュガ)が、15センチくらいの花穂を林立させて、ずら~っと勢揃いしています。美し過ぎて?ちょっと不気味な感じも。勝手ながらわたくし、「大奥」と呼ばせていただいております。
クローバーは、シロツメクサ(白詰め草)。江戸時代オランダからガラス器を輸入した際、その詰め物(パッキング)にしたところからの呼び名だそうです。マメ科。
ちなみに、芹も、同じような殖えかたをします。スーパーなどで買った芹を、根を残して(残さずに茎だけでも)水に挿しておけば、根が出てきます。
鉢に植えて花畑の隅に置いておいたら、どんどん外へと逃げ出して広がってしまいました。水辺でなくても結構そだつものなんですね。
それから、特別植えたものでもないのですが、ヘビイチゴも、ただいまシマを拡大中です。