28日午後、西葛西図書館で行われた、友人たちの会、”ラ・メール”のシャンソン発表会を聴きに行きました。先生の奏でる華麗なるピアノの伴奏とともに、シャンソンやカンツォーネなど、心いっぱい、一年間の成果を披露。知っている曲も多く、楽しいひとときでした。
まずは、「恋は水色」を全員で歌い、幕開け
♪枯れ葉よ~♪ 雰囲気ありました。
皆さん、お上手! 歌は、しっとりと心にしみこんできました。友人は、ハスキーな声で、情感豊かに「枯れ葉」をうたいました。
私も、シャンソンは大好きで、よくCDを聞きますが、歌えないのが残念です。
お隣さんの花畑に、この間まで堅い緑色してたのに、すっかり色づいてミカンらしくなりました。
1メートルたらずの木に生っているのは、初めて見ます。
花はたくさん咲いたけれど、いずこも生き残るのは厳しくて、
2個の強者がのこり、温かい色を灯しています。
果たしてこのミカン、甘いか酸っぱいか。
それが分かるのは、かなり後になることでしょう。
そういえば、乾燥させた蜜柑の皮を袋に入れてお風呂に浮かべていましたね。
昔の人の知恵。体も心も温まったような・・・。
町中の墓地のフェンスにぷっくり太ったカラスウリを発見。
これからだんだん色づいて赤くなるのでしょうか 。
近所には二軒のお寺がありますが、町中ながら墓地が隣接。
その二軒とも増築済みであったり、現在増築中です。
中高年対策なんでしょうか。(考えてみれば、確かに・・・)
さて、このカラスウリ、教室仲間のMさんによると、若い実をとってきて、目や鼻をくりぬいて遊んだとか。ハロウィンのカボチャのように、昔の子どもたちは遊んだのですね。
『草花遊び 虫遊び』乙益正隆著(八坂書房)によると、”真っ赤に熟れた実をくりぬいて、中に蝋燭を灯して、赤い提灯を作る”そうな。 インパクトありますねえ。
そんな遊びをおもしろがる子どもや親が、少しでもいるといいなあ。
また、熟した果肉は、ひびやあかぎれのぬり薬に使ったそうです。
キカラスウリの根からとったデンプンが、天花粉だとは聞いたことありますが、ぬり薬は知りませんでした。
そう言えば、ヘチマ水、ヘチマコロンの化粧水、ありましたねえ。
同じウリ科ですし・・・・・。
*ここでアップしているものは、キカラスウリと判明。こちらの果実は、黄色くなるそうです。
参考になるサイトがありましたので、どうぞ。「 白岩先生の植物教室」の
”1年の身近な植物” 9月 のところに、とってもわかりやすく紹介されていました。
少し前の話になりますが、清川 妙先生の講演会のお話の中で、「荷葉」という言葉を知りました。
荷葉・・・・読めませんでした。恥ずかしいことに。
でも、荷風ならば読めます。永井荷風。
けれど、そこからの発想に思いが広がらない貧しさです。
http://www.euzim.net/piece/piece.html#
荷葉は・・・・かよう と読みます。ハスの葉のことです。そして、
荷風とは、ハス(蓮)の葉を渡る風のこと。
ちなみみに、仏像のおわします台座は蓮華座で、蓮の花の形ですね。
薫きものにも、、荷葉のイメージのお香があります。
ハスは、仏教の西方浄土、極楽の象徴。
なにやら、やんごとなき存在なのでした。
そこで、ハタと思い出しました
友人のFさんが教えてくれた、サンカヨウという花の名前を。
白い花がお好きというFさんに相応しい、品のある山の花です。
カタカナだけでは、よく分かりませんが・・・、
漢字で書くと、ほらっ! 山荷葉。
山にある荷葉(ハス)という意味だそうです。
「荷葉」という言葉に繋がれて、Fさんのサンカヨウは、グーンとズームアップ。うれしい印象の花になりました。
久しぶりに三角橋を通りました。新川の遊歩道工事は、大分すすんでいます。
橋の上から、新川橋~浦安方向を撮りました。
この運河を奥(浦安方向)へ進めば旧江戸川へ。手前を行けば中川へと行き当たります。
以前、おっとは、このよく運河沿いの道を浦安の方向、妙見島みょうけんじまの近くまでも散歩しておりました。護岸の塀が高く、道中、運河は見えなかったのですが。
ところで、妙見島というのは、江戸川区にある「島」です。島と言っても、旧江戸川の中洲のような島で、今でも少しずつ島は浦安側に移動しているのだとか。
島の中には工場が多いのですが、人も住んでいます。
ある時期、詩人の草野心平もこの島の住人でした。
さて、新川の右手奥のほうにオレンジ色に見えるのは、運河にせり出したステージ。ところどころにこのような水に親しむスポットが設計されています。水鳥やボラなどの魚影も見えます。
今、工事は新渡橋を過ぎ、奥に見える新川橋との中間あたりまで進んでいますが、旧江戸川までも続いたら、素敵な水辺の散歩コースとなることでしょう。楽しみです。
夏の運河。新渡橋ーー中川寄り(整備済みのゾーンです。)