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ほぼ毎日、近くの公園一周の散歩をしている。
足の弱くなった夫のつきあい(付き添い?)で、
ほぼ400メートルだけの運動である。
変わり映えしない周りの植込みを見ながら、
終われば、”今日の「つとめ」終了?やれやれ”
の心境である。
しかし、なんの変化も無さそうな植込みだけれど、
ついこの間までは葉を散らしていた桜の枝々も、
裸木かと思いきや、もうしっかりと春の準備をして
固い花芽を育んでいるし、
梅の枝などは、いち早く春を知らせようと
たくさんの小さなつぼみを膨らませている。
ヂンチョウゲは、元気な色を兆してーー、
今にもその香りを届けそうな気配。
ふと考えるーーみんな次への準備怠りなしなのであるのに
ついあたふたとしてしまう我が身のこと。
春の準備ならぬ、明日のことすらおぼつかない・・・。
自然に教えられることは大きい。