この花が咲くと、季節はいよいよ冬へ。
キンモクセイ→ ヒイラギモクセイ→ヒイラギ
と続いた、モクセイ科のラストバッター。
寒気を貫く「気」と「貴」のある香り。
トゲトゲのある葉を指で軽く挟んで、息を
吹きかけ、風車のようにくるくると回して
遊んだ日も遠くはない(?)でしょう。
年数が経った木では、鋭いトゲは無くなっ
て丸っこい葉になっています。
クリスマスホーリーと呼ばれる、赤い実の
セイヨウヒイラギ(モチノキ科)は別種。
ビワの花を見るたび・・・といっても、気づ
いてからまだ何年も経っていない。
ビワの実は大好きだけれど、寒い最中に
花を咲かせるこの目立たない花に注目し
たことはなかった。
「11月頃ビワの木の下にたつと、ほのかな
いい香りがするわ」と教えてくれた友、
「コサージュのよう」と、捉えたひとの感性を
思わずにはいられません。
実るのは翌年の6月頃。
まどさんの「ビワ」の詩もたのしい。
桜紅葉がくるくる
先日のこの公園の桜紅葉です。
くるくると風に舞い、吹き寄せられて。
くるくると言えば。。。
こちらも。。。。
Hさんからいただいた付せんです。
Hさん、本当に良かったですね!
”待っていた小春日和”
どんなにかほっとされたことでしょう。
Hさんの心を映すように 、
くるくるくるくると大活躍してくれています。
お手紙が着いた日は、こちらまで、心ぽかぽか。
なんども取り出しては、一緒にくるくる
弾んでいるような日でした。
そして、もう一つ。Aさんから頂いた
花喰い鳥の根付け。
早速お財布につけ、お守りにしました。
良きこと運ぶという花喰い鳥。
誰にとっても、そうあれかしと、
いつも祈っています。
きっと!きっと。
いつも、くるくると舞い歌い、
思いを馳せています。
(2008-11-14 )
サザンカが咲き出したというのに、また、会いましたね。
夏以来まったく見なかったショウリョウバッタ君。
ジャーマンアイリスの葉に休んでいました。
こんなに寒くなったのにだいじょうぶ?
花畑の今は、繁茂する西洋アサガオが、たくさん蕾を持ち、白が咲
きだしました。あとからブルーも続くはず。
こんなに寒いというのに。
薔薇の蕾もまだまだーーアンネフランクの薔薇&マダムシャルルソバージュ。
こんなに寒くなったのに、
☆”みんな頑張っているね!
先日(18日)アップした記事の、「銀座で出会ったもの」の
”樅の木”にコメントしてくださったチヒロさん、
今日の朝日新聞「ひととき」にご登場です。
おめでとうございます!
とりいそぎ。
西葛西へ向って歩いていく途中、
小さなアパートのほんのわずかな植え込みスペースの中に、
薄紫の唇弁花を発見。
5センチにも満たない草丈の割には大きな、ムラサキサギゴケに似た花。
肌寒い日中ですが、その薄紫に光りが宿っています。
ムラサキサギゴケの花期は夏。
ランナーを出してどんどん陣地を広げて行きますが、
こちらは独立した株です。
晩秋までも咲いているこの花の名は、
トキワハゼ。ゴマノハグサ科。
「トキワ」がつく命名には、
花期が晩秋までと長い=「常に変わらない」(常に咲いている)
という意味がこめられているようです。
ほんのささやかな収穫ですが、知ることは楽しくうれしい。