「第5回 くれなゐ楽団コンサート」 ムーヴ町屋です。
今回は太鼓のパフォーマンスのあと、筝の酒井さんのユーモアもありなめらかなMCぶりも心地よ
く、童謡メドレー、昭和メドレー、そのほか今の曲へと進みました。
当日は、リーダーである篳篥の方が、急病でお休みというアクシデントもあって、尺八の方の二倍
の大変さを思いましたが、難なく。
キーボード 、筝、尺八、和太鼓の4名の構成。
曲目にも常に新しいものを取り入れる試みは、素晴らしいです。
ことに、「木綿のハンカチーフ」は、一番お若い、尺八の方の強い思い入れの選曲。これが和楽器
とも合い、しっとりと聴かせてくれました。
(ーー演奏後、会場に現れた尺八の方に友人が、そのことを伝えると、「当時、遠距離恋愛をして
いて、今は結婚して、子どもも生まれましたーーと。」おめでとうございます。)
洋楽では7音ですが、和楽器では5音。その割振りにご苦労があるとか。
アレンジャーでもあるキーボードの方の力があってこそーーなど伺いました。
童謡~クラシックまで、エルガーの「威風堂々」まで聴けるとは思いもよらなかったです☆☆”””
会場はほとんどがシニアでしたが、とても自然体のいいコンサートでした。
くれなゐ楽団
☆ 筝奏者酒井悦子さんは、清川 妙著エッセイ『心はいつも育ちざかり』(あすなろ書房刊)
”チャンスの前髪をつかむ”の中に登場されています。