28日、銀座へ新年のお茶や諸々を買いに行ったついでに、ふと思いついて、築地まで足を伸ばしてきました。
歌舞伎座の前を通り、ずんずん進んでいけば築地に出ることを、方向音痴の私はつい、2カ月くらい前にやっと発見したばかり。
築地で、知っているのは、朝日新聞と、「魚がし煎茶」の店ぐらい。いつか場外市場への入口を確かめたいものと思いつつ、交差点近くのお店で、紅茶やチョコをを買うくらいしか能がありませんでした。
しかし、さすが師走です。
交差点に着くころから、白いレジ袋をふくらませた大勢の人々が途切れなく、行き交っています。交差点を渡って小路へと吸い込まれる人々の後について、難なく場外市場に突入。人を掻き分けイモ洗い状態の中を押されてすすみます。
しかし、せっかく築地に来ながら、きょうは、”見学日に”、という度胸のなさ。
ああ、アレもコレも買ってくればよかった。
(いつも、”あと、一押し”の集中力が足りないです。)
でも、冷凍庫は満杯だし・・・。それにお正月に娘たちが来るとは言うものの、二人暮らしでは、・・・。と、結局、いつもの店で、パック詰め単品2~3と焼き海苔3帖と、新年のお茶(すでに「魚がし煎茶」で買ったのに)を。
そして、唯一のトピックスは、行列について、マグロ丼を食べてきたこと。家族連れや、ひとりの方も並んでいたのに気を強くして。たしかに、活きのよい一切れ一切れ。おいしかったです。
次は、平日に来てゆっくり探検しようーっと。
この、”人の後から、ぼんやりペース癖”今年も健在、を確認した一日でした。
なんとかなだめつつ付き合っていくしかないでしょうね――。
今日も、ベランダの手すりに止まって、アブチロンの赤い花を眺めている、キミ。
今年もまた、里に帰ってきたのね、ヒヨちゃん。
☆もしかして、キミは―ー、
長い尾羽が、平らな地面を歩くのにはジャマですが、毎日、元気に来ます。
☆ある年、まっ黄色なくちばしでベランダに現れて、
「やっぱり若鳥だわ、くちばしが 黄色いもの!」
と、私を惑わせた、あの、キミですか!?
(真相は、椿の花に顔をつっこんで、蜜をたっぷりいただいてきたから――でしたね。)
☆ベランダの洗濯物ハンガーに揺られて、あちこち首を回して、
「何かないかな。ご 飯まだかな」 と催促していた、あの、キミですか?
☆咲くのを楽しみにしていた、黄梅のつぼみや、シクラメンのつぼみを、全部、
デザートにしてしまった、あの、キミですか?
☆しんしんと降る大雪の日に、ベランダで半日も”雪宿り?”をしていった、
あのキミですか!?
お洗濯を半日のばして、俳人もどきの気持ちを味わいましたっけ。
朝顔に釣瓶取られてもらい水 千代女
☆ もしかして――キミは ! ♪~
このおしゃれなポストカードは、長谷川 潔の銅版画です。
横浜美術館での長谷川潔展で求め、 この日を待っていましたの。
☆どうぞ、みなさま、素敵なクリスマスイヴを!~☆
アンネフランクの薔薇
12月16日、朝日カルチャー湘南での講演会は、70名近い受講者の方々が、先生のお話に熱心に耳を傾けました。初めて参加された方も多かったです。
予め、supika さんのホームページ「月の船、星の林に」から、”横浜マサドン”ご夫妻がお見えになるとお聞きしていました。が、偶然にも、私の席のすぐ前の列におられた素敵なカップルが、その方でした!
講演会のもようは、ご夫妻のそれぞれのブログで、こまやかに的確に紹介されていますので、リンクさせていただきました。
横浜マダムのひとりごと
横浜マサドンの庭より
講演終了後は、恒例の、著書へのサイン会となり、大勢の方が並びました。その中の一人の方が、「・・・私も英会話をやろうかなと思っているんです・・」と。
即座に、「なさったら」と、後押しするように確かな先生のお声。
「思っているだけでなく、一歩踏み出すのよ!」そんな励ましにも聞こえました。
また、”定年祝い”にと、この講演会を、上司からプレゼントされた方もいらっしゃいました。新聞で、清川先生のインタビュー記事を読んだ上司の方が、まさにそのひとにぴったりと感じて、申し込んでくれたのですって。今までずーっと、その方はなんと素敵な上司をお持ちだったのでしょう!
講演会は、初めての方も、「また、お会いできましたね!」というピリーターの方も、和やかないい雰囲気の中で、充実した時間となりました。