それは1週間以上も前のできごとでしたがーー
わが家の小さな鉢植えの山椒の木に
託されたアゲハの卵が、
鳥のフンのような色した幼虫になり、
みるみる青虫になって、モリモリと葉っぱを食べ、
もう明日のご飯も1~2枚ほどしかない・・・。
そんなところまできてしまいました。
今までに2度ほども、小さな幼虫までになったのに
――たぶん鳥のお腹に~~
そんなことがあり、
今度こそは~~と
地域の花屋じゅうに電話かけ続けましたが、
季節外れの山椒を置いてある花屋は一軒も無く、
「もう、ホームセンターぐらいにしかないですよ」
の言葉を頼りに、「なぎさニュータウン行き」のバスに飛び乗り、
乗り継ぎ、遥かホームセンターまで行ったのですが、
ーーー最後の望みは絶たれました。
かくなる上は、あの方法しか~~と、
即帰宅。
「小学生みたいなことやっていると笑われるかもしれないけど、
新川まで行ってくるから~~」
以前はよく散歩していた遊歩道の中ほどに、
確かミカンの木があったはず!
幼虫連れて、走り出したのだけれど・・・・
行けど行けど、その場所にたどり着けない・・・
このところ、この道での散歩はお休みしていていたので、
こんなに遠くだったとは~~~
やっとたどり着き、ミカンの葉っぱに幼虫を託し、
遥かな道を帰路に・・・
が、ずいぶんと時間が経過。
すぐ帰ると思っていた「オニの顔」が目に浮かぶが、
スマホ忘れてきた、。。。ついてない。。。
言われることはわかってる。。。が、家へと急ぐ。
・・・・が、大爆発!
ああ、散々な日曜日。
だけど、彼らが、あのミカンの葉で命をつないでいることを、
祈るしかない。
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・・・・・・・・・・
そして、今日—―
丸坊主になっていた山椒の枝に、
3つほどの新芽が萌え出ているのを見た。
嗚呼。