「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

甲斐駒ケ岳

2009年08月23日 21時30分54秒 | 山歩き
「東京から山の国甲斐を貫いて信州に行く中央線。私たち山岳宗徒にとって最も親しみ
深いこの線路を、一たん甲府盆地に馳せ下った後、今度は釜無川の谷を見おろしながら、
信州の方へ喘ぎながら登って行く。さっきまで遠かった南アルプスが、今やすぐ車窓の
外に迫ってくる。甲斐駒ケ岳の金字塔が、岩峰摩利支天を片翼にして、私たちの眼を
おどろかすのもその時である。汽車旅行でこれほど私たちに肉薄してくる山もないだろう。
釜無川を距てて仰ぐその山は、河床から一気に二千数百米も突きあげているのである。
日本アルプスで一番代表的なピラミッドは、と問われたら、私は真っ先にこの駒ヶ岳をあげよう。
その金字塔の本領は、八ヶ岳や霧ヶ峰や北アルプスから望んだ時、いよいよ発揮される」

                             深田久弥 「日本百名山」 より引用抜粋。

------------------------------------------------------------------

この週末、会社の同僚と二人で甲斐駒ケ岳に登ってきました。

土曜早朝南アルプス林道終点の北沢峠着、テント張り。
少し休んでから足慣らしに栗沢山登り、仙水峠からテン場戻り。
夜は星を眺めながらの宴会、楽しい山談議、20時就寝。

8/23(日) 3時起床、4時出発。 真っ暗な山道をヘッデン灯けて進む。

 「仙水峠から見た御来光」      すげー綺麗だった・・



 「甲斐駒ケ岳の雄姿」  右が摩利支天。 いずれも花崗岩の美しい山。


 「甲斐駒ケ岳 山頂」



 「手前に摩利支天、右奥に北岳、左奥が富士山」     嗚呼、絶景かな。。



甲斐駒ケ岳、 名峰でした。

コメント (2)