「甲斐駒に登ろう」 会社の同僚M氏との1年越しの約束である。
8/21(金)
19:00自宅発 → 21:10調布でM氏を乗せ → 0:00芦安P着ビール後仮眠。
8/22(土)
4:00起床、山行準備。
5:00芦安Pタクシー発 → 6:00~6:50広河原バス発 → 7:00北沢峠着。
7:00 「北沢峠」 南アルプススーパー林道にある峠で、甲斐駒や仙丈岳登山のベース地。
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北沢長衛小屋にてキャンプ申込し(1泊500円)テント設営、しばし休息。
足慣らしと登山道下調べにとテン場~栗沢山~仙水峠~テン場往復のコースへ。
この栗沢山は鳳凰山へと続く縦走路途中にある山で、長衛小屋からの道は、
ほぼ一直線の一気の急登であった。 寝不足の身体に応えた~
長衛小屋に戻った後の午後の紅茶ならぬ午後のビールが待ち遠しい。
10:30 「栗沢山山頂」 正面に明日登る甲斐駒の雄姿が。
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11:13 「栗沢山下山中に見る甲斐駒」 その印象は・・ オオーッ!である。
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その後仙水峠まで下り、明日登る駒津峰と甲斐駒を仰ぎ見、テン場まで戻る。
この先は氷河の押し出し?による広大なロックガーデンが我々を待ちうけていた。
岩歩きは歩幅が合わず歩きにくい、一歩一歩一岩一岩慎重に進む。
11:50 「ロックガーデン」 駒津峰と栗沢山から押し出された氷河の名残?
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12:45テン場に戻り川で冷やしたビールで乾杯&昼食。
まずは足慣らし登山お疲れ様でした。 その後16時まで昼寝。
“テント泊登山”
自分は今回初めてでした。今までは日帰り登山ばかりで、泊登山の場合は
きっと小屋泊だろうと考えていたのだ。今回、同僚M氏の勧めでテント泊を
することになったのだが、これが大正解でした。 なにが正解って??
「好きな時に好きなだけ好きなことをやれる、できる」
回りに迷惑のかからない程度に自由にできるし、なにより寝場は個室だ。
ただしデメリットもそれなりある、泊登山と違い背負う荷物の多さや重量、
雨天時や設営撤去にかかる時間、縦走時などは約20kgの重さが効くだろう。
だが今回はメリットの方が多かったテント泊登山だった。
それはここ長衛小屋キャンプ場が縦走ではなく、ベース地として使用したから。
これが大きかった。言わば、自分の家から空身で登りそして家へ帰る、夕方
星を眺めながら酒を飲む、眠くなったら家へ入りシェラフに潜りぐっすり眠る。
それがテント泊登山です。 ベース泊、病み付きになりそう♪
16:過ぎ 「楽しい夕べのひと時」 川で冷やした佐野の地酒をクイッーとね。
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18:30 「ウィスキーはお好きでしょう♪」 寒くなってきた。 冷酒の次はホットでね。
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18:54 「夕闇迫るテン場」 灯りがポヤ~ッとしていい雰囲気。
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皆思い思いのキャンプである。 ランタンの灯りの下、山談議に花を咲かせる。
明日は晴れるかなあ、、 おっ、満天の星だ! おやすみなさい。。。
-----------------------------------------
8/23(日) 月明かりの3時起床。 甲斐駒ケ岳登頂の日。
3:00 起床。 軽い食事、ストレッチ、身支度。
4:04 出発。
長衛小屋前の沢水(美味しい)を2ℓ入れヘッデン灯けて登る。
辺りは闇でヘッデンだけが頼りだが、昨日降りてきた仙水峠からの
道を逆に登るので(初めての道じゃない)、心は余裕であった。
(昨日の足慣らし&下調べは正解であった。 ←M氏の計画)
4:30 仙水小屋通過。
4:50 ロックガーデン通過。
5:03 仙水峠到着。
5:15 「仙水峠からのご来光」
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駒津峰頂上まではキツイ急登。 木の根や枝を掴み登る。
6:34 「駒津峰直下の登り」 手前中央が栗沢山、左がアサヨ岳、右奥が北岳。
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6:36 「駒津峰山頂」 仙水峠から1時間15分。 (標準コースタイムより15分短縮)
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正面にドーンと甲斐駒ケ岳。 すごい岩峰。 どこに道があるんだろう。。
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7:00 すごい大きな岩の六万石通過。
直登コースと巻きコースの分岐。 我々は巻きコースを選んだ。
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7:19 ザレ道を先行するM氏。
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7:28 「摩利支天との分岐」
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六万石を過ぎた先から花崗岩独特の白くザレた岩肌のため歩きにくい。
間違えてズルッっとしたら谷底へまっしぐら、気をつけて進む。
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ここ、花崗岩の最後の急登もキツかった。 大腿四頭筋はパンパンである。
比較的柔らかい?花崗岩のため、足跡が階段状になっている。
その階段を皆が踏んだように自分たちも付けて登る、しかない。
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登って来たザレ道を見下ろす。 足元要注意、少しでもズルッとしたら・・
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頂上までもう少し。 ガンバ!!
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8:00 「甲斐駒ケ岳山頂」 テン場から4時間。 いいタイムである。
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360°の世界を楽しむ。
東・・ 遥か下に甲府盆地が霞む。
南・・ 鳳凰山、富士山、北岳、間ノ岳、仙丈岳。
西・・ 中央アルプス(聖岳、光岳)、北アルプス(穂高連峰、槍の頭)
北・・ 八ヶ岳の峰々。
大満足、凄いの一言、ここにいる者だけの特権。 チョー気持ちいいー!!
「信仰の山」
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信仰の山故、山頂やその周辺には花崗石の玉垣でできた祠や
石碑がいっぱいある。 祭神は大己貴命(おおなぬちのみこと)で、
昔は白衣の信者たちが登山道に続いたそうである。
行動食、水、休息、写真撮りまくり、目に焼き付かせ・・
8:45 下山開始。
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「秋雲と山頂」 遠ざかる頂き。。
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9:00 摩利支天との分岐より、摩利支天へ向かう。
「途中から見た甲斐駒」 右側はスッパリ切れていた。 ゾ~
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「摩利支天山頂」 強そうな神々たち。。
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「鳳凰三山(中央左にオベリスク)と、その上に富士山、と手前にM氏」 感無量。
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「北岳」
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「八ヶ岳遠望」 甲斐駒の東斜面は断崖絶壁の尾根。
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9:40 駒津峰への戻り道。 向こうから登山者たちの列が・・
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10:10 駒津峰着。 行動食、水補給。
10:20 下山開始。
「双児山へと続く道」
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「戸台の谷」 左斜面には高遠側から北沢峠まで続く、南アルプススーパー林道のトラバース路が・・
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その後、北沢峠までずっと続く灌木の中の急坂を一気に下る。
11:50 「無事下山終了」 北沢峠着。
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同僚のM氏、大変お疲れさまでした。
すごく楽しく充実した二日間でした。
またどこかの山を登りましょう。。
-----------------------------------------------
テン場に戻りテント片付け12:55発の広河原までのバスに乗り、
13:30発の芦安行きのバスに乗継ぎジムニーの所へ戻りました。
15:45甲府駅でM氏と別れ、中央高速の渋滞情報に耳を傾ける。
「笹子トンネル渋滞8キロ、その先の上野原を先頭に35キロ・・」
千円効果ですな。。
当初予定の八王子Jctから圏央道、関越道、伊勢崎IC経由を諦め、
R140で雁坂峠、秩父、長瀞、寄居、太田経由のR50で帰りました。
(バイクツーリングでよく走った道、こういう時に役立つものだね)
-----------------------------------------------
行き・・ 4時間。 (自宅~調布~中央高速~甲府昭和IC~芦安P)
登り・・ 4時間。
下り・・ 3時間。 (摩利支天入れる。 ←驚異的速さと自負)
帰り・・ 4時間。 (甲府駅前~下道で帰宅。 ←これも結構な速さと自負)
最後に、、 「Special Thanks. for Mさん」
PS:富士山、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、仙丈岳、木曾駒、
中央アの峰々、剱岳、北アの峰々、八ヶ岳を見てしまった。。
知ぃーらないっと。
8/21(金)
19:00自宅発 → 21:10調布でM氏を乗せ → 0:00芦安P着ビール後仮眠。
8/22(土)
4:00起床、山行準備。
5:00芦安Pタクシー発 → 6:00~6:50広河原バス発 → 7:00北沢峠着。
7:00 「北沢峠」 南アルプススーパー林道にある峠で、甲斐駒や仙丈岳登山のベース地。
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北沢長衛小屋にてキャンプ申込し(1泊500円)テント設営、しばし休息。
足慣らしと登山道下調べにとテン場~栗沢山~仙水峠~テン場往復のコースへ。
この栗沢山は鳳凰山へと続く縦走路途中にある山で、長衛小屋からの道は、
ほぼ一直線の一気の急登であった。 寝不足の身体に応えた~
長衛小屋に戻った後の午後の紅茶ならぬ午後のビールが待ち遠しい。
10:30 「栗沢山山頂」 正面に明日登る甲斐駒の雄姿が。
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11:13 「栗沢山下山中に見る甲斐駒」 その印象は・・ オオーッ!である。
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その後仙水峠まで下り、明日登る駒津峰と甲斐駒を仰ぎ見、テン場まで戻る。
この先は氷河の押し出し?による広大なロックガーデンが我々を待ちうけていた。
岩歩きは歩幅が合わず歩きにくい、一歩一歩一岩一岩慎重に進む。
11:50 「ロックガーデン」 駒津峰と栗沢山から押し出された氷河の名残?
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12:45テン場に戻り川で冷やしたビールで乾杯&昼食。
まずは足慣らし登山お疲れ様でした。 その後16時まで昼寝。
“テント泊登山”
自分は今回初めてでした。今までは日帰り登山ばかりで、泊登山の場合は
きっと小屋泊だろうと考えていたのだ。今回、同僚M氏の勧めでテント泊を
することになったのだが、これが大正解でした。 なにが正解って??
「好きな時に好きなだけ好きなことをやれる、できる」
回りに迷惑のかからない程度に自由にできるし、なにより寝場は個室だ。
ただしデメリットもそれなりある、泊登山と違い背負う荷物の多さや重量、
雨天時や設営撤去にかかる時間、縦走時などは約20kgの重さが効くだろう。
だが今回はメリットの方が多かったテント泊登山だった。
それはここ長衛小屋キャンプ場が縦走ではなく、ベース地として使用したから。
これが大きかった。言わば、自分の家から空身で登りそして家へ帰る、夕方
星を眺めながら酒を飲む、眠くなったら家へ入りシェラフに潜りぐっすり眠る。
それがテント泊登山です。 ベース泊、病み付きになりそう♪
16:過ぎ 「楽しい夕べのひと時」 川で冷やした佐野の地酒をクイッーとね。
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18:30 「ウィスキーはお好きでしょう♪」 寒くなってきた。 冷酒の次はホットでね。
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18:54 「夕闇迫るテン場」 灯りがポヤ~ッとしていい雰囲気。
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皆思い思いのキャンプである。 ランタンの灯りの下、山談議に花を咲かせる。
明日は晴れるかなあ、、 おっ、満天の星だ! おやすみなさい。。。
-----------------------------------------
8/23(日) 月明かりの3時起床。 甲斐駒ケ岳登頂の日。
3:00 起床。 軽い食事、ストレッチ、身支度。
4:04 出発。
長衛小屋前の沢水(美味しい)を2ℓ入れヘッデン灯けて登る。
辺りは闇でヘッデンだけが頼りだが、昨日降りてきた仙水峠からの
道を逆に登るので(初めての道じゃない)、心は余裕であった。
(昨日の足慣らし&下調べは正解であった。 ←M氏の計画)
4:30 仙水小屋通過。
4:50 ロックガーデン通過。
5:03 仙水峠到着。
5:15 「仙水峠からのご来光」
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駒津峰頂上まではキツイ急登。 木の根や枝を掴み登る。
6:34 「駒津峰直下の登り」 手前中央が栗沢山、左がアサヨ岳、右奥が北岳。
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6:36 「駒津峰山頂」 仙水峠から1時間15分。 (標準コースタイムより15分短縮)
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正面にドーンと甲斐駒ケ岳。 すごい岩峰。 どこに道があるんだろう。。
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7:00 すごい大きな岩の六万石通過。
直登コースと巻きコースの分岐。 我々は巻きコースを選んだ。
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7:19 ザレ道を先行するM氏。
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7:28 「摩利支天との分岐」
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六万石を過ぎた先から花崗岩独特の白くザレた岩肌のため歩きにくい。
間違えてズルッっとしたら谷底へまっしぐら、気をつけて進む。
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ここ、花崗岩の最後の急登もキツかった。 大腿四頭筋はパンパンである。
比較的柔らかい?花崗岩のため、足跡が階段状になっている。
その階段を皆が踏んだように自分たちも付けて登る、しかない。
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登って来たザレ道を見下ろす。 足元要注意、少しでもズルッとしたら・・
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頂上までもう少し。 ガンバ!!
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8:00 「甲斐駒ケ岳山頂」 テン場から4時間。 いいタイムである。
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360°の世界を楽しむ。
東・・ 遥か下に甲府盆地が霞む。
南・・ 鳳凰山、富士山、北岳、間ノ岳、仙丈岳。
西・・ 中央アルプス(聖岳、光岳)、北アルプス(穂高連峰、槍の頭)
北・・ 八ヶ岳の峰々。
大満足、凄いの一言、ここにいる者だけの特権。 チョー気持ちいいー!!
「信仰の山」
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信仰の山故、山頂やその周辺には花崗石の玉垣でできた祠や
石碑がいっぱいある。 祭神は大己貴命(おおなぬちのみこと)で、
昔は白衣の信者たちが登山道に続いたそうである。
行動食、水、休息、写真撮りまくり、目に焼き付かせ・・
8:45 下山開始。
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「秋雲と山頂」 遠ざかる頂き。。
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9:00 摩利支天との分岐より、摩利支天へ向かう。
「途中から見た甲斐駒」 右側はスッパリ切れていた。 ゾ~
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「摩利支天山頂」 強そうな神々たち。。
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「鳳凰三山(中央左にオベリスク)と、その上に富士山、と手前にM氏」 感無量。
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「北岳」
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「八ヶ岳遠望」 甲斐駒の東斜面は断崖絶壁の尾根。
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9:40 駒津峰への戻り道。 向こうから登山者たちの列が・・
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10:10 駒津峰着。 行動食、水補給。
10:20 下山開始。
「双児山へと続く道」
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「戸台の谷」 左斜面には高遠側から北沢峠まで続く、南アルプススーパー林道のトラバース路が・・
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その後、北沢峠までずっと続く灌木の中の急坂を一気に下る。
11:50 「無事下山終了」 北沢峠着。
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同僚のM氏、大変お疲れさまでした。
すごく楽しく充実した二日間でした。
またどこかの山を登りましょう。。
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テン場に戻りテント片付け12:55発の広河原までのバスに乗り、
13:30発の芦安行きのバスに乗継ぎジムニーの所へ戻りました。
15:45甲府駅でM氏と別れ、中央高速の渋滞情報に耳を傾ける。
「笹子トンネル渋滞8キロ、その先の上野原を先頭に35キロ・・」
千円効果ですな。。
当初予定の八王子Jctから圏央道、関越道、伊勢崎IC経由を諦め、
R140で雁坂峠、秩父、長瀞、寄居、太田経由のR50で帰りました。
(バイクツーリングでよく走った道、こういう時に役立つものだね)
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行き・・ 4時間。 (自宅~調布~中央高速~甲府昭和IC~芦安P)
登り・・ 4時間。
下り・・ 3時間。 (摩利支天入れる。 ←驚異的速さと自負)
帰り・・ 4時間。 (甲府駅前~下道で帰宅。 ←これも結構な速さと自負)
最後に、、 「Special Thanks. for Mさん」
PS:富士山、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、仙丈岳、木曾駒、
中央アの峰々、剱岳、北アの峰々、八ヶ岳を見てしまった。。
知ぃーらないっと。