「常念岳」
今年最後の北アルプス山行。
雪を被った穂高連峰と槍ヶ岳をもう一度見たくて、
東側の峰である常念岳に行くこととした。
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六十年も前にウェストンが言っている。
「松本附近から仰ぐすべての峰の中で、常念岳の優雅な三角形ほど、
見るものに印象を与えるものはない」 と。
ウェストンもやはりその美しい金字塔に惹かれて登ったのだろう。
彼がその頂上に立ったのは明治二十七年(1894年)の夏だった。
深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。
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10/23(金)
R50~東部湯の丸IC(上信越自動車道)~R252~
松本~豊科~JR穂高駅激写~常念岳一の沢登山口にてビール車泊。
(登山口・・真っ暗な林道の最奥で人っこ一人いず超ー怖かった)
10/24(土)
5時起床おにぎりストレッチ~6:10登山開始。
コースは全体的に、一の沢沿いの斜面をトラバース気味に高度を稼ぐ道。
山の神~笠原沢~胸突き八丁(高度感あるトラ道、転落注意)~
ジグザグ急登~ベンチ~9:20常念乗越着。 (穂高連峰遠望)
常念乗越~常念岳取り付き~岩場登り(雪&氷で滑って危険だった)~
10:40常念岳登頂。 360°遮るもの無し。 圧巻の穂高連峰。
頂上で小1時間大パノラマ満喫。 (気温2℃、風少々、体感はマイナス? 激寒っ!)
11:30下山開始~常念乗越で30分撮影&穂高連峰を目に焼き付かせ。
13:10いよいよ本当の下山開始。 (来年まで北アルプスは封印)
水場、トラバース路、沢道下り、山の神を経て15:10無事登山口着。
(帰路 15:30登山口出発、19:30自宅着)
“夏の喧騒が去った静かな山行” 今回も楽しく過ごせました。
冬眠前の穂高連峰遠望、 中でも槍ヶ岳ををもう一度見られたのが良かった。
「登山開始」 一の沢登山口。 正面真ん中奥が常念岳。 (トイレと相談所小屋)

「山の神」 ちょっとだけ山に登らせてください、絶対無事に帰って来ます! と安全祈願。

「一の沢を登る」 コースは全体的に沢沿いを歩く。 (大水時は避けた方が懸命)

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【一の沢コース概略】
登山口周辺の比較的緩やかな傾斜のカラマツ林を行く。
沢を数回跨ぎ樹間から常念岳を仰ぎ見ながら左右の沢沿いを行く。
気持のいいコメツガ、モミの針葉樹林帯で深呼吸しながら距離を稼ぐ。
胸突き八丁の看板から急登となり斜面を一気に登りトラバース路となる。
(沢側は結構な高度で転落注意の看板がそこかしこに・・)
最後の水場で沢水を補給しジグザグ路を登れば常念乗越に出る。
そこから見る穂高連峰は圧巻。 どうしても一番右の槍に目がいく。
正面の赤い屋根が常念小屋、その左手に綺麗な三角形の常念岳がそびえている。
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「胸突き八丁」 ここから急登で危険なトラバース路。 随所に転落注意の看板が・・

「危険なトラバース路」 山沿いを歩く。 悪天候時は特に注意要。

「常念乗越着」 稜線に出たとたん風が当り寒い! 合羽着た。

「目の前にはドーンと穂高連峰」 もう完全な冬山。 (先々週とは全然違う装い)

「槍ヶ岳」 ~ それは悲しいまでにひとり天をさしている ~

「常念岳 (2857m)」 全部岩場。 雪と氷と浮き石に注意。

「その右手には・・ 」 ずっとこの景色。。。

「常念小屋を見下ろす」 遠くに大天井岳を望む。 (表銀座縦走、宿題だなぁ)

(この辺りでライ鳥のギーギーという鳴き声が。 が姿は確認できなかった)
「コースはあってないようなもの」 頂上が見えるのになかなか着かない。

(氷に足を取られ何回かスリップ、足場がなく下りが心配である)
「常念岳頂上」 360°大パノラマ! (でも激寒ぅー)

穂高連峰が圧巻であった。
それは素人を寄せ付けない冬の形相。
来年の夏までアルプスの山々は冬眠に入る・・。
頂上で昼食。
中にはラーメン食べてる人もいた、 暖っかそー
写真撮ったり景色眺めたり、、 景色眺めたり、写真撮ったり。。
「そろそろ下るよ」 祠の右に槍ケ岳。 どーーーしても、、 槍ヶ岳!

「さらば常念、さらば北ア、来夏まで・・ 」

「で、出たなー トラ路!」 なんか慣れてきたっぺ。 これ最初に付けた人、エライ!!

「沢下り」 辺り一面冬枯れ、 静かな山行。

「無事下山完了」 お疲れさまでした。。

天候・・ 曇り。 (予報では快晴のハズだったが・・)
登り・・ 4時間20分 (標準5時間40分)
下り・・ 3時間15分 (標準4時間10分)
感想・・ 何だか、、 北アにハマってしまった感じ。
コースといい、 山容といい、 その急峻さといい、、 ね。
また来年来ようっと。。。
今年最後の北アルプス山行。
雪を被った穂高連峰と槍ヶ岳をもう一度見たくて、
東側の峰である常念岳に行くこととした。
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六十年も前にウェストンが言っている。
「松本附近から仰ぐすべての峰の中で、常念岳の優雅な三角形ほど、
見るものに印象を与えるものはない」 と。
ウェストンもやはりその美しい金字塔に惹かれて登ったのだろう。
彼がその頂上に立ったのは明治二十七年(1894年)の夏だった。
深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。
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10/23(金)
R50~東部湯の丸IC(上信越自動車道)~R252~
松本~豊科~JR穂高駅激写~常念岳一の沢登山口にてビール車泊。
(登山口・・真っ暗な林道の最奥で人っこ一人いず超ー怖かった)
10/24(土)
5時起床おにぎりストレッチ~6:10登山開始。
コースは全体的に、一の沢沿いの斜面をトラバース気味に高度を稼ぐ道。
山の神~笠原沢~胸突き八丁(高度感あるトラ道、転落注意)~
ジグザグ急登~ベンチ~9:20常念乗越着。 (穂高連峰遠望)
常念乗越~常念岳取り付き~岩場登り(雪&氷で滑って危険だった)~
10:40常念岳登頂。 360°遮るもの無し。 圧巻の穂高連峰。
頂上で小1時間大パノラマ満喫。 (気温2℃、風少々、体感はマイナス? 激寒っ!)
11:30下山開始~常念乗越で30分撮影&穂高連峰を目に焼き付かせ。
13:10いよいよ本当の下山開始。 (来年まで北アルプスは封印)
水場、トラバース路、沢道下り、山の神を経て15:10無事登山口着。
(帰路 15:30登山口出発、19:30自宅着)
“夏の喧騒が去った静かな山行” 今回も楽しく過ごせました。
冬眠前の穂高連峰遠望、 中でも槍ヶ岳ををもう一度見られたのが良かった。
「登山開始」 一の沢登山口。 正面真ん中奥が常念岳。 (トイレと相談所小屋)

「山の神」 ちょっとだけ山に登らせてください、絶対無事に帰って来ます! と安全祈願。

「一の沢を登る」 コースは全体的に沢沿いを歩く。 (大水時は避けた方が懸命)

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【一の沢コース概略】
登山口周辺の比較的緩やかな傾斜のカラマツ林を行く。
沢を数回跨ぎ樹間から常念岳を仰ぎ見ながら左右の沢沿いを行く。
気持のいいコメツガ、モミの針葉樹林帯で深呼吸しながら距離を稼ぐ。
胸突き八丁の看板から急登となり斜面を一気に登りトラバース路となる。
(沢側は結構な高度で転落注意の看板がそこかしこに・・)
最後の水場で沢水を補給しジグザグ路を登れば常念乗越に出る。
そこから見る穂高連峰は圧巻。 どうしても一番右の槍に目がいく。
正面の赤い屋根が常念小屋、その左手に綺麗な三角形の常念岳がそびえている。
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「胸突き八丁」 ここから急登で危険なトラバース路。 随所に転落注意の看板が・・

「危険なトラバース路」 山沿いを歩く。 悪天候時は特に注意要。

「常念乗越着」 稜線に出たとたん風が当り寒い! 合羽着た。

「目の前にはドーンと穂高連峰」 もう完全な冬山。 (先々週とは全然違う装い)

「槍ヶ岳」 ~ それは悲しいまでにひとり天をさしている ~

「常念岳 (2857m)」 全部岩場。 雪と氷と浮き石に注意。

「その右手には・・ 」 ずっとこの景色。。。

「常念小屋を見下ろす」 遠くに大天井岳を望む。 (表銀座縦走、宿題だなぁ)

(この辺りでライ鳥のギーギーという鳴き声が。 が姿は確認できなかった)
「コースはあってないようなもの」 頂上が見えるのになかなか着かない。

(氷に足を取られ何回かスリップ、足場がなく下りが心配である)
「常念岳頂上」 360°大パノラマ! (でも激寒ぅー)

穂高連峰が圧巻であった。
それは素人を寄せ付けない冬の形相。
来年の夏までアルプスの山々は冬眠に入る・・。
頂上で昼食。
中にはラーメン食べてる人もいた、 暖っかそー
写真撮ったり景色眺めたり、、 景色眺めたり、写真撮ったり。。
「そろそろ下るよ」 祠の右に槍ケ岳。 どーーーしても、、 槍ヶ岳!

「さらば常念、さらば北ア、来夏まで・・ 」

「で、出たなー トラ路!」 なんか慣れてきたっぺ。 これ最初に付けた人、エライ!!

「沢下り」 辺り一面冬枯れ、 静かな山行。

「無事下山完了」 お疲れさまでした。。

天候・・ 曇り。 (予報では快晴のハズだったが・・)
登り・・ 4時間20分 (標準5時間40分)
下り・・ 3時間15分 (標準4時間10分)
感想・・ 何だか、、 北アにハマってしまった感じ。
コースといい、 山容といい、 その急峻さといい、、 ね。
また来年来ようっと。。。