「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

九州遠征最終日 (5日目:霧島山)

2011年01月15日 16時42分34秒 | 山歩き
12/28(火)  6日目、 最終日です。


【霧島山(韓国岳)】


泣いても笑っても九州最終日です。    ありがとう九州!!


6時起床、 外はガスガス曇天・・   

本日は予定だと霧島山登頂後そのままえびのICから高速に乗り家まで一っ飛び!(笑)

そんな長丁場に耐えられるよう、 ホテルの朝食をデカ盛りおかわりガツガツ腹一杯食べまくりー!


準備を整えいざ出発。  ホテルを出たとたん路面は凍っていた。。


8時過ぎ、 霧島山(韓国岳)登山口スタート。


雪は降っていないが先は全く見えず。


わけの分からぬまま二合目へ・・


「寒みをー」      ここ九州かい???


冬山やるならは北アと決めていたのに、  まさかの九州だとは・・


えび、 育ってますな。


スボスボ~と行ったり来たり。      遊びも少々入れーの。。(笑)



周囲何も見えましぇーん。   おまけに登山口からズーッと強風で顔が痛い。



Before                                 After
 


そろそろ頂上の標識があってもいい頃なのになあ。  と回りをキョロキョロ。


んっ?   何だこれは??   (この場所、 超強風 & 極寒)

雪を手で払い除けたのにあまりに寒くて手袋取るのがイヤになり写真撮らずでした。





書いてあった内容は・・    「←頂上」    左が頂上??  

雪と風とガスで何が何だか回りの状況全然把握できず。  (これを続けると遭難するんだなあと思った)

大袈裟に言うと、 雪と風に巻かれ一瞬上下左右が分からなくなるほど。

「バババババーーーー 」   というスゴイ音だけで思考能力ゼロ。

でもそんな境遇の中、左上を見上げたらほんの一瞬何かの標識が見えた。


「あれが頂上かな?」  と登り出す。


ウオー!     やっと立てました、 霧島山山頂。

(手で雪を払ったあと撮影)


向こう側はきっと断崖絶壁だろう。。



「修行」  です。


これで九州本土にある百名山制覇です。    結果OKです。 



下山時に見た頂上方面。  あれが頂上標識。  (登山道は雪に覆われ不明ため適当に登った)


下山です。   この道で合ってるよね?  (左側はジェットスライダー、 くわばらくわばら・・)


この辺は立っているのがやっとです。  (前屈みじゃないと風でブワッと持っていかれそう)




無事登山口着。


お世話になった えびの高原温泉ホテル。     (食事&芋焼酎、とてもおいしかった)




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長いようで短かった九州遠征の旅。   これにて終焉です。。。


雪あり、  大風あり、  雪だるまあり、  砂風呂&温泉あり、  芋焼酎あり・・。


“九州行脚”      中身、 スゴーく濃くて大変面白かったです。   (^^v


一番の印象は、、   「30年ぶりの大雪に見舞われた鹿児島」   それを体験できたこと!

(これってある意味自漫してもいいっしょ?? (笑))


次回来る機会があったら、 指宿砂風呂温泉にもう一度入りたい。。


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12時、  えびのICから佐野目指す!!



「帰るゾー!!!」        靴下香るけど絶対無事に家まで帰る!! (爆)



熊本辺りは目の前で雷、 雹(ひょう)、 吹雪、、     目まぐるしく天候変わって怖かったー

その中で一番怖かったのが関門海橋。  右から左へ抜ける突風。   

ハンドル取られ左の海に落ちそうな感じだった。  時速50kmでゆっくり走った。






岩国を過ぎ山陽道へ。

この辺が一番長く感じられた場所。  (山口、 広島、 神戸、  京都、 大阪・・)





懐かしの鈴鹿山脈辺りは横なぐりの雪で前が全然見えず。   (着雪はしなかったけど)



適度にGSを入れ同時にトイレ休憩。  顔を洗いそのまま出発。  気が張っているせいか眠くはならなかった。


走りなれた東名、 箱根、 そして神奈川へ入る頃、 空がしらける時間帯で一番眠かった。。


東京、 用賀IC先の環状線が大渋滞。   即環8へと回避。  これが大正解!!

そのままスイスイと関越自動車道方面へ進み外環から東北自動車道へ。





「みかも山」     佐野ICで降ります。       無事帰って来たぜ、 オレのみかも山。  (^^v





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【九州本土の百名山】


「九住山、  阿蘇山、  祖母山、  開聞岳、  霧島山(韓国岳)」  

登りきりました、 完全制覇しました。


全走行距離 :  3,800km
車中泊    :  九住山PA、 えびのPA
宿泊     :  かんぽの宿阿蘇、 指宿温泉民宿、 えびの高原温泉ホテル
観光     :  天岩戸神社、 指宿温泉砂風呂、 知覧特攻平和記念館、 桜島。

感想・・  九州満喫できました。   日数は短かったが中身濃くスゴク満足できました。 
      この年末休みに実行して正解だった。  (←→年末始は家でのんびり)

      飛行機&レンタカーで指宿温泉にまた行きたい! (ホント気に入った)



ささ、 次はどの雪山攻めようかなー  なーんて。。。    (^^;  


 

新年会

2011年01月13日 22時46分46秒 | 徒然

新年1月早々怒涛の飲み会が続いております。

僕の勤める会社は週に2日は当たり前。   (休日は個人的に相撲観戦などで、、 ハハハ・・ )

で、 その都度カプセルホテル泊。   (飲んだら絶対にクルマの運転はしない ← 当たり前)


「月~金は仕事(飲み含む)三昧、   土日は遊び(家事含む)三昧」


“メリハリ”   が効いてシャッキとしているし、 これはこれで妙に充実しております。。





ソール張り替え

2011年01月11日 22時57分53秒 | 徒然
登山靴の話です。

今履いている靴、 もう5年は使っています。

靴底(ソール)がもうツルツル状態でいつかは交換を!  と思っていたのだが

なかなかショップに行けずで最近まできてしまっていたのです。

で、先日3連休の初日に満を持して行ってきました、 モンベル小山店。

購入したお店は千葉のPAT稲毛にあるモンベル店。  お店は違えど全国にあるモンベル店は

アフター(接客も)が実に充実しており安心して任せられます。 
  


で、 僕の靴を見たお店のスタッフ曰く・・  

「よく使い込んでますねー  しかもグリスアップ等メンテもしていて感心します」   と。。


いやあ照れますな。  ぬははー

ま、でも本当はここまでツルツルになる前に張り替える必要があったハズ。  

それはある意味自分のミスだったかもしれません。  (今日まで安全にいられたから気付かなかったのか)


「道具」   

日頃お世話になっている “モノ” を、  このオフシーズンにもう一度見直そうと思います。



いつでも安全に使えるように、、  ベストな状態にしておくように。。

(身体も当然そうで、 常日頃から十分なトレーニングを積んでおく必要大いにあり!!)



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ああ、 早く戻ってこないかなあ。。     「新品になった僕の登山靴」





九州遠征 (5日目:移動&観光)

2011年01月10日 20時29分42秒 | 山歩き
12/27(月)  5日目です。


【移動&観光】

本日は、 明日への体力維持を兼ねて移動と観光に徹しました。  (休養日とも)


朝民宿を出て向かった先は薩摩半島最南端にある岬、 「長崎鼻」  です。

“昔から旅人(バイク)は何故か岬に立ちたがる”   北海道では当たり前ですがここ九州でもやっちゃいましたー


「長崎鼻」  の先端です。


長崎鼻から見た開聞岳と東シナ海。


その後、以前から見てみたかった場所へ。   「知覧特攻平和会館」  の見学。

涙出ました。  戦争は二度と起こしてはいけません。

(館内写真撮影不可)


海中より引き上げられた “ゼロファイター”             特攻隊員たちの心の寄り処、 富屋食堂。 
 

鳥浜トメさんのことをお母さんと慕っていた。 ほとんどの隊員は出撃前日にこの食堂を訪れていたとのこと。

映画、 「ホタル」 に出ていた食堂。   (現在はセットで中を拝見できる)



渋滞の鹿児島Cityを抜け桜島フェリー発着場へ向かう。


せっかくなので桜島見物など・・



雪を被った桜島。    これはこれで思い出になったかも!?


「寒いー」    風ビュービュー。   噴煙ガンガン。。

道の駅でしばし休憩。                           黒豚ラーメンを食す。     美味しかったよ!
 


島の裏側にある展望台へ行ってみた。    噴煙スゴイね。



口の中が少しジャリジャリ。   服にも火山灰が少々。    道路は真白。   洗濯物は干せなさそう。

洗濯、 掃除、  洗車・・    この辺に住む方たちはどうしているんだろう。。



そろそろ明日登る霧島山近くへ移動する。


霧島神社を過ぎ、、


前日キャンセルしたえびの高原へ近づくと・・


えびの鹿が迎えてくれました。   (^^v



道路は積雪5cmくらいの圧雪路。      ここは九州。。。


登山口近くのホテル、  えびの高原温泉ホテルに泊り体を休めました。


で、 当然飲むお酒は・・    「黒霧島」  (^^v
 


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指宿温泉、  長崎鼻、  知覧特攻平和会館、  鹿児島City、  桜島・・



「鹿児島」      大変面白かったでごわす!!




大相撲観戦

2011年01月10日 00時37分20秒 | 徒然
本日は大相撲初場所観戦に行って来ました。  しかも今日が初日!!

「初場所初日って、 何かいいことあるかなー」

それではいつものようにダイジェスト版でお届けします。

これぞ大相撲ダイジェスト!!  (笑)


会社に行く時間と同じ新幹線に乗り、そのまま通勤定期を使い8時過ぎ錦糸町駅下車。 (爆)

これまたカプセルホテル泊翌日の朝メニューである、 “吉野家 納豆ハムエッグ定食” を食す。


で一駅上り両国駅下車。  蔵前国技館到着。  バックのスカツリを収めた努力をわかってネ♪



8時開場、 8時30分から前相撲スタート。    僕は9時過ぎの序ノ口から観戦した。



賜杯はスゴかった。


将来の幕内を目指す若い力士たちが精一杯相撲を取っている。   これはこれで感動する。


この時間の館内はガラ空き。   ゆったりのんびり館内を散策し早めに弁当確保。


三段目、 十両と進み、その後初日だけ実施の、 役付き力士と理事長が土俵に上がり協会挨拶。


真剣な眼差し。





向こう正面の舞ちゃんも気合い入ってきたかな?


幕内力士たちの土俵入り後、 横綱の土俵入り!!


ジリ、 ジリ、 ジリ・・




館内 「ヨイショ!」 の掛け声。


スゴイ迫力だった。





その後にわかに館内がザワ付いてきて、 皆正面を伺うようになってきた。



急に黒服が多くなってきた。   なんだろう・・。   ザワザワ。。


皆立ち上がって正面を見据えている。


オオ!!!



オオオオ!!!!!


「天皇陛下と皇后陛下」   がお見えになられました。



防弾ガラスなど無しです。     距離、 近っーー!!!



お手を振られております。    僕にも振ってくださいました。  (言葉使い合ってる??)





あ、 あんた、  両陛下の前で・・


背を向けてここでも五輪見せなくとも・・。    (こちらも有名な五輪おじさんでした)


取り組みの後は必ず理事長に質問されているようです。


舞ちゃんもチラチラと陛下が気になるようで・・


ブルガリー!   ガンバー!!


おっと!  横綱が席に着きました。   厳しい表情です。


「魁皇っー!!」     場内に響くよう、 思いっきり大きな声で声援を送りました。(笑)


勝ったー   よかったー。


ここでも思いっきり大きな声で声援しましたー  (^^v

「白鵬ー!!」



何を隠そう白鵬とは裸の付き合いをした仲なんです。

昨年の暮れ会社の飲み会後、 いつものようにカプセルホテルの風呂に入っていたら

いきなり白鳳関(付き人2人と)が入ってきて僕の近くの椅子に座り歯を磨き始めたのです。 

(その時は会社の同僚4人一緒にカプセルに泊った。  皆、生白鵬見られて感激していた)


超感激でした!!    まわしを付けていない横綱と一緒に風呂に入ったのは自漫していいかも!?

(そのカプセルホテルでは以前にもエレベーターの中で、北の海理事長(当時)とも二人っきりになったことがある)


白鵬初日勝って白星。      (写真無いのは相撲見るのに集中していたから)
  

弓取り式。



両陛下のお帰りです。   全員起立し拍手でお見送りしました。







日本人のDNAっていいなあ。。     「天皇」    国の象徴です。


長いようで短かった相撲観戦も終わりです。    (何だかホント短かった)





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「直帰りするのも何だから小1時間くらい飲んで行く?」   と一緒に観戦した仲間を強引に誘い・・ (爆) 

やっぱここっしょ! (笑)   両国駅南口     勝手知ったるこの界隈。 (^^; 



で最後の〆はやっぱりここ!! (笑笑笑)


錦糸町に戻り、 なりたけラーメンで〆  (ドッヒャー!)


その後22時前の新幹線で帰って来ました。  (家着は23時30分)



一度は見たかった大相撲マス席観戦。    面白いし楽しかったです。   またいつか見に行きたい。



   ごっちゃんでした!!!


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九州遠征 (4日目:開聞岳)

2011年01月03日 11時49分25秒 | 山歩き
12/26(日)  4日目です。


【開聞岳】


楽しかったクリスマス(独り車中宴)の夜も明けない6時起床。   外は小雪舞い散る・・

ここは高速道路のPA、 綺麗なトイレもあるし顔も洗える。 準備を整ええびのPA出発。
すぐ先のえびのICで下り県道30号線でえびの高原を目指す。  30分ちょっとで到着。

7時、 韓国岳登山口着。   相変わらず小雪。



う~む、、  山頂方面は真白けのホワイトアウト状態。  もう少し先に移動してみる。

う~ん、、  こりゃあダメだな。   知らない土地の山行、無理はせずキャンセルとした。

(下ではチェーン規制だったためこの時間に他車は無し。 なのでこんな時間に行動してるのは僕だけ
(スタッドレス&4駆はOK)で危険を冒す必要もない)


正面に韓国岳の山頂がある、  ・・ハズ。     雪のつぶが大きくなりどんどん降り積もるよう。


  スゴク寒い~      九州に来てこれほどの雪を経験するとは・・。



スパッと諦め明日登る予定の開聞岳目指すこととした。

R223で鹿児島空港ICから九州自動車道に乗り、鹿児島市街を過ぎた先の谷山ICで下りた。


桜島PAを過ぎ、


R226で鹿児島湾(錦江湾(きんこうわん))を左手に見て、     ずっと雨で景色見えず。。


県道28号線に入る頃(池田湖を左に見て)、 目の前にあの開聞岳がドーンと!!



「うわー  ついにここまで来たんだー」   が正直な感想だった。     感激ですっ!!


開聞岳登山口がある、 ふれあい公園到着。




明日登ろうと思ったがここまで思いのほか早く着いてしまった。 (えびの高原から150km)

天候小雨、 今10時過ぎ。   山頂往復するのは時間的にみても余裕である。      

こりゃあ登るっきゃないっしょ!!!    準備を整えストレッチをして出発。

公園内を通り過ぎると登山口が現れる。


開聞岳は綺麗な円垂形をしている山で登山道はグルッと回り込む形で付いている。
登山道は火山独特の岩と林を抜けて登っていく。  7合目から上はちょっとした岩登りも出てくる。



木の切れ間からちょっと岳見えた下界。(指宿温泉方面)     これが最初で最後に見えた下界。


雨で滑るので慎重に。    辺りは暗い・・。


9合目手前で雨から雪に変わった。  重い大きな雪がボサボサ降り積もっていく感じ。  風も強い。  


この辺から林をぬけ吹きさらし気味になってくるので強風でスゴク寒くなってきた。


オオ!   何だか面白くなってきたゾ!   (結構急だった)


頂上までもう少し。


いきなり鳥居が出現。    安全を祈願した。


雪の岩を滑らないよう気を付けながらグイグイとよじ登る。
頂上直下は雪が多くコースがわからなかった。  右往左往してようやく上へ。

無事山頂着。


雪だるまを作りました。   これ、登っている最中にズッと考えていたこと。  (^^v

「鹿児島南端の開聞岳の頂上で雪だるまを作る!」    記憶に残るだろう。。

(宮ノ浦岳は遠くて危険?なので雪だるま(の時期は)は止めよう(笑))

景色は全然ダメでした。。    今僕は雪雲の中にいます。  そしてここは南国。  信じられません。

下山します。

仙人が修業した縦穴(溶岩の中)がありました。


昼でもなお暗し。


無事下山完了。



駐車場に戻り雨雪汗でぬれた服を着替える。   

「スゲー寒みー、  温泉に入りてーー!!!」


えっ?  晴れてるじゃん!    (頂上のラピュタ雲が取れていく)



●開聞岳 ・・  雪で何見えず寒かったけど何だかスゴク面白かった、 楽しかった。  また登りたい!

(祖母山と違い人家がある安心感からか、鹿児島という明るい雰囲気からか、 “開聞岳” OKです)



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「ささ、 温泉へ」   である。

もう今夜は車中泊せずどこかのに宿に泊りのんびりするゾー!!  (^^v


そう、 向かうは指宿温泉!


駅前観光案内所で今夜の宿探し。   


ひと山登り終えた充実感満足感もあり、 その後の見知らぬ土地の駅前散策や宿探しが楽しかった。

旅してるとこういう  “刻(時間)” ってホント楽しいだよねー   (^^v

大賑わいの駅前メインストリート!


今夜の宿。  安くて綺麗でアットホームだった。  (次回?もここだな)


宿でしばし休憩し例の場所へ向かう。

ハイ、 例の場所到着。(笑)  


you’re  Welcom!

砂むし会館  「砂楽」       本日二つ目の目的な場所。


館の中で浴衣(男女とも下無し)に着替え浜辺へ移動。
 

一度入りたかった砂風呂!


入浴シーン解禁(笑)


皆首だけ出てる。(爆)


砂かけババア(失礼)にやられます。   ハハハ・・


約15分砂風呂に入りました。 
地熱を利用したそれは発汗作用抜群で、適度な砂の重さと相まってとても気持よかったです。

夕方の気持いいい空気に包まれ宿までそぞろ歩き。    そして夕食。

おっ!  さすがここは南国鹿児島、 芋焼酎の揃い踏み。


なになに、 森伊蔵1合で3,000円とな??


ぬ、 ぬわにぃー!    ハイ、 負けました、 即効で降参です。(笑)

庶民の味方、 利右衛門(1合400円) ×2杯で勘弁してやりました。




「鹿児島」   


山あり、 砂あり、 芋ありで(笑)・・   スゴク楽しかったでごわす!!!


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九州遠征 (3日目:祖母山)

2011年01月02日 16時17分27秒 | 山歩き
12/25(土)  3日目です、 クリスマス本ちゃん♪    ・・今日も独りです。(大爆)


【祖母山】


5時30分起床、 軽食、 準備(水をポットで温め3ℓほど用意)、 6時ホテル出発。

実は昨日の登山では、リュックの外ポケットに入れておいたペットボトルの水が凍ってしまい(シャーベット状)、
飲めなかった。  なので今日はホテルのポットでお湯を沸かしペットボトルに入れたのだ。
(冬の登山を(でも九州だからまさかねえ)を少々舐めていたようだ、 反省である)

ここ阿蘇の麓から祖母山登山口まで1時間30分くらいかかる。  真っ暗な道を路面凍結に注意しながら進む。

R57で竹田市手前で県道410号線から7号線に乗り換えた。 この7号線が狭いこと狭いこと。
こういう狭い山間部の曲がりくねった道は以前よりオフロードバイクで走っていたので自分としは好きな道だが、
初めて走る人は少々不安になるような道だ。  しかも、この道でいいんだろうか、本当に登山口へ着くのだろうか
と思わせる寂しい道だし・・。    

そんな寂しい道の先に祖母山の登山口はある。  でも行くしかない。

ハイ、 到着。    回りは深い森。    昨日までのような明るい登山口では決してない。


人家は駐車場手前に古~い家(人の気配なし)がポツーンと1軒あるだけ・・。
そして広く寂しい駐車場には僕のクルマが1台。

なかなかええ雰囲気やないか。    よーし!   行ったるでーー!!!

案内板には往復7時間とある。   えっ? 7時間??
この時期の7時間はキツイ(寒さ)かも!?   絶対怪我無く無事に戻ってこようと誓う。

7時45分出発    出発してすぐの開けた場所での祖母山山頂。

(どの頂きが山頂なのかいまいち不明。 (^^;   & 左上には雪雲が)

先には川があり案内板があった。  コースは二つあり安全な?宮原コースで登ることにした。



橋の先から急登になり一度工事用林道に出た。  
その林道を5分くらい進み下に流れる川を渡る。 そしてその先から本格的な登山道なる。(ひたすら尾根を急登)

渡渉。   向こう側から本格的な登山道がある。(斜面右上に道がある)


キツイ尾根道。   ずっとこんな感じ。    道迷いしそうな山、 という印象。


斜面など少々道が不明な所が多く、赤テープを確認しながら進んだ。   「ちょっと寂しい山だなあ」

急斜面を登り終えた?頃、 三差路に到着。  その三差路を過ぎると今度は身の丈ほどの笹道だ。
この笹道も時折ビッシリ生えている状況もあり、 ヤブ漕ぎで進む場面もあった。 (ちょい怖ワ)



稜線に出たとたん強風が体をガシガシ叩いてくる。 
笹中でも強風だったが笹に守られ風の直撃は受けなかった、そのかわりゴー!という音はズーッと聞いていた。

「馬の背」   左側は断崖絶壁。    この辺から雪が舞ってきた。


通過する時は強風で飛ばされないよう身をかがめて渡った。  ちなみに鎖等一切なかったよ。


「鎖場」   写真では簡単そうに見えるが右足下は・・・   見ないように、 見ないように。。


9合目無人小屋。   宿泊時はお金を箱に入れるそうな。  勿論誰もいない。


ここから先はまた急登になった。  しかも道は積雪5cmくらいで斜面は凍っていた。
アイゼン付けていない(クルマに置いてきた)ので、回りの小枝や根っこを掴みながら登る場面もあった。


「祖母山山頂」      -5°  強風、 ガスガス、 視界なし、 極寒。


比較的広い頂上。   晴れていれば阿蘇山や久住山を遠くに見渡せるそうだ。(ヤマレコで見た)


吹きさらしで寒いのと一人で寂し過ぎるので写真数枚撮ってそそくさと退却。

そして無人小屋まで戻り下山に向けて腹ごしらえ。 と言ってもゆっくり食べたわけではなく、
そう、 周囲数キロ以内には僕一人、そして後ろの無人小屋の雰囲気がこれまたすこぶるいいので
食べ物を水と一緒に腹の中に流し込んでサッサと下山した、  が正しい表現だ。  (^^;
(凍ってポロポロ落ちる2日前に買ったおにぎり&チョコレートを水と一緒に腹に流し込む)


「登る時期が違ったかな? 5月のGW辺りが最高かも。 人もきっといるだろうし。」   

(年末休みを利用し九州5座制覇となると少々のマイナス思考や行動はあり得る、 ということを逆に学んだ)

それでも焦って怪我などしないよう出発前にはストレッチと深呼吸は忘れない。 (心身をリセットさせる)

何だかよく分からないルートが続く。    (登ってきた道なのにちょい不安)


ホントこの山はルート案内に乏しい感じがした。 それは幾つものサイトにも書かれている。
ここで道に迷ったらお終い。 なので赤テープをずっと追いかけ下りていった。

このテープは絶対見逃せない。   (この山はリボンじゃなくテープ巻きのため見落とし易い?)


これがまた下向いて歩いているから道が分からなくなった時があった。  (ヤバー) 
(落ち葉が登山道を覆い一瞬分からなかくなった)
ふと上を見上げるとなーんか先が変でおかしいのだよ。   (3回あった)
ヤバイ!と思いすぐに上まで戻り最後に確認したテープを探す。   (ドッヒャー)

もう少し “派手派手な赤リボン” を望みます、 ルン♪ ←ここはひとつ可愛いくしておこう。(笑)   
(って他人のせいにする僕は未熟者)


天候と気温に不安があり、下山は少々飛ばし気味に下りた。  

無事下山完了。 山頂付近は厚い雪雲に覆われていた。

(往復約6時間。  真冬はもう少し早出がいいかも)


駐車場に戻り着替えて移動。  


いい感じの県道。   (狭くて長くちょい寂し)


真ん中でライト消したらホント真っ暗闇でした。   (^^;


こんなトラバース路を延々走ります。    (僕は楽しいけどね)



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(閑話休題)
2年前だったかな? 北海道の “知床岩尾別YH” で百名山を目指す若者と知り合いになった。
その若者が言うには、 「僕は公共の足(電車orバスでタクシーは入らない)で登山口まで来て登り、公共の足で帰る」 と。
それを聞いた僕は、公共の足が無かったらどうするのか、 と尋ねたところ徒歩で行く、と。

登山口まで公共の足がない百名山は結構あると思う。 この祖母山もその部類だろう。 そして登山口まで歩くとなると・・
(群馬県にある皇海山などガタガタな超難路を1時間以上走ってやっと口に着く。 あそこはキツイ)

それともうひとつ、 たとえその「公共の足」があったとしても街から遠く離れた登山口まで来てその日のうちには登れまい、
どこか周辺でビバークするしかないだろう。 荷物も増えるし体力面や天候面から考えても危険度は増すハズ。

本来の目的の 「登山」  からはかけ離れてしまう感じがするのは僕だけだろうか・・

ま、 世の中には自転車で廻って百名山を登る輩や徒歩ダーなど冒険家?たちはいっぱいいるけどね。
って、 ちょっとだけ自分も “そっちの世界” に足を踏み入れているのかもしれないが。。
(僕もバイクで全国走り回っていた(安旅廻り)からその気持ちは痛いほど分かる)

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そんな県道7号線を1時間走りやっと街へ出た。     そして県道沿いの神社へ立ち寄った。

「天岩戸神社」






大変厳かでした。



その後、 明日登る予定の韓国岳(霧島連山)近くまで移動し高速道路のPAで車中泊とした。


九州自動車道 「えびのPA」 にて車中泊。



●祖母山 ・・   登山口へのアプローチは遠い、 ちょっと寂しい山行、 コース不明瞭あり。



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そして今夜は高速道路のPAに停めたジムニーの中で、 独りクリスマスキャロルを歌うのであった。。。


「讃美歌109番  (Silent Night)」

清し この夜 星は光り
救いの御子(みこ)は 馬槽(まぶね)の中に
眠り給う いと安く

清し この夜 御告(みつ)げ受けし
牧人達は 御子の御前(みまえ)に
ぬかずきぬ かしこみて

清し この夜 御子の笑みに
恵みの御代(みよ)の 朝(あした)の光
輝けり ほがらかに


メリークリスマ~ス♪   



PS :  ああ、 暖かい部屋でケーキを食べたい・・ 





謹賀新年

2011年01月01日 16時09分30秒 | 徒然
 
 
つたない日記ですが自分なりにコツコツ書いていきます。

 
本年もよろしくお願いします。     



(朝日森天満宮初詣出 (天神様))