中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

江南の旅-紹興⑤-

2006-11-07 17:51:39 | 中国のこと
 ホテルに面した道路の向こうに自由市場の建物があり、朝食前に行ってみた。まだ早かったので買い物客は多くはなかったが、中の店はもう開いていたり準備したりしていた。さまざまな生鮮食料品や乾物、加工品など、種類も数も豊富だった。デコレーションケーキや雑貨も売っていた。人が集まって来たらかなり混雑するのだろう。興味を引かれて見飽きなかった。

果物




野菜。日本にはないもの、どういうものなのか見当のつかないものもあった。



魚。水槽の中で跳ね泳いでいて、いかにも新鮮そうだ。タウナギなど日本では食材にしないものもあった。



鳥の加工品。隣の店では犬の肉も売っていた。


 
豚肉。中国の自由市場ではおなじみの光景。大きな塊で売る。スライスしたものなどはない。



鳥類。アヒルや鶉など生きたまま売っていて、客は買うとそれをぶら下げて、市場の中の捌くことを専門にしている店に持って行く。実に手早く捌いていた。



市場の外に朝食を売る屋台が出ていて、仕事に出かけるような人達が立ち寄って買って行く。注文すると油条(youtiao)と言う細長い揚げパンを、クレープのような薄い餅(bing)と言う皮に包んで渡す。油条は中国では豆乳に浸けたりして、朝食としてよく食べられる。おいしそうでもあるし、作る手際がいいのでしばらく見物していた。