中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

秋色

2006-11-29 10:34:29 | 身辺雑記
 朝、川向こうの山を見るときれいに色づいていた。何日も前にそうなっていたのだろうが気がつかなかったので、何だか一晩のうちに山が衣替えしたような気がした。このところ11月も末だと言うのに暖かい日が続き、この2、3日などは街を歩くと汗ばむくらいだったが、夜は適当に気温が下がっていたのだろう。常緑樹の間にあるいろいろな樹木が紅葉して山は緑、赤、黄のまだら模様に変わっている。北の地方や高い山の、目にも鮮やかな全山錦と言うわけにはいかないが、それでも秋が深まったという感じがする。やがて葉は落ち、時には白く霜が降りて寒々とした風景になり、春が来るといっせいに若葉が萌え出してくる。何の変哲もないごく普通の見慣れた山だが、季節が巡るとその折々の変化を見せてくれる。




近所の稲荷神社の社叢も色づいた。


柿は葉を落とし赤い実だけになっている。