中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

山菜のてんぷら

2010-05-06 09:19:13 | 身辺雑記
 Hg君たちと花巡りドライブに行った途中にある道の駅やJAの販売所に立ち寄った。その土地の農家が出している野菜や山菜は新鮮で、つい買いたくなるが私には手があまるからトマトだけ買った。Hg君夫人は道の駅が好きで立ち寄りたがり、寄るとあれこれ買う。タラノメやコゴミを見ると「明日てんぷらにしましょう」と言った。Hg君の家で皆で食べようということで賛成した。最近はHg君の家でよく食事をする。Hg君夫人はなかなか料理が上手い。先だっては私がふとワカサギのてんぷらが食べたいなと言うと、別に催促したつもりは無かったのに、しばらくして呼んでご馳走してくれた。

 私はフライやてんぷらなどの揚げ物が好きで、妻はよく作ってくれた。妻は揚げ物が上手で、広島にいた妻の母が送ってくれた牡蠣をフライにすると、私には絶品に思われたものだった。妻がいなくなってしばらくの間は自分で揚げ物をしたが、自分ですると食べようとするときには冷めてしまってあまり美味くない。それに揚げ物の油など後始末が面倒なので、近頃はしなくなった。それだけに揚げたそばから食べられるHg家のてんぷらは非常においしいものだ。

 花巡りドライブの翌日にHg君の家に行ったがHr君も来て、準備を手伝った。彼は小難しい食通ではないが、食べることには興味があり、自分の食べるものも丁寧につくっているようだ。Hg家で食事をするときには鍋物でもてんぷらでも彼が「奉行」になってくれる。

 材料。上から右回りに、コゴミ、木の芽(筍飯用)、ユキノシタ、タラノメ、ウド、エリンギ。


 ムカゴ(零余子)。ヤマノイモの葉の付け根にできる珠芽。ふかして塩をまぶしてある。なかなか美味いものだ。これも道の駅にあった。


 準備が整ったところで揚げることになるが、ここは例によってHr君の出番で、手際よく揚げていく。いつもながら手つきがよいのに感心する。


 からりと揚がった山菜はとても美味しい。次々に手が出て堪能した。